昨夕、市田忠義書記局長を迎えて、「日本共産党について語り合うつどい」が、江の島の「かながわ女性センター」で開かれ、300名以上の党内外の方々が参加し、発言に、拍手、笑いが何度も起こるなど、「演説会」とは違う「楽しい交流の場」となりました。
参加する前に、激戦の真鶴町議選で黒岩のり子候補の勝利のために、緊急の電話による「よびかけ」の依頼があり、「つどい」への参加が1時間ほど遅れてしまいました。
会場に到着したときは、市田さんの話は終わり、プログラムは最近入党された方の発言・質問の時間となっていました。
① 教員をされていた党員は、「自分の言葉で党を語りたい。どうすれば語れるようになれるでしょうか」と発言、② 8月に入党したという大学生は、「綱領を読んで、日本共産党への考えが根本から変わった。 自由と民主主義に関係するところに感動した」と発言し、「学問の自由をうたう、大学で学生の自由が制限されている、どう思いますか」と質問していました。 ③「党には、若い人が少ない。どうしたら若い人達が入党してくれるようになるでしょうか」という発言・質問もありました。
市田さんは、事前の質問と会場からの質問が、12問ほどあったと報告し、其々の質問に50年の党員生活、活動の体験を踏まえて丁寧に答えていました。
特に、党活動では、「党員がもっている得手を大いに発揮してほしい。 何でもできることも大切ですが、誰でも得手もあれば、苦手なところもあります。 むしろ、そうした党員が多くの方から信頼を得て元気に活動しています」という発言には、今後、多くの方々に入党していただき、楽しく、元気に、学び合い活動して党員、支部をつくっていく上で大切な指摘であることを改めて感じました。
また、「入党すると組織に縛られるのではないか」という質問に答え、規約にも触れながら次のように語りました。「日本共産党の規約第5条は、党員の権利と義務について決めています。その第1項では、『市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす』こと、ですが、このことは、国民、市民としては当然のことではないでしょうか。 さらに、第6項では、『党の会議で、党のいかなる組織や個人にたいしても批判することができる。
また、中央委員会にいたるどの機関にたいしても、質問し、意見を述べ、回答をもとめることができる』こと、第5項では、『決定に同意できない場合は、自分の意見を保留することができる。 その場合も、決定を実効する』こと」、そして、この規定の根本に、日本共産党の自由と民主主義を党の組織の在り方、運営ににしっかり生かしていることを明らかにし、「かけがいのない人生を、確かな羅針盤をもって、生きてみませんか」と語りました。