宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

”JAはTPP反対貫く”萬歳会長訪米で表明、安倍政権の裏切り明白

2013年06月14日 | TPP関連

 [ワシントン=時事](「しんぶん赤旗」13日付)「訪米中のJA全中の萬歳章会長は、11日、ワシントンで記者会見し、日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加について、『JAグループは引き続き反対運動を展開していく』と述べ、米通商代表部(USTR)のカトラー代表補ら関係者と会談し、日本の交渉参加反対の決意を伝えた」と報じました。

 萬歳会長は会見で、「カトラー氏のほか米議会や農業団体関係者との会談を踏まえ、『TPPは聖域なき関税撤廃が原則だという本質はかわっていない』『日本は参加すべきではなく(個別の品目の関税維持などをめぐって)条件(闘争)に入るような状況ではない』と強調しました」また、「同会長によると、カトラー氏は会談で『日本政府は全ての品目を交渉テーブルに載せて、包括的で高い水準を目指すことに合意している』と述べたといいます」

 私は、この記事を読み、萬歳JA会長らの勇気と努力に心をゆさぶられました。日本の農業と国民の食料、、地域社会、日本経済への深い思いを感じました。一方、安倍政権の国民への裏切りに強い怒りを覚えました。私も候補者としてたたかった昨年の総選挙で自民党は、「TPP反対!ウソつかない」というポスターまで張り出していたではなかったか。そして、いま、「守るべきは守る」と交渉参加に突き進んでいますが、こうしたこともウソであり、アメリカいいなりであることが明白になりました。

 日本共産党は、食料主権、経済主権を尊重した互恵・平等の経済関係を発展させることを掲げ、実現をめざしています。自国の食料のあり方につて自国で決定する食料主権は世界の流れです。人類の未来の基盤ともなるものではないでしょうか。