城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

再び貝月山へ 22.2.10

2022-02-10 19:15:13 | 山登り
 私は月に2回か3回山行を計画する。自分が行きたい山を選べるのと自分の都合の良い日を選ぶことができるからである。都合の良い日とは母親がショートステイに入っていて、家内の助けをする必要がない日で、今のところ月の半分程度である。そして、呼びかけるのはここのところかなり限定されている。最低の条件は、雪山にあっては、ワカンやスノーシューで登り3~4時間歩き通すことができる人ということになる。山ともは必ずしも多くないので、常連のEさん、Yさん、Mさん時にダブルOさんということになる。この中にはEさん、Oさんのように素晴らしい能力を持った人もいるし、私程度の人もいる。いずれにしてもその能力を私がきちんと把握できている人である。

 いきなり、面倒くさい理屈を言ってしまった。今日はもともと伊吹山ということでメンバーを募った。ご承知のように伊吹山のある関ヶ原や米原市には5日と6日でどか雪が降ったので、急遽登る山を1月13日に登って悪天等のため敗退した貝月山(1234m)に変更した。水曜日の日に参加予定であったEさんがワクチン接種後の副反応で熱を出し、不参加となった。加えるに10日の天気はあまり良くないとの予報だったが、テンクラではBであり、雪は降るものの風は弱いとのことで、予定どおり実行することにした。メンバーも常連はYさんのみで、そこに私の昔からの山ともIさんとここのところよく登っている名古屋のOさん、そこにEさんが紹介する初対面のKさんが加わった。

 やっと本論にたどり着いた。貝月ゲレンデまでの道は完全に除雪されていたことにまずは感謝を申し上げたい。もちろん、その経費は、納税者である私が一部を負担している(今回揖斐川町の住人は私だけ)。ゲレンデに着き、準備を整え、ゲレンデに出た。雪は結構固くて、意外と沈まない。さらにトレースはゲレンデの上方まで伸びている。今日メンバーで確認したのは、11時までに小貝月に到達していない場合、そこで引き返すということだった。ゲレンデを登り切り、林道から登山口に取り付いた。先行者のトレースは最初夏道から後半は尾根を忠実に登っていた。その分傾斜がきついので汗が噴き出る。第二リフト終点からの道と合流するところまで約1時間と少し、ほぼ前回と同じくらい。もちろん前回と比べると雪の量は格段に多くなっていた。Yさん、Kさんと先頭を変わりながら登って行った。

 貝月ゲレンデ 7:53

 10:08

 夏道だと右側が大きく崩れ、確か「まむし注意」という看板があるはずのトラバース道を歩いていると斜面に雪洞が掘ってあった。前に登ったグループが作ったものだと思われた。しかし、その雪洞の場所はおそらく西風が強く吹くので、場所としては望ましい場所ではないと思った。そして、そのすぐ先でトレースは消えた。いよいよ私たちが一番乗りすることになった。基本は尾根道をできるだけ忠実に登ったが、雪庇も出ていて、少し木の生えている側に寄りながら登って行った。なかなか小貝月山が近づいてこない。制限時間の11時も迫って来ている。その前から少し小雪がちらつきだし、ガスも少し出てきて、廻りの山々も見えなくなっていた。

 10:45 休憩

 11:06 予定の11時を過ぎた 少し先には小貝月があった

 小貝月への登りの先頭をKさんがもっぱら務めた。彼女の履いているのはプラスチックでできた軽量のワカンだが、極めて快調に登っていく。彼女が「11時を過ぎました。どうしますか?」と尋ねてきた。風は弱く、少し気にはなるがガスも急速に広がる気配はないので、小貝月まで行くことに決めた。そして11時半に小貝月山(1226m)に着くことができた。

 小貝月を目指す 

 小貝月から貝月山山頂を望む 展望台が見える 2m程度足の部分が雪に埋まっている

この小貝月遠くから見ると結構かっこ良い。左側は結構な段差があるし、回りに木もない。ここで昼食としたいところだが、ガスが気になるので30分ほど引き返したところで昼食とした。Oさんの生チョコ、Kさんの甘酒の提供もあった。下りはできるだけトレースがないところを快調に降りて行った。登りは苦しいが、下りは自分の好きなところを下ることができるので、雪山の楽しさは倍増する。

コースタイム ゲレンデ7:55→小貝月山11:30(ここで引き返す)→12:00~12:30昼食→ゲレンデ13:48

地形図は略

※iPhoneの宣伝ではないが、iPhoneで撮った写真とオリンパスのタフ5で撮った写真を見比べると断然iPhoneの写真が明るいのが分かるだろう。ただし、実態としては、タフの方が現実とマッチしている気がする。
大ダワでも両者の違いがわかるであろう。タフ5を用いるのは、iPhoneだと手袋(反応する手袋があるが、インナーは反応する手袋、外はテムレスを使っている)を脱ぐ必要があるからである。

 

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1 コメント

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Unknown (奥揖斐山荘)
2022-02-11 04:20:41
Kさんのラッセル凄いですね、2番手が離されています。私らのグループに入ってほしいですね
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