快風丸

俺の船に乗らないか。

アマチュア・フォトグラファー

2007-01-30 11:27:28 | Weblog
 カメラマニアじゃないんです。
撮るのが好きなんです。アサヒペンタックスSVは、昭和30年代後半の
製造。中古で使い出してからもう30年以上経っている。その間、一度
オーバーホールしたっきり。日本の工業製品は全く素晴らしい。

 さて、土曜日に、娘(小5)のバスケットボールの試合へ、アマチュア・
フォトジャーナリストとして、ドキュメンタリーフォトを撮影に行った。そう、
単なる観戦ではなく、あくまでも撮影。写真を撮りながらだと、試合の流れ
とかがわからないので、ほんとうは、じっくりただ観戦したいんですけどね。

 望遠200mmはスクリューマウント、ねじ込み式。フィルムはDIN800
を買うつもりが、高かったので400にした。スポーツ撮影では、ハイスピード
シャッターを切るし、体育館は暗いので、400ではロースペックだ。
絞り解放(f4)、シャッタースピードは1/250に固定して撮影開始。
スポーツ写真を撮る機会などめったにない。慣れていない。動く被写体をとらえ
るのはとても難しい。特に、バスケットは、コートを縦横無尽に走り回る競技だ。

 このカメラは電池が不要だ。それは利点でもあるが、オートと名のつくものは
一切装備されていない。露出計すらない。カンと経験がモノを言う世界だ。
もちろん、プリビューもアンドゥーも無い。ピントも手動で追いかける。
でもね、この一発勝負の緊張感が、アマチュア・フォト・アーティストの醍醐味
なんです。昨今、なかなかこの感じを共有できる人が少なくて寂しいです。

 そして、即DPEへ。この待たされる感じも悪くない。
やはり、難しかった。それでも20数枚中、数枚は、臨場感、躍動感のある
なかなか素晴らしい出来だ。

フィルムはやはりDIN800にすべきだった。趣味でも、ケチるとたいてい
あとで後悔することになる。今日の教訓である。