昭和41年にタイムスリップです。配属された場所は普通郵便課・郵便の仕事は夜間が主体になります。会社が終わってポストに投函された郵便は郵便車が集めて18時以降郵便局に入ってきます。それを仕分けして鉄道郵便局に渡し鉄道局が沿線の駅で下していきます。
だから一週間のうち・16勤と言って17時から翌日の9時までの勤務(これで2日分の仕事量)が週に2回・そして中勤と言って13時から21時までが一回・8.30からの日勤は1回です。毎日昼飯は自宅でとりますから周りの人はこの人は失業中か?と思うぐらい日中は家におりました。
16勤の途中に2班に分けて3H の仮眠時間があります。この時間が問題です・局横の飲食街に出てわずかな時間にコップ酒3杯から5杯を一気飲みます。これが今の私の呑み助な下地を作りました、うどん一杯で早飲みです。
この飲み屋街は今でも昔の面影を残した建物が残っておりますが経営者はほとんどが変わっており、唯一「よしみ」という喫茶店が今でも経営しています。朝勤務が終わったらここでモーニングサービスで疲れを取っていました。
面白いのは今回の見学会の場の設定です。当時の職場で活躍していた人の人脈からの輪の広がりです。組合の書記をしていた人・一般の当務者で仕事を終えた人など絶対に顔を見る機会のない人が集まったことです。中には見学はいいから懇親会でみんなの顔を見たいと酸素ボンベの人まで来てくれました。