うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回①

2017年09月14日 20時19分01秒 | アニメ
なんだか台風が近づいてきて、3連休は暴風雨真っただ中になりそうですね(--;)
お陰様で出かける用事が何もない(哀)かもしたは、ふつーに引きこもり生活をして過ごしそうです。多分お菓子食べながら録りだめたアニメを見まくる、という超不健康生活を送るんですよ。あとはとうらぶとかやりっぱなしで。寿命が尽きるのも早そうだ。(´∀`*)ウフフ

そして9月も半ばにしてそろそろアニメの新旧交代が始まってきました。サクッと感想など。
『サクラダリセット』:こちらは小説原作で、アニメの傍ら実写映画化もされました作品。
咲良田市という町は普通の町と違い、そこだけ異能力が発生する人がいるという町。そこに市外からやってきた主人公:浅井ケイはすべての事象を忘れずに完璧に記憶する、という能力を持っている。彼はその能力と明晰な頭脳を持って、やがて事件を解決するようになるが、その力がかえって市の管理責任者に監視されることになり、「奉仕クラブ」と称した「能力を使って奉仕する」という名目で籍を置くことになる。
その彼と「リセット」という過去にさかのぼる力を持つ春埼美空がであったことで、二人はその力を駆使し、様々な事件を解決に導く。しかしその能力のせいで相麻菫という未来を見ることができる能力者の同級生を死に至らしめる結果となったことで、彼らは悩む。やがて「咲良田」のすべての能力を支配する謎の石「マクガフィン」を巡る争いや、菫の復活、管理局対策室長の浦地正宗の野望である「すべての能力を消し去る」と対峙し、これに勝利する―――というストーリーでした。
ストーリーそのものもなのですが、キャラクターの喋り方も独特で、散文詩を見ているような不思議な作品でした。
多分声優さんも主観なのに、まるで自分の行動を客観視しているような、他人事のような喋り口調も、監督さんのいう不思議な世界観にするための、一つの表現方法だったのかも。なので心に訴えかける・・・というよりは、冷めた感じで外から見ている感じのつくりでしたね。小説を読んだことがないのでわからないのですが、多分こうした喋り方で、表記の仕方も独特なんだろうな。それをアニメで表現すると、ああした世界観なのかも。好きな人は面白く感じるかと思います。かもした的には主観であるはずの浅井ケイの言葉も考え方も、非常に客観的で、更に言ってしまえば「自分の心も客観的」なので、主観で見がちな青年らしさが感じられない、むしろ達観しすぎた感じを受けました。だから恋愛のドキドキ感とかもなく、本当にすべてが「かけひき」でしたね。
唯一段々と人間らしさを垣間見せてきたのは春埼かな。最後は菫の言動に怒りを始めて見せたり。これはケイに思いを寄せるようになった結果で、今まで自分の存在でさえわからないような感じだった子が、初めて意思を通した。この子の成長だけは2クール通してよく見えてきました。
散文詩、という表現でしたが、多分小説を読み込んでいる人はキャラのセリフ回しに「あ」という思いもあるかと思いますが、ちょっと見ていなかったかもしたには「何の含みを持つセリフなんだろう?」と感じ取ることが難しかったです。キャラクターに表情がないので余計に。菫くらいじゃないかな。
見どころとしては能力よりも、ケイの頭脳戦ですね。マクガフィンの正体(ただの石ころでした)や浦地さんを逆に追い詰める手段を発揮する、探偵ものでもなくクイズでもない、「先読み」の戦いが面白かったです。
『はじめてのギャル』:こちらは漫画原作のアニメ化です。
主人公は高校生の彼女いない歴=年齢を具現化したような地味な高校生羽柴ジュンイチ。友人の策略で「土下座して異性に告白する」こととなり、その相手はジュンイチのクラスメイトでギャルの八女ゆかな。羞恥心全開で土下座するジュンイチだったが、それを受けたゆかなは彼に交際しようと持ちかけるという想定外の行動に出る。やがてゆかなの振り回されつつも、いつの間にかゆかなに惹かれていくジュンイチ。そしてゆかなも地味だが真面目でしんけんなジュンイチに惹かれていく。しかし、そんな二人を静観することのできない同級生や幼馴染など、二人は常にトラブルに巻き込まれていくのだった―――というストーリーでした。
ともかく一言―――「八女さん、めっちゃいい子じゃないか!!」
いや~「ギャル」というと、見た目が派手で、男友達も多くて遊び好き(←違うギャルの皆さん、すいません<(_ _)>)というイメージが先行しているんですが、八女さんはすごくいい子。明るく回りを盛り上げてくれるだけでなく、周りにも気を使うし、優しい。そして純粋。しかもナイスバディ!(笑) 見た目が派手なだけで、中身は人としてとても見習うといいところまである子なので、「すいません。ギャルの皆さんのイメージ、勘違いしていました!」と謝りたい。
で、一方のジュンイチ君は地味なんだけど、一人で八女さんを守るために戦うし、ちゃんと主張するところはきちんと自分の気持ちを話して謝れる。多分見かけ派手な遊び人男子とは真逆で、そこが八女さんにとってはストライクだったのかも。むしろクラスの優等生:香椎さんは裏で恐ろしい主張をしている(笑)あたり、「本当に怖いのはボンテージを着ている女より、白いエプロンを付けて清楚にふるまっている女」というのをどこかの小説で読んだことがありますが、まさにそれを言い当てているようでした(笑)
最後はきちんと本当に恋人同士になれてよかったねv
久しぶりに心から応援したくなるCPでした。メデタシメデタシでよかったわ

コメント
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