

「重陽の節句」に引き続き、
2002年8月に風俗博物館で撮影した様子です。
こちらでは、
「かさねの色目と打出」が
展示されていました。

展示の一部分。


「杜若(かきつばた)」

「女郎花(おみなえし)」だと思います。

「撫子(なでしこ)」

「花橘(はなたちばな)」

「紫の薄様(うすよう)」


寝殿や対の屋の御簾の下から
女房装束の袖口のかさねの色目を
華やかに見せる装飾です。
着飾っている女房が居並んでいるように見えますが
実際は・・・

装束を几帳の帳ごと抱えこむように絞り
左右の袖口からだした裳の紐で結んでいるのでした。

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