やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

サッカーが前に進むきっかけになる?

2021年10月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックに行ってきました。

 

この日のカウンセリングは、息子が1時間、私が10分ぐらい。

 

「どんなご様子でしょうか?」

 

「調子が悪いです。

この半月、一日も学校に行けませんでした。

学校に行く意思はあるのか、制服に着替えて行こうとするのですが、『無理や。』とか、『怖い。』って言って、行けなかった日が何日もあって・・・。

『怖いって思うのは、学校が〇〇の居場所じゃないかもしれへんから、無理していかんでもいいんやで。』って、言ったら、『そんなん分かってる!』とか、逆に『分からん! 分からんから何も言わんといて!』って言われました。

部活で先輩と一緒にサッカーがしたいという気持ちがあって、簡単には割り切れないのかもしれません。」

 

「でも、昨日、八か月ぶりぐらいに、スタジアムにサッカーを観に行ったんです。

その二日前から、リフティングをしたり、腹筋をしたりもして、ちょっと元気が出てきたみたいです。

 

「そうみたいですね。

本当にサッカーが好きなんですね。

『サッカー部に行けるようになって、そこが自分の居場所になったらいいのに』というようなことを言ってました。」

 

「そのためには、学校へ行かないと・・・。

もう、ちらほら単位の取れない科目が出てきてます。

それなのに、まだサッカー部に見学にすら行けてないんです。

前回、調子が良くなってきたかな、と、期待する気持ちがあっただけに、ちょっとショックです。」

 

「波がありますからね。

揺れながらも、間違いなく良くなっていますよ。

『人と話をするときに、自分にはこういう欠点がある。』とか、冷静に自分を見つめられているようです。

口調にも違いが感じられます。

サッカーが前に進むきっかけになるといいですね。」

 

続く診察では、息子は、

「調子が悪いです。」

と、答えていました。

 

「そう。眠れてる?」

「はい。」

「ご飯は食べれてる?」

「はい。」

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

 

「調子が悪そうです。

前回、やっと上向きになってきたかな?って感じがしていたのに、この半月、一度も学校に行けなくて、外に出るのも怖い感じで、週一回の療育も、行くには行ったけれど、落ち着かなくて何も手につかない感じだったようです。」

 

「何か調子が悪くなるきっかけがあったんでしょうか?」

 

「う~ん・・・、別になかったと思うけど・・・。」

と、息子。

 

「もしかしたら、文化祭やその準備の期間だったせいかなと思ったりするのですが・・・。」

と、私が言うと、

「それは違う!

単に疲れてただけや!」

と、息子は否定しました。

 

「次のカウンセリングは12日後ですね。

もうしばらくは、このままの薬で様子を見させてください。」

 

今回も「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方されました。

 

通院の翌日の今日、なんと、息子は朝から登校しました。

保健室で休み休みだったそうですが、7時間最後まで学校で過ごして帰ってきました。

 

カウンセリングのおかげ?

 

それとも、一昨日観戦に行ったルヴァンカップで、セレッソ大阪が勝利して決勝に進んだから?

 

それとも、それとも、今夜のワールドカップアジア最終予選、サッカー日本代表が本当に負けられない大一番に挑むため?

 

色んな事が、息子の今日の頑張りを後押ししているのかもしれません。

 



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