日本共産党の志位和夫委員長は8日、米大統領選挙でバイデン氏の当確報道が出されるなかで、次のようなコメントを発表しました。以下、「しんぶん赤旗」10日付より、紹介させていただきます。
「米大統領選は、8日になって、米国主要メディアが、民主党のバイデン前副大統領の当選確実を報じている。バイデン氏が、米国が一方的に離脱した気候変動対策のパリ協定や、脱退を表明している世界保健機関(WHO)を通じたパンデミック対策などで、どのような政策を提示するかを、注目してきたい」
「日米関係については、これまでの異常な従属関係を抜け出し、対等・平等の日米関係を確立する立場にたって、対していきたい」
日本のメディアもバイデン新政権のもとでの日米関係に注目して報道しています。菅首相は、9日午前、「日米両国は自由、民主主義、普遍的価値を共有する同盟国だ」「日米同盟をさらに強固なものにするため、インド太平洋地域の平和と繁栄を確保していくため、米国とともに取り組んでいきたい」と述べています。
こうしたなか、「読売」紙10日付が、11月6日~8日に行った世論調査結果を掲載しました。(回答数1080人)私が、特に注目させられたには、「日米関係」でした。以下、その部分を紹介させていただきます。
「日本は、アメリカとの同盟関係を重視してきたこれまでの方針を、今後も維持すべきだと思いますか、それとも見直すべきだと思いますか」
・維持すべきだ 67
・見直すべきだ 27
・答えない 6
「今後の日本とアメリカの関係について、期待と不安では、期待の方が大きいですか、不安の方が大きいですか、それとも期待と不安が同じくらいですか」
・期待の方が大きい 15
・不安の方が大きい 29
・期待と不安が同じくらい 55
・答えない 2