気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第3回南伊豆町みちくさウルトラマラソン~その6~

2016年12月09日 09時19分53秒 | 南伊豆町みちくさウル...
この先、暗くなったのと、スパートに入ったので
写真は少ないです。


最終エイドを飛び出していく。

辺りはすっかり暗く、肌寒くなっている。

道はやや下り、もう大きな上り坂は無い。

残り7.6km
ロングスパート掛けるには少し早いかな?と思ったが
潰れるところまでいってみよう。

75kmのランナーが多く、100kmランナーはその間にポツリポツリといる。

横浜のMさんにエールを掛けながら交わして行く。

この1km5分46秒
うん、いい感じ。まだ行けそうだ。

民家や店も増えてきて、応援も増えてくる。

時折、物凄い勢いで抜かされるけど、それ以外は抜いて抜いてどんどん前に行く。

5分55秒
5分55秒
5分45秒
いいペースで刻んで行く。

道が広くなり歩道が出てきたので、歩道に入る。

暖かそうな湯気の出ている温泉「銀の湯会館」前通過。
早く温泉に入って汗を流したい。

朝、スタートして右折した道の少し手前でスタッフが誘導。
青野川横の遊歩道に入る。
外灯は少なく足元は暗い。
ここまできてこけないように気をつけて走る。

「アフロ~!ファイト~!」
エールを掛けながら、何度目かのカラフルアフロ軍団を抜いていく。

ホテルの窓から既にゴールしたランナーだろうか、大きな声で応援してくれている。
ライトを振り回し応援に応える。

道が細くなり、歩いたり走ったりしているランナーを縫うようにして走る。

やがてゴール会場のアナウンスが聞こえてきて、明かりも見えてくる。

会場の脇を抜け土手を上がる。
両脇には応援の人垣が「おかえり~」「もう少し~」などエールを送ってくれる。

後方がざわついている。
もしかして、と振り向くと500m前くらいに抜いた
カモフラージュ柄のウインドブレーカーのランナーが物凄い勢いで迫ってくる。
ゼッケンは100kmランナーのもの。
こちらも少しスピードアップするが、まぁ順位表彰あるわけで無し、
抜かれてもいいか~と、思っていた。

前方を見ると会場入り口に団体のランナー達が
ありゃ?あれは友人Aのグループだわ。
追いつかないと思っていたが、時間目一杯楽しんだのね。

その間にカモ柄ランナーがするするっと前に出て行く。

会場入り口では反射タスキを回収している。
ゴール写真を撮るので、反射タスキがあると光って見えなくなるからだ。
回収係はチョッパーお姉さん。
「チョッパーおかえり~」と迎え入れてくれる。
が、チョッパー帽が引っかかりタスキ取るのに手間取る。

友人A達は団体ゆえタスキの回収に時間が掛かっている。
このまま一緒にゴールしてもいいかな?と思ってふと前を見ると
さっき抜いていったカモ柄ランナーが安心したのか流しに入っている。

ようし、やってやろーじゃないの。

私を呼ぶ友人Aの声を尻目にスピードアップ!

足音にぎょっとしたカモ柄ランナーも慌ててスピードアップ。
残り50mくらい、幸い他のランナーはいない。

加速の差で私がカモ柄ランナーに並ぶ。

カモ柄ランナー、そこから更に加速する。
ををっ!やるなっ!
でも、私もまだ全力では無い。
私も負けずに加速!

アナウンスがなにやら私達の事を喋っているが、聞いている暇が無い。
(なんか、私の名前が間違っていたような・・・?(笑))

カモ柄ランナーと私、一歩も引かず加速を繰り返す。
順位は付かない大会とはいえ、ガチ勝負に会場は盛り上がっている。

気分は「初めて会った時のコナンとジムシー」だ。(未来少年の方ね)
「お前やるな!」「お前もな!」

いつしか全力で走りながらもゲラゲラ笑っている。
相手はと見ると、彼も笑っている。

お互い更に加速!

そして・・・



ゴーーーール!!

写真は、後日、記録証と一緒に送られてきたもの。めちゃ笑ってる。
私、この一瞬前に手を上げていたが、ちょっとタイミング合わなかったなー。

ハァハァハァ。
息が整わない。

カモ柄ランナーと目が合う。
お互いにニヤリ。
がっちりと握手を交わす。
どっちが勝ったか?それはもうどうでもいいでしょ。
因みにタイムは同タイムでした。

スタッフに促され、完走メダルを掛けてもらう。
ここでもチョッパー帽が邪魔をする。





完走メダルっていらない派だけど、このメダルは陶器でステキ!

横のテントで完走証をプリントアウト



毎度笑わせてくれる文章。

友人Aのグループも手を繋いでゴール。
記念撮影している。

少し離れた場所に座り込み、しばらく放心する。
あ~、キツイコースだったぁ・・・。

よいしょっと腰をあげ、テントに向う



ゴール後のサービスも充実だ。





ゴール後のお楽しみ、伊勢海老みそ汁。
かいた汗が冷えてきた身体には染み渡る。

友人Aは後泊するのでここでお別れ。

コース途中でよく会った、横浜のMさんも無事ゴール。
挨拶し、いろんな大会の話を聞かせてもらう。
途中から緑のバックパックランナーさんも合流。
皆で又の再会を楽しみにお別れする。



いつもなら、最終ランナーまで応援するのだが、
さすがに11月の夜は寒く、銀の湯会館の閉店も迫っていた為、会場を後にする。

重い足を引きずって500m先の駐車場のある小学校の校庭まで。
すでに車の数は1/4くらいになっている。

クルマで5分程でスーパー銭湯「銀の湯会館」
本当は弓ヶ浜にある銭湯に行ってみたかったが、
閉店時間が分からなかったのでこちらへ。
併設のレストランは既に閉まっている。

入浴料は1000円、ちょっと高い。(南伊豆町民は600円)
JAFの会員は100円引きですよと受付で教えてもらい、900円で入場。

内湯に大浴場、冷水、サウナ。3つの露天風呂
まぁ、普通のスーパー銭湯でした。

お風呂を出て、マッサージチェアで極楽に行っていると
すぐ隣に忍者さん。
をを、一般人の仮装だったから分からんかった。
「またどこかで~」と挨拶し、風呂を後にする。

すぐ横のコンビニで食料調達。

昨日泊まった道の駅「湯の花観光交流館」へ

車を止め、ご飯を食べたら

バタンキュ~!
コメント (2)
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