産能な日々、その後の非日常

2010年4月~2012年3月までの産業能率大学通信教育課程在学中の記録と、卒業後の非日常の様子です。

生誕100年『桂ゆき-ある寓話』~東京都現代美術館

2013-04-27 | つれづれ日記(卒業後)
知っているはずの清澄白河のはずでした…
半蔵門線の駅の近くに何度か泊まって、街歩きをしたり、ホテルから人形町、日本橋、東京駅まで歩いたこともあるし。
もちろん、清澄公園にも、東京都現代美術館のある木場公園にも行ったことがあります。

なので、地図も持たずに余裕な感じで駅を出ると…
まったく知らない場所に出ました
なぜなら、大江戸線で行ったから
でも、駅で地図を見て大丈夫だと思ったし、東京都現代美術館はこちらのに従って歩き出したつもりだったのに、歩いても歩いても見覚えのある景色にたどりつけず

仕方なく、深川図書館で道を聞きました。



歴史を感じさせるような建造物です。建物内の階段が素敵でした。

結局、木場公園は私が思っている方向とは別の位置にありました(苦笑)
どこまで方向音痴なんだか

やっとたどりついた東京都現代美術館。



生誕100年『桂ゆき-ある寓話』を観に行きました。
結構、見ごたえありました。
凡人の私にはまったく理解できないものもありましたが、ついつい近づいて観てしまうものも。
ときどき、気持ち悪くなるものも…

そんななか、本の装幀や雑誌の挿画はわかりやすかったです。
コーナーでいうと「動物寓話」かな。

着眼点や表現方法が普通ではないところに非凡な才能を感じさせます。
わざわざ観に行く価値あります。
一同にこれほどの数の作品が集まることは、私が生きている間にはもうないのかもしれません。

ゴールデンウィーク期間中は、清澄庭園(現代美術館から徒歩13分くらい)でもイベントが行われているようですし、セットでお楽しみいただけるとより清澄白河を堪能できることでしょう。
ついでに、歴史的建造物に興味のある方は、清澄庭園に隣接する深川図書館にもぜひ寄ってみてくださいね。

現代美術館の話に戻ります。
特別展のチケットで常設展も観ることができたので、ついでに観に行きました。
しかし、ついでにしては重いテーマで、とくに第一部の展示が、福島第一原発をモチーフとした≪制御室≫で締めくくられていたことや、第二部では、福島第一原発の様子をネットで中継しているライブカメラの前でひとりの作業員が立ち、指を差している映像を作業員の息遣いの音声と合わせて観るコーナーもありました。
どちらも大きな空間にひとりで作品と向き合っていると、いろんなことを考えさせられました。

それから、第一部の「変わりゆく東京」というコーナーでは、木版画家の藤牧義夫が24歳で失踪する前年に制作した「絵巻隅田川」では、映像でも絵巻を観ることができます。
印象に残った作品だったので、調べてみると藤牧義夫氏は私が住んでいる近くの館林市の出身であることがわかりました。
作品も館林市に所蔵されているようなので、機会があれば館林でまた作品を観てみたいと思いました。「絵巻隅田川」は館林の第一資料館所蔵です。
たまにスープカレーを食べに行く群馬県立館林美術館にも「城沼の冬」という作品があるので、今度観に行こうと思います。
ちなみに、城沼は私がジョギングしている沼です。

いろいろと収穫のあった展示を観ることができて良かったです。



にほんブログ村 大学生日記ブログ 通信大学生へ
にほんブログ村



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上野にて | トップ | 強風に負けずにジョギングし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ日記(卒業後)」カテゴリの最新記事