NGT研究生・安藤千伽奈が地元長野でふるさと大使
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NGT48の研究生・安藤千伽奈(19)が、地元長野・御代田(みよた)町の「ふるさと大使」に起用された。先月30日には、同町内で委嘱式に出席し、小園拓志町長から委嘱状を受け取った。今後は活動を通じて、故郷の魅力を発信していく。その意気込みを聞いた。
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町の魅力を内外に伝えるために新設された「御代田町ふるさと大使」第1号に抜てきされた。
「お話をいただいた時は本当にビックリして、『エッ!?』って固まってしまいました。人生で2度とない機会ですし、私で大丈夫かなという不安もありましたが、たくさん勉強して、NGT48の活動を通じて県外の方に魅力を伝えていければと思います。まずは『みよた』と読めるように広めていきたいです!」
長野県の中東部に位置する、自然豊かな御代田町で生まれ育った。
「御代田は四季をたくさん感じられる町で、レタス、キャベツ、白菜などの高原野菜もおいしいです。小学生の時には、白菜農家さんのところに収穫のお手伝いに行ったこともあります。野菜は近所からいただくことが多かったので、今新潟で暮らしていて、自分で野菜を買うのも新鮮だったりします(笑い)」。
郷土料理の1つは「おに(煮)かけうどん」だ。
「野菜がたくさん入っていて、給食のメニューにもなっていました。小さい頃からよく食べていて、イベントとかになると必ず出てきます。最近はお店が少なくなっているのですが、おいしいのでぜひ食べてもらいたいです」
グループには、西村菜那子(23)曽我部優芽(18)と長野出身が3人いる。
「1つのグループで長野出身が3人いるというのもなかなかないことだと思うので、長野の良さもアピールしていきたいです。もちろん新潟は、ラーメン、笹だんご、ポッポ焼き、イタリアンに、枝豆に、栃尾の油揚げと、ご飯がおいしくて大好きです!!」
研究生メンバーからは「お母さん」と呼ばれているという。
「休みの日は洗濯して、スーパー行って…『今日、この野菜が安かったんだよね』とか話しているので(笑い)。頼りにされるのはうれしいです」
今後は再開が予定されている劇場公演に向けて、気も引き締めている。
「公演をできていない期間が長かったですが、この自粛期間で何も進歩がなかったり、皆さんをがっかりさせないように、表情豊かに、踊りもきれいに見せられるようにしたいです。表現力は誰にも負けたくないので、これからもしっかりと磨き上げていきたいです」
◆安藤千伽奈(あんどう・ちかな)2001年(平13)1月13日、長野・御代田町生まれ。18年1月、第3回AKB48グループドラフト会議で、NGT48チームN3に4巡目で指名され加入。特技は自炊、ブリッジ歩き。好きな言葉は「私は私らしく」。愛称「あんどぅー」「ちかな」。血液型AB。
◆長野県御代田町 長野県中東部、浅間山南麓の北佐久郡に位置する人口約1・6万人、面積約58・8平方キロの町。年間を通して涼しく、降水量が少ないため、レタス、白菜、キャベツなどの優れた高原野菜が特産。精密機械工業、食品加工と製造業も盛ん。町内には、96年開業の本州初のカーリング専用ホール「カーリングホールみよた」がある。
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