聖書の巻末の啓示の書には、偽りの宗教帝国(政界中の偽りの諸宗教の団体)を「大いなるバビロン」、「大娼婦」として記し(啓示17:1,5)、神エホバが間もなく「大娼婦」を処断することを予告し、そこに所属する人々に、共に滅びることを望まないなら「彼女から出なさい」と、忠告をされています(啓示18章)。さらに、「大娼婦」の手に持つものは「黄金の杯」であることが描かれています。この「黄金の杯」の中身は何でしょうか。啓示の書に次のように記されています。
「・・・さあ、多くの水(一般人類社会)の上に座る大娼婦に対する裁きをあなた(使徒ヨハネ)に見せよう。地の王たち(諸政府)は彼女(大娼婦)と淫行を犯し、地に住む者たちは彼女の淫行のぶどう酒に酔わされた。
そして彼(七人のみ使いの一人)は、霊の力の内にわたし(ヨハネ)を荒野に運んで行った。そこでわたしは、冒とく的な名で満ちた、七つの頭と十本の角を持つ緋色の野獣の(主要国家と国連の)上に、ひとりの女(大娼婦)が座っているのを目にした。また、その女は紫と緋で装い、金と宝石と真珠を身に飾り、手には、嫌悪すべきものと彼女の淫行の汚れたものとで満ちた黄金の杯を持っていた。そして(大娼婦の)額にはひとつの名が書いてあった。それは秘儀であって、「大いなるバビロン、娼婦たちと地の嫌悪すべきものとの母」というものであった。またわたし(ヨハネ)は、その女(大娼婦)が聖なる者たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た」(啓示17:1~6)。
上の聖句に示されている通り、「大娼婦」の実態が明らかにされています。大娼婦は「多くの水の上」、つまり、一般人類社会の上に坐しています。しかし大娼婦は裁きを受けることも記されています。この裁きについては啓示18章に記されています。さらに、地の王、諸国家の政府が大娼婦と淫行を犯す、つまり、連携を結んでいることを教えています。さらに大娼婦は、七つの頭と十本の角を持つ緋色の野獣、つまり世界の主要国家及び国連の上に座っていることが記されています。その大娼婦は手に「黄金の杯」を持っています。「黄金の杯」の中身は何でしょうか。中身は「嫌悪すべきものと彼女(大娼婦)の淫行の汚れた物とで満ちた」酔わせる「ぶどう酒」です(啓示17:2,4)。簡単に中身を言えば、神エホバから出ていない嫌悪すべき、人間自身の考え出した教えで、人々を欺き酔わせる教えのことです。しかし、その欺きの教えは、ありがたいものにに見える「黄金の杯」の中にあり、人々を酔わせる、つまり欺く器として描写されていますので、注意が肝心です。皆様方も政府と公然、あるいはひそかに手を結んで淫行を犯している宗教団体をご存知に違いありません。そのような諸宗教団体を聖書は、「大娼婦」として教え、その手には「黄金の杯」があり、その淫行のぶどう酒・偽りの教えで人々を酔わせていることを教えています。神エホバは「彼女から出なさい」と警告されています(啓示18:4)。聖書を注意深く調べ、彼女から出られた方々は幸いです。
爽やかや 切り花出荷 道の駅 今日の一句
道の駅の鉢植えの「トレニア」