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うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回④

2017年09月22日 19時15分51秒 | アニメ
9月も来週で最終週だというのに、何なんでしょう、この暑さ 8月がずっと涼しかったので、嫌がらせ的な残暑で毎日の通勤時が汗かいて辛いです。汗かいて→電車にのる→冷房効いていて、1時間乗ると結構寒い。このコースにはまって現在風邪気味で喉が痛いっす。早くいい季節になってくれないかなー。
で、来週はきっと最終回が山ほど来ますが、ちまちまチェックしています。
『最遊記 RELOAD BLAST』:久々の最遊記シリーズでしたね。始まったのは遅くて終わりが早いので、もう1クール終了!?と思いましたが、考えてみれば12話中の半分近くは哪吒太子にまつわる悟空との過去のストーリーだったので、三蔵一行が進んだ距離自体は短いわ(笑)
今回はいつもの旅先での戦いエピソードというよりは、それぞれのキャラが背負う過去話が中心でしたので、いつものお約束展開は少なかったです。写楽さんのところで哪吒と戦ったのがメインくらいかも。
でも哪吒との戦いの前には悟空とのエピソードは絶対外せないので、できれば2クールで続けてほしかったです。悟浄と独角兕のことも、妖怪化が進んだその後のことも短かったし、あの後紅孩児がどうなったのかも未完だし。哪吒と悟空の邂逅もできればもういちょい見たかった。「見たかった」ばかりですが、つまりイコール「全12話で盛り込むには無理があった」と思います。
嬉しかったのは、結構リメイク久しぶりの作品の中にあって、声優さんが変わっていなかったこと。関俊さん、平田さん,保志さん、石田さん・・・今見るとめっちゃゴージャスなキャストですね!(笑) 高木さんの三蔵も好きでしたが、テレビで見慣れるとやっぱりこのメンバーは落ち着きますわ また続編やってほしいですね。
『サクラクエスト』:こちらはオリジナルアニメで2クール作品でした。
主人公の短大を卒業して間もない木春 由乃は、東京で就職活動中にたまたま派遣事務所からの依頼で「間野山」という町の観光協会が募集している「国王」となる。間野山は完全過疎化で、商店街もシャッター通り状態。若者は皆自分の故郷への興味を捨て、都会に出ていきたがる。交通の便もままならないこの町で、由乃は町の観光課の四ノ宮 しおり、売れない役者でたまたま地元に戻っていた緑川 真希、祖母から家を出ることを禁じられている織部 凛々子、そしてWebデザイナーでありIターン就職を狙っていた香月 早苗ら4人とともに、国王と大臣となって、町おこしに奮戦することとなった。当初は全く町の現状を知らず、ただやみくもに活性化を図ろうとしたものの、町の住民らから反発を食らうこともしばしば。特に観光協会会長のワンマンぶりに反発を示す商工会との対立も大きく、前途多難だった町おこしだったが、やがて町のニーズと人々の求めるニーズをすり合わせ、町に来て一年後、「みずちまつり」を復活させ、大成功を収める。そして由乃は国王任期を終えて、やっと見つけた自分のやりたいこと=「町おこしプロジェクト」を仕事として選び、新たな土地に向かうのだった―――というストーリーでした。
制作会社のP.A.WORKSさんの「お仕事シリーズ」ですが、「SHIROBAKO」みたいに本当の現場の実情を見事に描き出していました。町おこしって本当に難しいと思います。しかも土台(※その土地で生活した実績など)もなく、いきなり来て盛り上げろって言われてできるものでもないですし。よく「若い人の新しい感性で」なんて触れ込みもありますが、地方都市はむしろ保守的なところが多いので、新たな事業を立ち上げようとしても地元民に受け入れられないため、企画そのものが失敗することは多々。この作品では1年間で由乃がニーズのすり合わせに気づき、更に最初はプロジェクトよりも、住民のニーズを図ることで、信頼関係を得てから一緒に取り組めたので見事に成功できました。1年かかって、というセリフがありましたが、むしろ1年でやり遂げたのはすごいです。
飾らず、現実の厳しさを見せてくれた作品で、ただ面白いというだけでなく、現代社会の問題点について考えさせられる作品でした。
『DIVE!!』:今季ノイタミナ枠でした、小説原作のアニメ化作品。
主人公は中学生の坂井知季。幼いころに見た富士谷要一の飛び込みに惹かれ、自分も飛込競技専門のミズキダイビングクラブに入り、憧れの富士谷君とともに飛び込みを続けていた。ある日クラブ運営が赤字で立ちいかなくなり、「クラブから次のオリンピックの候補者が出なければ廃止」という宣告を受ける。そこに現れたのが、アメリカ帰りのコーチ麻木夏陽子。知希はその身体能力と視力によって彼女に見込まれ、3回転半の難易度の高い演技に取り組むがうまくいかず。やがて私生活でも同じクラブの仲間にコーチから贔屓されていると無視され、弟に彼女を取られるなどトラブルが続く。そんな中、中国への合宿選抜にライバルの沖津が外されたことでギリギリ入ることができる。そしてオリンピック選抜の試合、持ち直したものの結果は4位に終わり、オリンピック選手には選ばれず終了したと思いきや、富士谷の選考不服申し立てから、再度選抜試合へ。結果、富士谷は体調不良だったこともあり、ライバルとともにシンクロ飛込代表に。そして知季はシングルでのオリンピック代表となる―――というストーリーでした。
今時珍しいくらい、飛び込み以外の部分での描写がほとんどない作品でした。結構思春期の主人公だと、学園生活やら友情やら恋愛やら、いろいろいわゆる「青春モード」の脚色がつくのですが、一応彼女はいたけれど、ほとんど恋愛描写はなかったし(結局弟に取られるし)、学校生活なんて映らなかったですね。麻木コーチへの感情は、恋愛というよりはやっぱりまだ憧れに近いし、それ以上の踏み込みはないので、飛び込み一筋!でした。
その分主人公たちは飛び込みに青春をかけている!ということでしょうが、確かに現在色んな競技がありますけれど、オリンピックを目指すアスリートの皆さんは、自分の人生の殆どを競技に打ち込んでいるから、実際はこんななんだろうな。そういう意味ではリアルに即して「甘い世界ではない」ということを教えてくれた気がします。
そういえば、ツイン(シンクロ)飛び込みは見たことあるんですが、シンクロナイズドスイミングより結果は思いっきりわかるので、シングルより絶対難しいと思います。ちょっとでも着水がずれたり、演技がずれると素人目にもバレバレなので。今度のオリンピックはちょっとそっちも楽しみに見たいと思いましたv

コメント
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