快風丸

俺の船に乗らないか。

憧れは遠く

2011-10-15 02:51:22 | Weblog

 好きとか嫌いとかじゃなく、もっと心の深いところにずっとあった。

少年のころ垣間見た、それはきらめく刺激に満ちた、まぎれもない大人の世界。

洗練された都会のロックだった。

 僕らが胸をときめかせたスターたちは、次々とほんとうの星になってゆく。

現在も未来も、やがて過去になってゆく。

わかってる、だけど、やるせない。

それでも、今日、今日、今日。 今、今、今。

手を合わせたりしない。冥福を祈ったりしない。

ちょっと遠くへ行ってしまっただけなのだから。