宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

自民党参院選公約ー開き直り、公約破り、ごまかしの3点セット、自共対決鮮明に

2013年06月23日 | 選挙

 自民党が20日発表した「参院選公約」で、安倍自民党総裁・首相は、「政権発足から半年、大胆で次元の違う経済政策『3本の矢』によって、日本を覆っていた暗く重い空気は一変しました」と開き直りました。新聞社の世論調査でも、75%(読売)、78%(朝日)の国民が「景気回復の実感を感じない」と回答してます。総選挙公約を裏切り、TPP交渉への参加と原発再稼働へ。そして、「憲法を国民の手に取り戻す」と改憲を「正当化」しています。

 昨年の 総選挙時点では、まだ隠されていた自民党の本音が出てきました。政権に復帰し半年、「虚構の高支持率」に気分を良くしてか、暴走しています。国会論戦でも、日本共産党以外の野党が安倍政権の応援団化し、まともな論戦ができない事態も自民党を有頂天にさせていることも見過ごせないことではないでしょうか。

 自民党の「参院選公約」で、憲法が最後に登場します。「現行憲法のすべての条項を見直し」、「憲法を、国民の手にとりもどす」と書き込みました。「天皇陛下は元首」「国防軍の設置」、憲法改正の発議要件を「衆参それぞれの過半数に緩和」することも明記されています。自民党の「憲法改正草案」には、憲法第97条「国民の基本的人権の保障」は全文削除されています。その自民党が、臆面もなく「憲法を国民の手に取り戻す」とはどういうことなのでしょうか。自民党の憲法論の中には、現行憲法のもとのまともな『国民』論は見当たりません。

 日本共産党は、現行憲法をすべて守り、生かします。参議院選挙は、いよいよ自共対決が鮮明です。比例5議席獲得と神奈川選挙区で、はたの君枝さんの議席獲得を果たすことは日本共産党しての国民、県民への責任であり、本領発揮が求められるたたかいいとなってきました。