宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
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日本ーW杯出場決める、日本チームの底力はどうして生まれたか

2013年06月05日 | スポーツ

 4日、会議終了後の、カーラジオで、W杯のアジア最終予選、日本ーオーストラリア戦の実況放送を聴きました。後半36分、豪州に先制された瞬間、日本の敗戦を予感させられました。しかし、終了間際、豪州選手のハンドでPKを得て、本田が決めて引き分けに持ち込み、W杯出場を決めました。ドラマの連続の展開だった。

 今日5日の新聞各紙は一面で、昨夜の結果を大きく報じていました。朝日新聞の潮智史編集委員は、「チームへの献身や代表としてプレーする責任。求められるスタンダードが目に見えて上がった。それを選手自らが作り出した分、負けても崩れにくいチームになった」と書いています。この秘密を解き明かしてくれたのが、「しんぶん赤旗」の和泉民部記者の「記事」でした。

 和泉記者は、連敗していた日本チームに2つの変化があったとして、次のようなことを紹介しています。 一つは、6月1日の練習前のミーティング。予定の時間を大幅にこえ、監督だけでなく選手からも、意見や質問が相次いだ。「いままではあまりなっかたこと。でも僕らも意見を言って、お互いに話をしないと埋まらない」(長谷部)と、それぞれに思いのたけをぶつけ、戦術的な理解も深めあったこと。もう一つは、試合に臨む姿勢。DF吉田は、「気持ちの面で強い気持ちをみせるべきだった」といい、DF長友も「メンタルの部分でも勝つために何をするか」と強い口調で反省を促していた、と紹介しています。

 同記者は、「日本は一つの試練を乗り越えた。そしてこの2つの点は、W杯にむけてもさらなる成長のカギになるのではないか」と指摘しています。チームをまとめ、勝利への力を引き出す。そのためには、徹底した意見交換を通じた信頼関係の構築がいかに重要かを教えてくれています。私たちは、「全国は一つ、神奈川は一つ」をモットーにして活動していますが、参議院選挙に勝利するために「必要不可欠な意識改革」を痛感させられました。