快風丸

俺の船に乗らないか。

昭和残照

2012-03-09 00:48:23 | Weblog

 お昼の弁当は、お姐さんが毎日届けてくれる。

茶髪に細身のジーンズ、大きめのサングラスは

フィンガーファイブのアキラ風ブラウン・グラデーション・レンズ。

いつもキマってるぜ、姐さん。

昭和ワケあり美人。

最近、風呂敷が変わったと思ったら、ネームが入っていた。

ワケあり姐さんの秘密を解くカギなのかもしれない。

何かのメッセージを託されたのかもしれない。

姐さんの名前は秀子なのか、一男はどこへ行ったのか。

一食、¥400、味噌汁とふりかけ付き。


売るか

2012-03-07 01:56:34 | Weblog

 中古車専門店で聞いたら、今月はキャンペーンで、30,000くらいだそう。

定価 160,000、購入価格 120,000、11年乗って、残存価格25%なら

悪く無いなあ。

 チョイ乗り用として、乗りつぶすより、その方が、コイツも幸せだと思う。


孤独

2012-03-03 02:52:42 | Weblog

 キズナなんかいらない。

それよりも、孤独を受け入れて、もっと自分になる。

 今夜、酒場でウサを晴らしたとして、ひとりの部屋へ帰る。

幻想なんだよ、たいていは。

 TVを消して、静かに本を読み、ジャズを聞いて。

 たった一つの存在として立っているというのに。

なにかにつながれるなんてまっぴらだ。

 ひとりとして、誰かを支えながら、誰かに支えられている。

それでいいじゃないか。

 キズナなんかいらない。

 


カラフル

2012-03-02 01:55:31 | Weblog

 さみしいのはよくないね。

だからせめて、きれいな色をえらびたいね。

 ねえ、きみもそう思うだろ。

さあ、目を閉じて、明るい明日を想像しよう。

 きっとうまくやれるさ、きみとなら、なにもかも。


生活

2012-03-01 00:25:25 | Weblog

  ここでは、誰もが、肩の力を抜いている。

午後の日差しは、蛍光灯とミックスされ、落ちて広がる。

光の続く道を、ゆっくり歩いて帰ろう。

そして、ごはん食べたり、テレビ見たり、愛し合ったりしよう。