参院選公示まで1週間となりました。昨夜は業者後援会の決起集会が開かれました。都議選の大きく、大切な教訓と参議院選挙に生かしたい教訓を報告しました。参加者は、都議選の議席の倍増を喜び合いました。同時に、比例5議席の獲得とともに神奈川選挙区では、はたの君枝さんの議席を獲得するチャンスが訪れていることを感じているようでした。しかし、「不安」も同時に感じているようでした。
この10年来、国政選挙で勝利できなかった、「負の遺産」は、簡単には拭いきれないものがあることは事実です。こうした時に大事なことは「何か」を改めて自分自身に問い直しています。一つは、政治はだれのためにあるのか、国民が求めている政治とは何か、その国民の求めている政治に応えるための、自民党型政治への「批判力」と、その政治を変える「改革力」に対する確信の問題ではないか、と考えています。
もう一つは、国民が発展させてきた歴史への信頼ではないかと考えています。日本国民が発展させてきた政治的到達点として憲法が制定されたのではないでしょうか。いま、日本の国民は、自らの努力で大きな逆流、妨害を乗り越えて、この憲法を生かし、新しい社会をつくるための力を発揮することが求められているのではないでしょうか。その後押しをし、共に努力する役割が日本共産党に期待されているのではないか、と考えています。いつでも、どこでも、どんな場合でも国民とともに。