気持ちのいいペース

ゆる~いウルトラマラソン

第3回南伊豆町みちくさウルトラマラソン~その5~

2016年12月06日 10時51分20秒 | 南伊豆町みちくさウル...
やべっ!大会からもうすぐ1ヶ月だわ・・・


雲見の町を出発し国道から脇道へ



さっき軽快に下ってきた道が今度は立ち塞がる。
行ける所までは走っていくが・・・あかん。
斜度がきついところは歩きを入れる。

それでも走れるところは走っていくと
思ったより早くこの上り坂を攻略。
上り坂後半では下ってくるランナーも少なくなっており
うかうかしていると制限時間に間に合わないぞと焦ってくる。

75kmのコースと合流
75kmのランナーも少なくなっている。

しばらく下った後、再び登り
前を進んでいた女性ランナーがくるっと振り返り
「あ~、ランナー居た~、良かった~。」と
周りに誰も居なくなり不安になったようだ。
ゴール後にお話しさせていただいたこの方、横浜のMさん
今年は月一でウルトラに出ているスーパーランナーさん。
この大会は2回目だが
「去年よりキツクなってますよ~。」
などとしばらくお話しながら進む。



また違う海岸の景色が見える。
下りに入ると短いすれ違いゾーンを通り



第15エイド「波勝崎・波勝崎苑」78.1km

ここは関門となっておりその時刻は16時

チョッパーお姉さんが出迎えてくれる。

自然薯のとろろ飯がおいしかった~。
「漬物もどうぞ~」と進めてくれるが、ごめんなさい食べられないんです。
横の自販機でコーラでも飲もうかと思ったが、缶ゴミ箱が無かったんであきらめる。

関門締め切り35分前くらいに出発

上りのすれ違いゾーンでは忍者さんとすれ違い

舗装路から未舗装路の脇道へ



この道は地図にも載っていない。
しばらく登ると視界が開け下りになる



軽トラ1台通れるかどうかって細さの道



どんどん角度が急になっていき、海岸沿いに出る。

伊浜の小さな漁港を通り過ぎると再び上り坂へ



ほとんどのランナーが歩いている。



今走ってきた、波勝崎、伊浜漁港。
佐渡島同様、海岸沿いのコースは岬から海抜0m、又岬へM字コースが続く。

下りに入ったところで



かかしの道案内と親子の応援に導かれ、キツイ登りの横道へ



第16エイド「一丁田」83.4km



お好み焼きやイカ焼き、サザエ飯、イチジクのワイン煮うまし!。
この他にも色々あったらしいが既に品切れ
残念だが、残ったものだけでもお腹一杯です。





このエイドを出発する際、反射タスキとサイリュウムのライトが配られる。

下り基調なワインディングを走っていく



夕日が辺りを染めていく



月も出てくる。
写真では小さく見えるが、実際には大きく見える。
それもそのはずスーパームーンの満月の2日前。

小浦の漁港で再び海抜0m

第17エイド「妻良・小浦・駐車場」87.2km

ランニングの大会では珍しい、玉子焼きが出てくる。
コーラもいただき再出発
辺りは暗くなってきている。ライトを取り出し、サイリュウムも折って点燈。

小さな丘を越え妻良の漁港へ
下りで忍者さんにぶち抜かれる。下りはぇぇぇ!

妻良の町を抜けるところ、上りに入ったところで忍者さんに並びかける。
と、すぐ脇で商店?のご主人が
「暖かいお茶入れたよ~!寄ってって~」
ををを・・・通り過ぎちゃったよ・・・
ちょっと後ろにいた忍者さんは即進路変更。
うーん、戻るのもなんだかな~
後ろ髪引かれながら先に進む。
でも、南伊豆町の人の応援がうれしい。

最後の峠を歩いて上る。

辺りは真っ暗。
せっかく大会側で反射タスキやサイリュウムを配布してくれているのに
どちらも着けていないランナーがいてびっくりする。
しかも無点燈のランナーも少なくない。
頼りないサイリュウムの光でも有ると無しでは大きく違う。
しかも、ライトを点けているランナーに挟まれると、
無点燈ランナーは影に隠れてしまう
朝と違って、ランナーも散らばり点々としているので
無点燈は本当に危なく見える。

ピークを越え下りに入る。
残り10kmを切っているはずだ。
少し肌寒くなってきて、上に羽織るか迷うが、
この先ペースを上げる予定なので我慢する。
道がどんどん広くなってきて、民家も増えてくる。
商店も増えてきて
脇道に入る。

第18エイド「吉祥」92.4km

農園の直売所のエイドだ。
ホットココアがありがたい。蒸し芋もいただく
ここでもいくつか品切れを起こしているようだ。
やはり、定員を増やしたことで足りなくなっているのかな?

横浜のMさんに追いつくが先に出発される。
蛇石の辺りで一緒だった、緑バックパックのランナーと一緒に出発。
「後、7,6kmです、がんばりましょう!」とエールを交わし

ロングスパートに入る。
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第3回南伊豆町みちくさウルトラマラソン~かかしコレクション~

2016年12月05日 09時40分43秒 | 南伊豆町みちくさウル...
チョット空いた時間があったので、こんなもん作ってみました。

テレ東のあの番組のあのBGMを頭に浮かべながらご覧下さい。

第3回南伊豆町みちくさウルトラマラソン~かかしコレクション~


物静かなスタッフ達、ほぼコンプリートしていると思います。


・・・とっととレポート書けよ・・・>オレ
コメント (2)
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サクラサクカナ?・・・

2016年12月02日 17時46分32秒 | 雑記
11月末が近づいてきた頃からソワソワ
ポストを開けては「まだ来ない・・・」とガッカリ

12月に入って・・・本日。

やっとキター!!



ピンクの封筒

さくら道国際ネイチャーラン



超ウルトラマラソンの中でも国内最高峰と言われる大会。

愛知県、名古屋城から石川県、金沢兼六園まで約250km
日本縦断をしていく。

制限時間は36時間

名古屋城から兼六園まで、その道のりに桜の木を植え続け、
志なかば、47歳で無くなった、故佐藤良二さんを偲ぶ為
「太平洋と日本海を桜でつなぐ」をスローガンにした大会だ。


エイドは約5kmごとにあり、ランナーは荷物を持たず走ることに専念できる。

地元の協力が素晴らしく、そして暖かい。(らしい・・・)


前々から出場したいと思いながら、なかなかエントリー出来なかった。

この大会にエントリーするには、エントリーシートの他に
過去の大会の成績、この大会へ対する思いを綴った作文が必要となる。

私も無い頭を振り絞って文章を綴り
みちのく津軽、佐渡島1周で一応の成績を作り
10月頭に郵送


定員はたったの140名(これでも少しづつ増えている)

選ばれるには厳しい選考が待っている。
因みにリタイアすると2~3年は選考されない・・・らしい。

で・・・今日やっと選考結果が届いた。
なんせこれが来るまで、この先のスケジュールが決められなくて困ってた。
(うかうかしている内に大江戸小江戸も締め切られちゃうし。)

さてさて・・・



ドキドキ・・・



落選・・・

ハァァ・・・

まぁ、駄目元ではあったが、実際落ちると・・・ハァァ
補欠にも引っかからんとは・・・。
私なりに時間内完走に向けて計画立ててたんですけどね。

今年は220名もの応募があったのね。

去年の参加者の成績をみると

さくら道完走者は選ばれやすく
100kmSUB10は当たり前
スパルタスロン完走などあると有利
200kmなら30時間切り辺りが最低ラインかな~?

私など遠く及ばないですわ・・・(泣


去年の大会は悪天候で初の中止になったらしく
その時コースに居たランナーは準完走となり、リタイア扱いでなく出走権を
貰っている事も、狭き門になった一因かな?

しかし参加者一覧を見ると、リピーターの多い事
「同窓会」と言っているリピーターもいるらしく
常連に対しては選考が甘く、新参者に厳しいといった意見も出てくるわけです。

しかし、これだけ走ってみたいランナーがいるのも事実。
年々エイドをやる人も少なくなっているそうなので
3回出場した人は、2年出走出来なくして
次の大会でエイドを手伝った人は翌年の出走権を得られるようにするってのは
どうでしょうか?>大会関係者様。
エイドも楽しいですぜ>常連の皆様

それでも私の成績じゃ駄目だけどね~。(苦笑)


後、エントリーで気になったこと。
常連の方のブログを読んでいてびっくりしたのは
作文をエントリーシートの狭い枠内でなく
別紙のレポート3~4枚で添付していたこと。
これは・・・知らない人には不利じゃないですか?
新参者と常連には大会に対する思い入れ、思い出、知識が違うし、
新参者にそれだけの文章を書けったって、難しいよ。
200字とか400字とか用紙は統一してほしいな。


来年申し込むかと問われると、駄目元でなら又申し込むかも
さくら道の為に他の大会でタイム狙うってのも、なんだかな~って感じ。
どんな大会でも気持ちのいいペースで走って楽しみたい。


ただ、待ってる時間が長くてな~。
11月末と記載しておきながら届いたのは12月だし。
待たせているものの責任としてブログやフェイスブックで
経過を知らせて欲しいです。>大会関係者様

こんな記事書いたから、この先選考されんかもしれんけどね。(苦笑)

でもいつかは出てみたいさくら道。


さて、落選したことだし、次の大会を決めなきゃ。
いくつか目星は付けているんだけど、どれもクリック合戦が厳しそう
もしかしたら、全滅かも?
コメント (4)
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第3回南伊豆町みちくさウルトラマラソン~その4~

2016年12月01日 09時45分15秒 | 南伊豆町みちくさウル...
肉刺のできた両足親指は、爪の浮いた部分をニッパーでパチパチ取り除いた。
爪4/5くらい無くなったけど痛みも無く、先日無事にジョグ再開。


一色の交差点を右折するも直ぐに左折し細い道へと入る。

フル通過、ガーミンによると5時間7分程。

ちょっと前までの海の見える光景から一転
のどかな農村風景のなかを走る。

小さな峠を一つ越えると

第8エイド「上小野・公会堂」42.5km

野菜スープやかぼちゃスープ。天然酵母パンにふかし芋
ここでも地元おばちゃん達は賑やかだ。



小川の脇を更に進む。



この先何度も我々を導き、励ましてくれる、大会Tシャツを来た案山子達。
彼らも重要なスタッフの一員。



さっきのエイドから2kmほどで次のエイド
第9エイド「下小野」44.5km



地元の幼稚園で書いてくれた、応援フラッグが飾ってある。
ここではお餅にみかんを練りこんだ「みかん餅」なるものをいただく。
普通のお餅だが、ふんわりと香る柑橘系の香り。面白い。

エイドを出発するとすぐに100kmランナーは右折しみちくさコースへ

のどかな農村の中、ゆるやかな上りを進むと



ご苦労様~。もの言わぬスタッフに導かれ更に分岐



どーんと急な上り坂に入る。
この上りはガシガシ歩いていく事とする。
上下緑のウェアを着たワラーチのランナーが
「ドMだねぇ~」と言いながらぐんぐん走っていく。
このワラーチランナーさんとはこの先何度も遭遇する。

どんどん上に登って行く。
下に見える復路ではすでに登りおえたランナーが
脱兎のごとく駆け下っていくのがみえる。

復路への分岐ではギャル2人が応援してくれている。
力が湧いてくる。



青野大師ダム到着
親子が応援してくれている。
ここからダム湖を1周する。



軽いアップダウンはあったが、湖はそれほど広くなくてホッ・・・。



ダムの真上から下を望む。

ダムの上を渡りきると先程の親子が
「チョッパーさん写真いいですか?」
快く了解し、女の子とお婆ちゃんと一緒にパチリ。
しかし、後で観て只のオッサンでがっかりしないかな?
ここではセーラームーンさんとすれ違う。

ここからガンガン下っていく。
ギャル2人の応援してくれている分岐路へ入り



ダムの真下へ
すぐそばにエイド
第10エイド「青野大師ダム・駐車場」49.4km
ここでは稲荷寿司や漬物があったが
なによりうれしいコーラがあった。2杯いただく。



エイドを出るとすぐに50km
ガーミン参考6時間12分

村の路地を下っていき、往路と合流
これから上りに入るランナーにエールを送りながら下っていく。

川を渡ると75kmランナーと合流。
すぐ前には前半かわしたカラフルアフログループが
「アフロ~ファイト~!」
2度目のエールを掛けながら再びかわしていく。

そろそろお昼近くになってきて暑くなってくる。
青野大師ダムから次のエイドまで7.4km
この大会の中では間隔があいている方だ。
(75kmの部はこの区間4.6km)
喉が渇いてきて集中力が落ちてくる。
しかも再び道は登ってくる。


山中で伊勢海老

前方に友人Aのグループを発見。
「チョッパーに追い抜かれる~」とか言っていたけど
さくさくかわして行く。

やっとエイド到着。

第11エイド 「蛇石」56.8km

てか、ここが蛇石だったんだ。気が付かなかった。
こっちのがインパクトあったんで
・・・あい~てま~す、あなたの・・・




正に山のほっとステーション
インパクト強すぎて蛇石見忘れた・・・どこにあったの?

豚汁をいただく
横に自販機があったんで、佐渡島でも飲んだファンタアップルを一気飲み。

この先、この大会最大の上りがあるはずなので、ポカリのペットボトルも購入。
手で持って行く事に。
友人Aも追いついてくるが入れ替わりで出発。

道はどんどん細くなる。



美しい杉林
道はどんどん上って行く。
ほぼ歩いていく。
右折し更に道は細くなる。
道路と言うより林業の為の林道。



さっき買ったポカリ、これが大失敗。
手に持って走っていたが、重~い。
慣れないことをすると気になって仕方が無い。
早々に飲み干し、くしゃっと潰してウエストバックに引っ掛ける。



海が見えていた頃が懐かしい。



無口なスタッフが無口に応援してくれる。



60km 7時間31分ガーミン参考

こんな山奥なのにところどころに気になる看板が
「カフェ座禅石」
「パン屋」
こんなところに???となったが
「カフェ座禅石」は実際横を通り過ぎる。
「本日やってます」とあったから繁盛期のみ開店しているのだろう。
寄って見たいが、時間が無い・・・(汗


長い登りを歩き通し、やっと下りへ



メ・・・メーテル!?

無口なスタッフが面白くていちいち立ち止まるので
下りといえどペースが上がらない。
まぁこの辺りは完全に集中力が落ちている。



第12エイド「長者ヶ原・山ツツジ公園」62km

おでんやフルーツやゼリーがあったが、いくつか品切れになっていた。
この後、まだ必要なランナーは沢山いるので楽しみが減って残念。
ランナー募集の際100人増員していたので、そのツケでしょうか?
次回の課題でしょうか?



ここにも大人しいスタッフが



トイレの案内もしてくれている。

エイドを出発すると入れ違いに友人A到着。
ここまで歩き通しなのでそれほど差は開かなかったようだ。
75kmは後27.6km
100kmはまだ38kmもある。
この先、ゴールまで会う事は無いだろう。

だだ~っと下るとアレ?もうエイド



第13エイド「天神原・公民館」63.5km
その間わずか1.5km(苦笑)



その名も「へらへらもち」
うすい餅にごまだれを和えたもの。
これおいしかった~。

ここはそれ以外に自家製チャーシュー。これもおいしかった。
赤シソジュース。これも美味。
このエイドのものはどれも美味しかった。

そこから下ると再び75kmランナーとお別れ。
100kmのみのみちくさコース突入。



がんがん下っていく。
すでに復路に入ったランナーは逆にキツイ登りを登ってくる。
OverNight君も登ってくる
歩いているランナーも多い中、走って登っている。凄い凄い
「登りキツイっす」と言葉を残しエールを交わしすれ違う。

・・・しかしどこまで下るんだこの道。
下るということは登るということ。早く終わってくれ~。

広い道と合流すると目の前には久しぶりの海、雲見の温泉街が広がる。

町を突っ切るとエイド到着



第14エイド「雲見・浅間神社駐車場」69.5km

「肉飯おにぎり食べてって~」とおばちゃん達。
他にもミニクリーム&あんパン、ゼリーなど。



忍者さんに追いつかれ先行される。

これから、さっき下ってきた道を戻るのかと思うと気が重い。
よっこらしょっと立ち上がり、復路へと入る。
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