神エホバはイスラエル人の幕屋の移動に当たって、聖霊の働きの雲によって、ご自分の民が安全に移動できるように保護されたことが記されていました。引き続き神エホバがモーセに伝えた内容が次のように記されています。
「エホバはモーセに言った。「あなたのために銀のラッパ2っ作りなさい。銀を鍛造し作り、民を呼び集めるためと宿営を畳むために用いなさい。ラッパが2っとも吹かれたら、民全体が会見の天幕の入り口いるあなたたちの所に集まらなければならない。1っだけ吹かれたら、イスラエルの数千人を率いる長たちだけがあなたの所に集まる。
音を震わせてラッパを吹いたら、東側に宿営している人たちが出発する。2度目に音を震わせてラッパを吹いたら、南側に宿営している人たちが出発する。各部隊が出発する際に、そのように吹くべきである。
会衆を呼び集める時にもラッパを吹くべきだが、音を震わせてはならない。祭司であるアロンの子たちがラッパを吹くべきであり、その用い方は法令として代々ずっと守るべきである。
もしあなたたちの土地で、攻めてくる侵略者たちと戦いを始めるのであれば、ラッパで軍隊召集の合図をすべきである。あなたたちの神エホバが思い出し、敵から救ってくださる。
祭りの月初めという喜ばしい時にも、全焼の捧げ物と供食の犠牲に向けてラッパを吹くべきである。神(エホバ)はあなたたちのことを思い起こす。私はあなたたちの神エホバである」(民数紀10:1~10)。
神エホバは上の聖句に記されている通り、モーセを通して2っのラッパを作るように命じられました。そしてはラッパを吹くのは祭司のアロンの子たちの役目であることを指示されています。ラッパは民の召集の時に用い、吹き方で召集の内容が異なっていました。当時の通信手段のなかった時代に、多くの民を招集するにはラッパは有効な手段であったことが分かります。
引き続きモーセはイスラエル人の幕屋の分隊がどのように順番に移動したかを記していますので、次回にお伝え致します。
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