快風丸

俺の船に乗らないか。

世界征服

2006-01-20 16:14:52 | Weblog
 今日、病院へ行った。
大きな病院である。
健康診断の再検査とのことだ。

午前10:00、ロビーから受付から人がいっぱいである。
病人、看護師、医師、ボランティアスタッフ。

俺は本を読みながら順番を待っていた。
10分ほどで、呼ばれ、案内されるがまま、奥へと進んでいった。
迷路のような廊下を歩いてゆく。
だんだんひと気が無くなってゆく。
ドアをいくつか開けて、ある部屋にたどり着いた。

「しばらくお待ち下さい。」

おそらく、一人で外にたどり着くことは出来ないだろう。ここが病院内のどこかすら分からないのだ。
音も無く、次のドアが開き、大きなマシーンの有る部屋へと通された。

これはもしや...

気がついたときにはすでに遅く、ベッドの上で、身動きが出来なかった。

検査というのは嘘だ。

この医師、看護師らは実は世界征服をたくらんでいる悪の秘密結社なのだ。
病院の地下に秘密基地があるに違いない。

”気がついたようだな”

テレパシーだ!! なぜ俺を選んだのだ?

”あなたは優秀なので、いづれ我々の計画の妨げになるからだ”

俺をどうする気だ!!

”改造人間になって、我々の仲間になってもらう”

お前らの思い通りにさせてたまるか!!
(そうだ、脳を改造される前に逃げるのだ)




そんなことを妄想している間に、胸部CT検査は10分で終わりました。
結果は来週。 ちょっとびびってます。