皆さんお元気でしょうか。というか、元気じゃないのは「春眠」から「夏眠」に移行しているKABUだけ、鴨。さて、KABUは6月下旬に川崎市の同じ新百合ヶ丘エリア内ですが引越ししました。詳しくは記事後半を読んでいただくとして、忙しく慌しいものの私は元気です。ということで、記事タイトルにもあるように「元気のでるKABU特製カレー」のレシピを公開します。実は、梅雨明けの前日、昨日、2010年7月16日、引越し記念に久しぶりに自分でも作った。その際の画像も紹介します。
KABUのカレーは、要は、トマトカレーです。
そうブログ仲間の亀井さんの好きなあれ。
・亀井さんちの超☆チープなのに激ウマだった外食
http://blogs.yahoo.co.jp/roots5770/28874313.html
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:小田急読売ランド前~京王よみうりランド編(結)
-記事の最後にトマトカレーの感想を5行程書いています。
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/02ccc8c7a61ea235a166e25036873db5
畢竟、KABU特製カレーのコンセプトは
すっきり、さっぱり、すっぱく、
でも、味のボディーは強靭
而して、「すっきり感」「さっぱり感」を出すためにKABUのカレーは、
①一切、油は使わない! よって、タマネギも炒めず塩水であく抜きをする!
②味のバランスを壊す「イモ類」「穀物類」は使わない! よって、ジャガイモも入っていない!
③同じく味のバランスを考えて肉の分量も極小化している!
④同じく味のバランスを考えてカレールーの分量も極小化している!
⑤野菜の生臭さに負けないように「出汁」と「香辛料」には一工夫している!
というもの。自画自賛、というか我田引水の前口上はこれくらいにして、早速、材料を紹介しましょう。16皿分です。実際、昨日は25センチの深鍋2個を使い16皿分作りました。
まずはトマト。上の画像では分かりにくいと思いますが、直径がセブンスターの縦巾の1.3倍くらいの、それはもう立派なトマトさんでした。流石、新百合ヶ丘駅の駅向うまで足を延ばして(というのも、現在は距離的には小田急百合ヶ丘駅がKABUの最寄り駅なのですよ)地元のJA産地直売所で求めただけのことはありました。
後は、タマネギとニンジン ←見れば子供でもわかるってばぁ!
そして、香辛料と出汁の材料(KABU特製カレー的には牛肉も出汁の材料なのです)
最後に真打登場! というか、「黄門様=ジャワカレー」と「風車の弥七=トマトジュース」。自分で調合してカレー粉を作るのは無謀なこととして、(職場の同僚に食べてもらったり、行きつけの居酒屋に差し入れしたり、合宿研修で振る舞ったりと)市販のカレールーをいろいろ試しましたが、このカレーにはハウス・ジャワカレーの辛口が一番あうようです。
さて、昨日作った16皿分の材料代は以下の通り。
新百合ヶ丘の物価は高いのか安いのか。
皆さんどう思われますか。
ということで、「作り方」の公開に移ります。といっても、油でタマネギを炒めない、牛肉のあく抜きにちょびっとこだわるという点だけが違うだけで、本質的には普通のカレー調理法とそんなに違いがあるわけではありません。これ(↓)です。
まずはタマネギとニンジンをカット(P1)。ここでニンジンの皮むきをお忘れなく。「すっきり感」が台無しになります。而して、トマトの(皮の)湯剥きも同様です(P3)。ついでに言えば、ローレルの葉っぱの回収もこれまた同じ(O3)。
湯剥きしたトマトをぐちゃぐちゃにします(P3)。私はスーパーとかで生物を買うと付けてくれるような透明のビニール袋を「手袋」にして手で潰しますが、ミキサーでも味はそう変わらないと思います。ただし、不思議なことにジューサーでやると「すっぱさ感」が乏しくなり、なにより、「味のボディーは強靭」は全然駄目。で、ホールトマトは論外、トマトピューレは問題外の外。
なぜだろう。
どなたか詳しい方、ご存知でしたら教えてくださいませんか。
順序が乱れましたが牛肉のあく抜き。これまた油で炒めない以上、別の一手間が不可欠。可能な限り脂肪を切り取った後、一口サイズにそろえ、それを塩胡椒にまぶしてキッチンペーパーでサンドイッチにしてぎゅーっと押し付けます。その後は、1時間半程放置(P2)。
可愛い子には旅をさせろ。大事な(?)牛肉を放置している間に鶏がらスープと唐辛子のエキスを作ります(P4)(P5)。尚、鶏がらスープは(使用する鍋の大きさにもよりますが)最大1200ccくらいしか使えませんので大目に作ったら残りは別の料理に使ってください。
↑
余計なお世話?
以上で下ごしらえ(preliminary)完了。
あとは煮込む(operation)だけ。
ただ、このカレーは大変焦げ付きやすい。
よって、加熱中、就中、ルー投入後(O4~O5)は
つきっきりでの作業をお薦めします。
上の画像は、タマネギとニンジン以外の材料を鶏がらスープと唐辛子エキスの入った鍋に投入する直前の記念写真(O1)。下は、いよいよ高濃度の塩水であく抜きをしたそのタマネギとニンジンが合流する直前の記念写真(O2)、および、「黄門様=ジャワカレー9皿用1箱」が登場された場面です(O4)。
尚、冒頭近くの「材料リスト」の備考欄にも書いていますが、16皿分を作るのにジャワカレーは「9皿用1箱」というのは誤植ではありません。カレールーをこれ以上増やすと、せっかくの「すっきり感」「さっぱり感」「すっぱさ」が台無しになるので、経験的にこの分量に落ち着いたのです。
ということで、材料と格闘すること4時間半。
元気のでるKABU特製カレーの完成です。
朝9時15分開始、午後1時45分完成。
いやー、よい引越し記念になりました。
ということで、KABU的には「7月16日はカレー記念日」♪
この記事Topの画像がその完成の記念写真。
再度、お披露目しておきますね。
б(≧◇≦)ノ ・・・すっきり、さっぱり、すっぱく!
б(≧◇≦)ノ ・・・でも、味のボディーは強靭!!
画像のダルマは今年の1月に麻生不動尊のダルマ市で求めたもの。
・番外編:麻生不動ダルマ市
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3cd977948d6d114449d5806303e52b63
また、ちなみに、
付け合せは、(1)P1の際に同時に作ったニンジンスティック、(2)今住んでいる百合丘のアパートの近所にある居酒屋さんのメニューからヒントを得た塩もみキャベツ(ちなみに、小田急の駅名は「百合ヶ丘」「新百合ヶ丘」と「ヶ」が入りますが、町名の「ゆりがおか」は「百合丘」と「ヶ」は入りません。なぜだろう?)。そして、(2b)昨夜つけた胡瓜の浅漬けと(3)レンジで蒸かしたジャガイモ。(4)加えて、「カレーには冷たい水に限る」ということで、2時間カルキ抜きをして、そいでもってギンギンに冷やした「百合丘の美味しい水=水道水」!
やっぱ、「カレーにはメークインでしょう」という日本人の感性が求めたのか、(3)は最後に無意識に「チン♪」と作ってしまいました。
尚、KABUの引越しはこんな塩梅。
下の一番目のURL記事に出てくる「王禅寺見晴し公園」から北に徒歩5分。「弘法松公園」から東北に徒歩5分。そして、二番目のURL記事で紹介した小田急百合ヶ丘駅からは南に徒歩5分というエリアにKABUは現在<棲息>しています。多分。
このエリアは新百合エリアの「下町」ですね。
そういえば、西日暮里とか駒込の住宅地に似ている、鴨。
・弘法の松~向ヶ丘遊園編(上)
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/23cdcea80dd69180bb8b0ff9e189dae9
・新百合ヶ丘-百合ヶ丘編
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/9703b71782fe4ce580c8101c1009364a
そして、塩もみキャベツの案内と行きつけの(行きつけになるかもしれない?)居酒屋さんの店構えはこんな感じです。居酒屋さん(「魚菜家かど」さん)の隣には街の豆腐屋さんがあり、その豆腐屋さんの2軒隣には「初めてなのに誰しも懐かしさを覚える銭湯」がある(といっても、風呂代は現在450円、サウナを使うと「+300円」。流石、20数年前に私が大学生の頃に比べると随分値上がりしましたね)。とにかく、これらすべてKABUの新しい自宅から徒歩2分以内の風景なんですよ。やっぱ、結構、「下町」でしょう。
б(≧◇≦)ノ ・・・下町、大好き!!
б(≧◇≦)ノ ・・・新百合ヶ丘エリア、大好き!!
б(≧◇≦)ノ ・・・日本が大好き!!
・魚菜家 かど
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1405/A140508/14010902/
http://www.sakana-kado.com/
・松葉温泉
http://k-o-i.jp/koten/matsuba.html
http://blog.livedoor.jp/tabinozasshi/archives/51141227.html
とかなんとか、カレーレシピ公開にかこつけて、ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」の番外編というかKABUの近況報告もしてしまいました。とにかく、政治的にも気候的にも<熱い夏>になりそうな予感がする昨今、熱いお茶や熱いおしぼり、サウナを想起するまでもなく暑い時には熱いものが体も喜ぶ。
而して、この暑くて熱い夏、この「元気のでるKABU特製カレーレシピ」が少しでも皆様の元気向上に役立てば嬉しいです。お試しください。そして、今後ともよろしくお願いいたします。
б(≧◇≦)ノ ・・・暑い時こそ熱くなれ!!
夏が来る/大黒摩季