やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

醍醐味

2015年12月11日 | 日記(息子・小4)

息子が体育の時間に挑戦している「台上前転」

クラスで一人だけマットの上でも前転が出来ずに、悔しい思いをしていました。

寝る前に少しずつ練習していたのですが、家では、とうとううまく回れませんでした。

 

ところが、ある日、お風呂で息子が私に教えてくれました。

「あのな、マットの上やけどな、前回り出来てん!」

 

「ほんまに~!? すごい! やったやん!!」

私が喜ぶ顔を見て、息子も少し照れたように、でも、すごく嬉しそうな顔をしていました。

 

それから、1週間ぐらい経ってから、学校から帰ってくるなり、

「ママ、ママ、2段やけどな、跳び箱で『台上前転』が出来てん!!」

との息子の報告に、

「すごいね~、よく頑張ったね~!!」

と、思わずぎゅ~っと、息子を抱きしめました。

 

「体育の時間ぎりぎりでな、もう1回だけやってみようと思ってやったら、最後の最後に出来てん!!」

と、誇らしそうな息子に、

「すごいすごい! 最後まで諦めへんかったからやなぁ!!」と、すでに涙目になってる私。

 

この喜び、これこそ子育ての醍醐味だと思います。

 

何度練習をしても、家ではうまく前転が出来なくて、

「出来なくても、練習した分は〇〇の力になってる。今出来なくても、いつかきっと出来るようになるよ!」

と、息子に言ってきたけど、本当に出来るようになってよかったです。

 

先生方が根気よく、丁寧にご指導してくださったおかげだと思います。

最終的に、息子は、跳び箱3段での台上前転が出来るようになりました。

前転が出来るようになりたいと、家で一生懸命練習していることを、担任や通級の先生にお伝えしておいてよかったと思いました。

 

たとえ、台上前転が出来なくても、苦手なことを頑張る息子をえらいと思っていました。

こうして、一緒に喜ぶことが出来て、本当に嬉しいです