快風丸

俺の船に乗らないか。

鉄とコンクリート

2010-06-13 18:24:25 | Weblog



 この世はだいたい鉄とコンクリートでできている。







 だからそれらを撮ることにした。








 鉄、コンクリート、鉄、コンクリート、また、鉄、コンクリート。
どこまでも。
 










 それが服従を余儀なくさせるのはすべてだ。
言葉を超えた圧倒は破壊のように輝いている。

 それは暴力みたいに美しい。





学校に行こう

2010-06-10 23:38:49 | Weblog
 大学のころ、三流私立大学文系の学生だった私は、ご多分にもれず、3回生ともなれば、ほとんど学校へは行かなくなった。
 軽音楽部の練習に楽器を担いで行くのがせいぜいであった。

 ある日の午後、気の利いた友達が、下宿の窓の外で叫んでいる。

「登校拒否はやめよう、一緒に学校へ行こう。」

 学生という不安定な身分は居心地が悪く、三流私立大学の文系の就職活動前夜の時代は誰もが不安の城に立てこもっていたが、そこから見下ろす景色は悪くなかった。そこには、いささか不健康な楽しさが横たわっていた。

 窓を開け、うるさいよ、というかわりに、布団を深くかぶりなおして二度寝した。




 久しぶりに、小学校へ授業参観。
廊下からだと、なんか臨場感が足りないので、教室の後ろのほうへ。

 こんな感じだったな。
はじめて、先生がんばってんなって思った。

 「世は俺のため、人は俺のため」

俺もがんばってる。



鉢物受難

2010-06-09 22:49:26 | Weblog
 ゴールデンウィーク明けから、マンションの補修工事に入っている。



 したがって、ベランダの物はすべて移動させられた。
手塩にかけて育てた鉢植えたちも、野ざらし、雨ざらし。

 

 鉢物は、地植えと違って、弱い。畑なら大地に根を張ることで、多くの養分を吸収できるが、鉢だと限定的である。
 極力、雨に当てないようにというのがセオリー。病気になったり害虫がついたりしやすくなるらしい。

 

 屋外駐車場の片隅で、肩を寄せ合う、か弱きものたち。
赤い花は、3月に、ホームセンターで見つけた花の咲き終わったミニバラ。見切り品、¥100。
 大きめの鉢に植え替えて、みるみる葉が茂り、枝が伸び、ひとつ、ふたつ花が咲いたというのに、5月の長雨にさらされることに。

 

 バラの育て方なんか知らなかったけど、良く日に当てて、水やり、肥料、でスクスクと育っています。けっこう強いみたいですね。

 

 最初はこんなに小さくて、情けないほど細い枝だったのに。

 


 

 昨日、ベランダに帰ってきました。

お疲れ様。

歩行困難

2010-06-08 23:16:44 | Weblog
 足が痛い。
前もも。他人の足みたい。前に足を出したとたんに硬直する。
高校時代、体育会系テニス部で追い込んだ練習をしたときに感じた痛みだ。

 しかし、高校を卒業して幾年月、なぜなのか、検証してみましょう。



 日曜日、ママチャリの整備をすることにしました。
自転車ロードレースのメジャー大会では、競技中、パンクしたら、すぐにホイールを交換します。伴走する自動車からメカニックがホイールを持って飛び出して、ものの5秒で交換して走りだします。クイックレリーズという部品は工具を用いずに、ホイールが交換できるのです。

 

 しかし、ママチャリのタイヤ交換は、けっこう大変で、まず、
「イヤーン、なにすんの」
のポーズにします。



 なにいうとるんや、いやよいやよもすきのうちやゆうやないかい。

 ママチャリの場合は、ロードレーサーと違い、ホイールを外すために、たくさんのネジを外さなくてはなりません。

 ビキニを脱がすのと和服を脱がすのとに例えることができます。

 いや、そういう冗談は抜きにして、慣れない作業で、立ったりすわったり、3Fの自宅へ
工具を取りに行ったり来たり、さながら体育会系自転車整備部でした。



 ママチャリに特有の部品が、チェーン引きというスモールパーツで、ロードレーサーとか、スポーツバイシクルにはない部品で、この調整がちょっと難義です。スポーツバイクが男だとすると、ママチャリは女で、その核心的な部分であるわけです。

 ブレーキパッドも更新します。



 タイヤとチューブを交換します。
もろもろ調整をして、出来ました。



 と思ったら、スタンドを付け忘れ。
またネジゆるめて、しめなおして、完成。

 生まれて初めて、ママチャリのタイヤ交換、初体験、ここまで2時間。
ハァハァ。


 
 頑張りました。そして2台目です。
初体験で、ふたつも。

 頑張りました。




 

 
 

いつか

2010-06-07 00:20:22 | Weblog
 飛ぼうと思えば僕はきっと飛べるんだ。



 夢って、そういうことだと思う。
君の探している場所に、何気なく転がっているのさ。

 気がつかないだけさ。

 だから探し続けてごらん。
きっと見つかるはずさ。

 今は気付かないだけ。

 何もかもがうまくいく。
そんな時がきっと来るのさ。

 時々休みながら、歩いて行こう。
君も、僕も。