晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【情報】 滋賀県大津市 石山寺 現存最古の「紫式部」肖像画に『源氏物語』の場面も!

2014年09月02日 | 情報
 紫式部や『源氏物語』に関連する情報です。

滋賀県大津市の石山寺
紫式部が『源氏物語』の構想を練った寺と伝わります。

そんな石山寺では
現存最古の紫式部肖像画「紫式部聖像」(室町時代)が
所蔵されています。

昨日、こんなニュースが放送されたそうです。

 ※NHK滋賀県のニュース 大津放送局 09月01日 21時09分
 紫式部肖像画に源氏物語も
 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064130891.html


このニュースによると
「紫式部聖像」のまわりに細かい絵があるものの
色あせて何が描いているのか判別できなかったのだそうです。

けれども、
X線調査によって
「夕顔」や「若菜上」といった源氏物語の
6つの場面が描かれていたことがわかった

のだとか。

紫式部の肖像画は、調査をもとにした模写などとともに
11月30日まで石山寺で見ることが出来
るそうですよ。


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。





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【情報】 兵庫県伊丹市 名勝地「猪名の笹原」を再現!

2014年09月02日 | 情報
 紫式部の娘・大弐三位に関する情報です。

 有馬山 ゐなのささ原 風吹けば
  いでそよ人を 忘れやはする



『百人一首』でおなじみ、
大弐三位(だいにのさんみ)の歌です。

大弐三位の本名は藤原賢子。
母は『源氏物語』を書いた紫式部です。

この和歌に詠まれた
「猪名(いな)」は、兵庫県南東部の歌枕。
当時は一面の笹原だったのだとか。

こんなニュース記事をみつけました。

 ※神戸新聞NEXT 2014/8/30 20:30
 名勝地「猪名の笹原」を再現 伊丹市役所に実験園
 ⇒ http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201408/0007287181.shtml


記事によると、
兵庫県の伊丹市役所の敷地内に
「猪名の笹原」を再現するべく
実験園があるそうです。

おもしろい取り組みですね。



今後もチェックしたいと思います。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2002年8月撮影 女房の日常~髪の手入れ~

2014年09月02日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

「かさねの色目と打出」に引き続き、
2002年8月に風俗博物館で撮影した様子です。

髪の手入れをする女房たちの様子が
展示されていました。


 角盥(つのだらい)で髪を洗う女房。




髪が長いので大変そうですね。




 「ゆする」で髪を梳きます。




「ゆする」とは、
米のとぎ汁や強飯を蒸したあとに出る汁のこと。

髪を洗ったり梳いたりするときに
用いられました。

髪にはこまめに櫛をいれて
ほこりなどをとっていたようです。




「ゆする」を入れる容器が
「ゆする杯(つき)」です。



 女房の日常。


文(ふみ)を受け取る女房。


囲碁を楽しむ女房たち。




 実物大展示室へ続きます。





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