うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回③

2017年09月20日 19時51分29秒 | アニメ
昨夜の夕食で『ほうれん草のキッシュ』を作ってみたところ、パイシートがなかったので「そうだ!こんな時TOKIOだったら、何か別の手段を作るはず!」と、ジャガイモをマッシュポテトにして、つなぎに卵白使ってやったんですが・・・
「焼いても固まらないじゃないか!(ノД`)・゜・。」
…要は材料のバランスが悪いってことなんですが、TOKIOの皆さんは0円食堂で限られた食材で、見事に調理するのに、何なんでしょう、この差は。。。料理能力0ですね(哀) 
一昨日MステでTOKIOの皆さんが歌っているのを見ながら「一家に一人TOKIOが欲しい・・・」とつくづく思ったとさ。
だって便利だよー!大工やれるし料理作れるし作物育てられるし、海岸も森も作れる!農業高校とかの講師だってできるよきっと。

そんな感想をつくづく思いながら、家庭科常に3(5段階評価)のかもしたはただひたすらアニメを見るのみ。
『恋と嘘』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公は古墳ヲタクの地味な高校生:根島 由佳吏くん。この世界ではあまりの少子化に対し、政府が敢行した超・少子化対策基本法というものがあり、16歳になると自動的に厚労省がコンピューターで相手を選別し、政府通知でその結婚相手を知らせてくる、というシステムになっている。元々同級生の高崎さんに思いを寄せている由佳吏だが、高崎さんと両想いであることが分かったと同時に政府通知が来る。その相手は彼女ではなく、全く見も知らない女子高生:真田莉莉奈。由佳吏の家族はすっかり莉々奈を気に入り、由佳吏もまんざらではないが、どうしても高崎さんのことが忘れられず、高崎さんもあきらめきれない。そんな中、莉々奈は高崎さんを訪ね、何と二人は友達に。由佳吏の友人:仁坂も加えてグループで交際する中、二人の女性の間で悩む由佳吏に対し、まだ恋が何なのかわからないという莉々奈は、由佳吏に対し自分の気持ちに嘘をついて「高崎さんと結婚すべきだ」と告げる。そして高崎さんもまた自分の本心に嘘をつき、由佳吏と莉々奈を祝福しようとする―――というところまでのストーリーでした。
確かに現在少子化が問題なので、ある意味人権よりも人口を優先したら、こういう法律が出てきてもおかしくはないな、という感じで見ていました。確かにコンピューターが選んで最も相性のいい人同士であれば、それはそれなのでしょうけれど、最終的にはやっぱり性格だったり、一緒に住んでみてわかる相手の隠れていた部分も見えてくるわけですから、「これで絶対幸せです!」というのはあり得ませんね。やっぱり恋の駆け引きを重ねたり、相手のマイナス部分を受け入れられるかは愛情の深さだったりするので。まだ16歳の子供にそれを決めさせるのは早急かな。相手を思いやるあまりに嘘を重ねても幸せには慣れないですし(未練たらたらで、本当に自分と結婚した相手にそれを重ねて幻滅する危険もありますし)。この主人公の男子は特に優しすぎるが故、優柔不断ですから。
できればどうんな風にこの物語が完結していくのか、続きが見たいです。
『異世界食堂』:ラノベ原作のアニメ化でした。
主人公は異世界からくるお客で、毎回違います。土曜日にだけ異世界にドアがつながる洋食のねこやを舞台に、様々な異世界の主人公たちが、自分のエピソードにちなんだ洋食(に限らず)を食べ、思いをはせたり抱えていたトラブルに終止符を打つ展開でした。いがみ合っていた種族が顔を合わせても、ねこやだけはトラブルは起こさない。むしろ食を通して仲良くなれる(まぁ、中には「こっちのほうが美味しし!」で喧嘩もありましたが^^;)。人間、争ったときやいらだった時は、食を挟んで語り合うと、案外治まるということをしんみりと教えてくれていた気がします。
メニューは本当に普通にあるもので、シチューやカレー、コロッケ、フライ、というものなんですが、これが見ていて本当においしそうなんですよ!作画スタッフさんが相当気合を入れてくださったのではないかと(笑) 見た目も美しくって夜中にこれ見ると絶対小腹がすきます! 洋食といいながら、かつ丼だったり豚汁だったりまで出てくるので、日本食好きの人もたまらないでしょうねv
マスターは不思議なことにキャラ名がなく、本当に店主(マスター)だけなんですが、代々ねこやは土曜日だけ異世界から客が来ることを何の疑問も思っていないような心の広い人(笑) でも視聴者に「何で異世界に繋がるの?」という疑問は、マスターの祖父が異世界の人間であったから、という最終回でのこっそり告白エピソードが付け加わっていて納得。でもマスター本人は知らない。それでもねこやはちゃんと回っている。あぁ・・・養殖が食べたくなってきました。(←我が家は高齢者が多いので、和食ばっかりですよ。)
『アホガール』:漫画原作のアニメ化でした。
主人公の花畑よしこという、思い込みの激しく本能の赴くままに生きる女子高生と、彼女の迷惑を思いっきり被るまともな隣人の幼馴染阿久津くんをはじめ、彼らの周りで(主によしこが起こす)騒動を描いた残念な作品でした。
阿久津君だけがまともで、あとは大人も含めて周りはみんなアホばっかりです。理性を残したまま見ると、ストレスがたまる(苦笑)ので、見たり見なかったりでした^^; 迷惑かけっぱなし+ほかの人が頑張って手に入れたものを意図的に破壊したり、というのはやっぱりいくら漫画であってもアカン。本能で受け流せる人は楽しめた・・・かな?
『徒然チルドレン』:こちらも漫画原作のアニメ化でした。
特に特定の主人公がいるわけではなく、十数名の高校生の主にそれぞれのCPの恋愛模様を描いた作品でした。学園コメディ的な要素もありましたが、概ね恋愛でしたね。
色んなCPおりましたが、この中から一番のCPを選べ、と言われたら、多分生徒会長(赤木君)と梶さん(不良)の二人かな。割と女の子が押せ押せ!なCPが多い中にあって、人を好きになったことがない、と言い張る生徒会長が、梶さんをうま~く引っ掻き回して見事に落とすあたりが(笑) この二人を見ていると、本当に相性がいいんだな、ということがよくわかる。たとえ優等生と不良であっても、相性が合うといい感じで発展している。特にリードする赤木君の方が梶さんにぞっこんなのですが、そんな赤木君に突っ張ってみても相手は頭がいいだけ、いいように巻き込まれる・・・なんとなくアスカガチックで気になった(笑) この二人は是非に幸せになってほしいです。
『ナナマルサンバツ』:こちらも漫画原作のアニメ化でした。
主人公は一人で読書することが趣味な高校1年生の越山君。入学式後の部活紹介でたまたま早押しクイズの回答者に指名されたことがきっかけで、「クイズ研究会」に入部。やがて他校との例会(交流試合)で出会ったクイズの天才:御来屋君と出会ったことで、クイズバトルへ没頭していく―――というストーリーでした。
とにかく「友達はできない」「一人でこっそり昼ご飯」という、引っ込み思案すぎる越山君でしたが、クイズによって自分の知識が役に立つと自信ができたことが一番でしたね。いわゆる「自己評価」がめっちゃ低かったんですが、クイズという手段で「自己承認力」を得たことで、一気に人生の幅が開けてきた。手段が何であったとしても、やっぱり輝ける場所があることは何よりです。
おもいっきり高校生クイズを素材にした作品ですが(だから放送枠も日テレだった)、今年の優勝校は偏差値も平均的で、目立ったところが何もないけれど、この3年間クイズのために必死に努力してきたCPだったそうで。確かにいつもの大会だったら、いわゆる偏差値の高~い、頭いい学校、って相場が決まっていましたけれど、それを打ち破ってくれたのも、他の高校生たち(特にこの後に続く子たち)にはとってもいい刺激になったのではないかなと。
ともかく短い3年間ですが、一生懸命になれるものがあると楽しいよ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする