やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

息子の朝と学校と薬

2016年06月16日 | 日記(息子・小5)

息子は、朝、学校へ行く前に、特に不安が大きくなってしまうようです。

 

今朝も、何度もハグしにきて、いざ学校へ行く時間になっても、私の手を握ったまま。

緊張を解こうとしているのか、何度も大きく呼吸をしていて、思わず、「学校、お休みする?」と、言ってしまいたくなるほどです。

玄関でもう一度ハグして、ハイタッチして、「行ってらっしゃい!」と、大きく声をかけなんとか送り出します。

息子は、「行ってきます!」と、何度も私の顔を見ながら玄関を出て行きます。

 

火曜日、息子を送り出してから、メンタルクリニックでの話を担任の先生に電話でお伝えしました。

そして、試しにリスパダール内服液と水(この薬は後味が悪いので、息子はすぐに水を飲みます。水筒のお茶は薬の成分が変わってしまうため一緒に飲めません。)を持たせているので、様子がおかしかったりしんどそうなときに、先生から薬を飲むよう、声をかけていただくようお願いしました。

それで様子を見て、1週間後にもう一度病院に行くことになっているため、しばらくの間、放課後に学校での息子の様子を連絡していただくことになりました。

 

その日、息子は、元気に学校から帰ってきました。

けれど、話を聞いてみると、4時間目に気持ちがしんどくなって我慢が出来なくなり、給食の前に自分で薬を飲んだようです

 

「お薬飲んで、どうやった? しんどいの治った?」と、私が聞くと、

「治った。」

「眠くなったり、だるくなったりはせえへんかった?」

「せえへん。元気になった。」

 

自分で勝手に薬を飲んだことにはびっくりしましたが、調子は良さそうです。

その日はサッカースクールだったので、着替えて、自らスクールへと出発しました。  

 

その後にかかってきた担任の先生からの電話では、息子は、特に問題なく過ごしていたようで、朝の始業時間前から友達と楽しそうに話をしていたということでした。

 

「朝は、なかなか学校に行きたがらなくて、このまま不登校になってしまうのではないかと不安に思いながら送り出しているんです。学校に着くと元気にしているんですね。」

と、私が言うと、先生はびっくりしたように、

「朝から友達と楽しそうに話していましたよ。

なので、このままお母さんが背中を押して、学校に登校させてあげてください。」

と、おっしゃいました。

 

不安は不安でも、もしかすると、私との「分離不安」が出ているのでしょうか。。。

 

学校での息子は調子が良さそうだったようで、先生は、息子が薬を飲んでいたことを知りませんでした。

調子が悪くなったという4時間目も、先生から見て普段と変わった様子はなかったということです。

薬を飲んだ後の授業も、眠そうにしたり、ぼ~っとした様子もなかったようです。

 

「調子が悪いのを感じて、自分で薬を飲めるということは、〇〇君の成長の証でもあるのかな、と、思います。」

と、先生はおっしゃいましたが、息子が薬を飲むことに対して、私は少し不安を感じました。

安易に薬に頼ることを覚えて、依存してしまわないかと心配になったのです。

息子に、きちんと「薬」の話をしなければならないと思いました。

 

『薬を飲んだら先生から連絡がくるようになっているので、〇〇が自分で薬を飲もうと思ったときにも、必ず先生に一声かけるように』と、言おうと思っています。

薬は、使い方を間違えると怖いものになるということと、〇〇はまだ子どもなので、大人の人に声をかけないといけないということを教えたいと思いますので、お手数をおかけしますがよろしくお願いします。」

と、お願いしました。

 

まだ子どもである息子にとって、薬に対する親の態度は重要です。

必要以上に恐れることはないけど、必要最低限に正しく服用する大切さ、勝手に飲まない、安易に飲まないことを教えていきたいと思います。


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