宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

注目の堺市長選挙、日本共産党は現職の竹山氏勝利に全力をあげます。「堺のことは堺で」

2013年09月08日 | 選挙

 9月15日告示、29日投票で、大阪・堺市長選挙がおこなわれます。日本共産党は橋下・「維新の会」による堺市つぶしから堺市の自治と自由を守る一点で、竹山修身氏(現職)の勝利のために共同する立場を明確にして、全力でたたかうことを明らかにしています。また、自民党や民主党も竹山氏を支持していることなどから、なぜ、共産党が竹山氏を支援するのか、などの質問も寄せられています。現地では、維新の会・橋下共同代表は、「竹山市長は自分の地位を守るために自民にも民主にも応援を受けようとして、あろうことか共産党の応援まで受けている」(「しんぶん赤旗」7日付)と「野合」攻撃を展開していると報じられています。

 今回の堺市長選挙の最大の争点は何でしょうか。橋本・「維新の会」の「大阪都構想」のために、その候補者が市長を乗っ取って堺市を分解して、こわすことを認めるか、認めないかにあります。そして、大阪市と堺市の二つの政令市を分解してこわすという橋下・「維新の会」の「大阪都構想」の野望をゆるせば大阪全体の自治がこわされることになります。

 「竹山氏は、都構想で堺が二つや三つに分解され、税金が府(「都」)に吸収されるなどとということはあってはならない。都構想は百害あって一利なしだと批判しています」(「しんぶn赤旗」7日付) また、竹山氏の実績はどうでしょうか。「前回当選後、市民の声を取り入れて堺東駅前再開発ビル建設計画(350億円)などの大型開発を中止。子ども医療費助成を中学校卒業まで拡充し、国保料を4年連続引き下げる(合計8282円)など暮らし応援施策を前進させてきました」(同前)

 「竹山氏は、東京都の制度により試算すると、堺市が『大阪都』の特別区になった場合、堺の市税収入約1300億円のうち約460億円(約35%)が、『都』に吸い上げられると説明しています」(同前) 求められているのは、堺市の廃止ではなく政令市の権限と財源を生かした市民の暮らしの一層の充実です。橋下氏の声ではなく、市民の声で動く「自治都市・堺」の発展ではないでしょうか。

 竹山市長を自主的に支援する「住みよい堺市をつくる会」の構成団体でもある日本共産党が、広範な市民と「堺つぶしノ―」などの一致点で共同し竹山氏を応援することは当然ではないでしょうか。