うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

5年目の祈り(-人-)&R&G第3話UPしました。

2016年03月12日 16時48分58秒 | 雑記
正確には昨日になりますが、3.11は『東日本大震災』、そして今年は5年という節目になりました。
本当は、昨日中に色々語りたかったのですが、仕事帰りに知人が本日12日に『チャリティーバザー』を出店するため、その手伝いをしていたら、帰りが遅くなってしまいましたので、コメが本日になってしまいました。
5年前…務めていた職場がすごい揺れて、走って避難経路確保して、お客様誘導して。戻った矢先、ロビーのテレビに映っていたのは、「これは…日本の出来事…?」と目を疑いたくなるような光景。黒い濁流がどんどん車や家を飲み込んで行く―――これを『津波』を知ったのは、この時が初めてでした(…恥ずかしながら、それまではビックウェーブがザッパーンてくるのかと思っていた)。
そして電車は止まり、最寄駅のシャッターが閉まるって初めて見た。
帰れなくなった人たちが、困って職場にやってきて。
お店も全部シャッターしまって。
職場をあらかた片付けたら帰宅したけど、家の中は水浸しやら滅茶苦茶になっていて。
テレビつけたら、コンビナートのガズ爆発、夕暮れの気仙沼の大火、黒い濁流。
夜中の3時に緊急招集がかかって、歩いて出勤。
その後、福島から避難してきた人たちのお世話、計画停電、水の配給、除染・・・
とにかく沢山の出来事があり過ぎた。

でも…5年たった今、振り返ってみると、その時のことが一年一年少しずつ記憶が薄らいでいく。
忘れちゃいかん、と思っていても、やはり人の記憶には限度(…というよりかもしたの脳みそが煩悩でキャパシティあまりないんだよ(--;))があるので、毎年午後2時46分に手を合わせる度、あの日にあったことを振り返ってます。
辛いことだけど、忘れちゃいけない。
先日特番をやっていて、その時被災者のかたが一言おっしゃっているのを聞きました。
「家族も、家も、仕事も、ふるさとも全部失った。…でも、「学ぶ」ことは得た。」
その「学ぶ」をどう伝えていくかが大切ですね。

涙流すだけじゃない、色々考えていかなきゃいけない3.11
亡くなられた方々のご冥福と、被災者の方々の明日を生きる力を祈りたいと思います(-人-)

ちなみに、本日チャリティバザーを地元でやってきたんですが、東北3県の名産品の販売やってきたんです。かもしたはたまたま有志のお手伝いだったのですが、それでも沢山の人が集まってくださって、あっという間に完売したのが嬉しかった!
まだまだ復興の道のりは長いですが、地味なところでもお手伝いできたらと思います。

***

↑のまじめな話と違って、本日携帯サイトで連載中のSS、第3話UPしました。
今までこのシリーズいろいろ書いてきましたけれど、以前設定したものをちょこちょこ描写させて、それをさりげなく出典するのが面白い(^^)
伏線張るのは結構楽しいんですが、主役視点を変えてまた出せるというのはシリーズものの醍醐味ですな。
―――と、書いている本人だけが楽しいSS(苦笑)
もしよろしければ、ちらりとご一読ください<(_ _)>



コメント
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