城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

3年振りの蕎麦粒山 ◯年◯月◯日

2020-05-12 20:34:25 | 山登り
 蕎麦粒山(1296.6m)は、どこから見ても格好が良いので、登りたいと言う人は多い。しかし、登るとなると標高差約1000m、時間にして4時間程度、さらにジャンクションから最低鞍部のところどころの不明瞭な道と笹藪を覚悟しなければいけないので、それなりの体力と経験が必要である。もちろん、かつては現在の道すらなくて、五蛇池山への道と途中で分かれ、5時間以上の笹藪、シャクナゲの藪の道であったことに比べれば、大したことはないとベテランは言うであろう。3年前にこの山に初めて登り、それなりの体力が必要だと実感した。そして今回登り、藪は少しずつ増えつあると思った。

 今回は、既に冬も含めて何回も登っているいつものEさんと20台のK君。そして鈍足の私、おまけに暑いのが嫌い、果たして体力がもつかどうか少し心配。駐車地からすぐに大谷川を徒渉するのだが、適当な場所がない。テープがあったところは、靴を濡らしてしまいそうだったので、少し上流から徒渉、最後は大ジャンプ、何とか渡ることができた。

 徒渉地点
登山道に取り付いて、いきなり間違えた。急に右上の斜面に登るところ(下りで確認すると赤テープがあった)、直進してしまった。不安定な橋が出てきて、道が不明瞭となった。Eさんがすぐに本来の道を見つけてくれた。まずはジャンクションまで600m以上の急な道を登る。途中から蕎麦粒山が見えてくる。

 最初に見た蕎麦粒山

900mを過ぎると傾斜が緩やかとなり、一登りで1000mのジャンクションに到着。辺り一面新緑がまぶしい。これから最低鞍部まで笹藪が続く。

 ジャンクション

 ジャンクションから見る蕎麦粒山

 ジャンクションのすぐ先

 笹藪の道は両手で笹を払いながら進む。明瞭な道がときには不明瞭となると道を間違えるが、すぐに本来の道を見つけることができる。この点グループだと誰かが見つけてくれるので、安心できる。3年前には最低鞍部には雪があったが、今回はない。

 最低鞍部
休憩後、今回最もきつい270mの登りが始まる。最初はなだらか、時にシャクナゲの花を見る。

偽ピークに何回かだまされる。

 赤のシャクナゲのつぼみ

 山頂手前 タムシバとシャクナゲ

1時間以上かかって、やっと山頂に着いた。登頂の楽しみと言えばビール、旨い!!今回はカップラーメンに代えて、冷やしていないたぬきうどん(つゆが辛くて失敗)。白山はまだ残雪豊富だった。

 山頂

 左小蕎麦粒山 右五蛇池山

 遠く白山

帰りも何回か道をはずす。ジャンクションからの下りはEさんの早いこと、約50分で徒渉地点。いきなりマムシに遭遇した(おじさんはそのマムシを見ていないが、先日城台山で見かけた。まだ小さかったが、他の蛇のように逃げていかない。このため、ストックで引っかけて道の外に放り出した。)。今回はテープのあるところを渡った。よく見ると適当な間隔に置き石がしてあり、難なく渡ることができた。

 ジャンクションまでの道が付けられた尾根を駐車地から望む

コースタイム 駐車地7:00→ジャンクション8:40→最低鞍部9:30→山頂10:40~11:25→駐車地13:50


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