うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回⑥

2017年09月26日 19時30分57秒 | アニメ
四十肩で右腕がすごくかったるいかもしたです
痛くはないんですよ。すごくだるい。多分筋力が相当落ちているのではないかと。
『鉄腕DASH』でTOKIOのメンバーがバク転やっていましたけれど、40代であれだけの筋力を未だ維持できるのは、やっぱり常に動かしているからかな。リーダーでさえ、砲丸投げ・・もといボーリングの玉投げで他のメンバーと変わらないくらい飛ばしていた(しかも利き腕じゃなく)んだから、お年寄り扱いされてますけれど、リーダーは並みのアラフィフよりは体力あると思いますよ。うん。
そんなリーダーを見習え(特に魚の三枚おろしとか小技も)ばいいのに、全然見習わないでグダグダ見ているだけのかもしたは、今日もグダグダ感想だけ書きます。
『セントールの悩み』:日本の漫画原作を中国スタジオでアニメ化した作品でした。
普通の高校生の日常ストーリーですが、登場者は全員人間ではなく、伝承の存在。なので主人公は「セントール」を英語読みすると「ケンタウルス」の通り、半人半馬の姫こと姫乃さん。友達は竜の希ちゃんと角つきの羌子ちゃんと、天使の真奈美さんと途中で転入してきた蛇人のケッツアコアトルさん。
ストーリー的には単発の15分×2話で話が進んでいるんですが、別に何か大きな事件が起きるとか、伝承的な争いがおこるとか、そういったものは全然なく、本当に普通の女子高生の日常。・・・なんですが、「セントールの悩み」とついているだけあって、たまーに「座席に座れない」「保健室のベッドで横になれない」「電車に乗っても座れない」「公衆トイレに入れない」という、確かに馬の下半身ではきついであろう(涙)不便さを訴えておりました。
3期くらい前にやっていた「亜人ちゃんは語りたい」にあったいわゆる「精神的にも環境的にもバリアフリー」を訴えた作品と、言いたいことは似ている気がします。でも深刻さはない。つまりもうそれだけいろんな人種、改め民族(?)が溶け込んでいるからなんでしょうね。
後半に入ってきたら、特に不便さを語る話はほとんどなくなってきたので、それなりに悩みは解消しているようです。よかったよかったv
『ナイツ&マジック』:こちらはラノベ原作のアニメ化でした。
主人公は元々は日本のゲームプログラマーでロボット大好きなプラモデル作りが趣味の倉田さん。交通事故で亡くなってしまったその魂は、異世界に飛ばされそこでエルこと「エルネスティ」という少年に転生する。その世界は「幻晶騎士(シルエットナイト)」と呼ばれる巨大ロボットが、主戦力として存在する世界だった。
前世からの記憶と趣味と知識を引き継いだままのエルは、幻晶騎士のパイロットである「騎操士(ナイトランナー)」を志し、幼少時より勉学などに励む。そして学園生時代の訓練中に現れた師団級魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」を討伐した事を切っ掛けに、自らが理想とするロボットを一から作り上げるために奮闘、その才能と実績で国王から幻晶騎士開発を主目的とした騎士団「銀鳳騎士団」を任されて団長となった。それ以降、彼の騎士団は目覚ましい戦歴を重ねていくのだった―――というストーリーでした。
最近『なろう系』というジャンルが流行しているそうですね。つまり「自分がなりたかったもの、理想とする世界が実現した世界に行って大活躍し、人気者になる」というジャンルだそうです。今期だけで3作品がこの『なろう系』でしたが、確かにこの主人公はひたすらロボットが好きで、前世で事細かいロボット工学まで好きで独学していたようですが、飛ばされた異世界ではIT技術的にも劣った世界で、その知識を利用して全戦無敗の無敵を誇る。挙句その国のTOP(王様)から認められ、大好きなロボット作り放題やり放題(資金源なら湧いて出てくる)だし、勝利するから人望も集まってくる・・・現世界のヲタな人の承認欲求が見事に満たされる世界。そりゃ『なりたい!』にもなるわな(笑)
ある意味ヲタの欲求を世界化してくれていますが、ただ正直この主人公、ひたすらロボットの話になると他人の話を聞かず喋りっぱなし&人の命よりロボット大事(「中(の搭乗者)はいいので、ロボットは傷つけないでください!」的な発言が多々あり)な問題発言が多く、まだ子供だからと笑って聞いていられる内容ではないので、そこはちょっと受け入れがたかった(--;) しかも絶対負けないので、生きていて当たり前にある苦悩とか後悔とか挫折とか、人間的に成長できる機会が全くと言っていいほどないので、このままで人生本当に面白いのか?という疑念は付きます。
『なろう系』はかもしたには向かないことが、今シーズンでよくわかりました。<(_ _)>
とりあえずロボットの描写は細かくて綺麗でした。ロボット好きな人にはたまらなかったでしょうね。
『プリンセス・プリンシパル』:こちらはオリジナルアニメ。全24話中からピックアップされた12話のみテレビ放送でした。
世界は19世紀末のロンドン。ここにはベルリンの壁のような「ロンドンの壁」で分割され、各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となっていた。王国に潜伏する共和国側のスパイ組織「コントロール」に所属する5人の少女たちは、表向き名門校クイーンズ・メイフェア校に通う普通の学生として生活する一方、各々の能力を生かし、スパイとしてロンドンを駆け巡っていた。そして様々な任務を遂行する中、「プリンセスを暗殺」という指令が下る。このプリンセスは王女でありながら5人のスパイの一味として暗躍するシャーロット。仲間を売るか、それとも友情を取るか―――彼女らは同じ思いでつながっていることを再確認し、プリンセスの救出と革命を未然に防ぎぎった―――というストーリーでした。
これは面白かったです。純粋に。人知の及ばない秘密兵器を使いこなしたり、弾丸まで叩き切ったり、あの『ルパン三世一味』を彷彿とさせられました。役割分担がきちんとできているんですよ。戦闘の先陣:ちせ、任務遂行:アンジェ、渉外サポート:プリンセス、そのサポート:ベアトリス、まとめるリーダー:ドロシー、でちゃんとそれぞれの役割を担ってトラブルがあればすぐにサポート、話をせずともすぐに相手の意図を理解して先に進む。非常に任務遂行に徹するバランスのとれたいいチームでした。ハラハラしながら見ていたので30分が短かった!その一方でキャラクターの抱える秘密、特にアンジェとプリンセスは実は「乞食王子」みたいに「そっくりだったので入れ替わったら、事件に巻き込まれそのまま相手の人生を過ごすことになった」という展開もまたびっくり。でも感情を見せないアンジェが唯一プリンセスと二人の時は感情を見せてくれるので、任務に徹したロボットじゃなく、ちゃんと感情をもって自分の大事なものを知っている人間である、という普通の女の子らしさがあってよかったです。
キャラも背景も綺麗だったし、欲を言えば24話を全部見たかった・・・orz そしてストーリーを前後させないで順を追ってほしかったな(チョイス式なので、9話の後に6話とかふつーにある)。久々スリル満点の作品で面白かったです。
『潔癖男子!青山くん』:こちらは漫画原作のアニメ化でした。
サッカーU16の代表選手に選ばれるほど、プロも注目する天才プレイヤー青山くん。ところが彼の進学した高校は超弱小高校の富士美高校。プロのスカウトも同じ学校のサッカー部の部員も、その理由がさっぱりつかめず「何故青山くんがこんなところに!?」―――その答えは「洗浄機のあるトイレがあったのが、この高校だけだったから」。青山くんは非常に潔癖だった。暇さえあれば掃除をしている青山くんと、金持ちのボンボンでシュートが全然入らない財前君や3バカトリオをはじめ、ともにサッカーにいそしみながら、青山くんは今日もどこかを磨いている―――というストーリーでした。
最初はFC東京も応援している番組、ということで、普通にサッカーをメインとした作品なんだろうな、と某キャプ翼感覚で見ていたら、全然全くとぉぉぉーーーーーーっても違っていました(笑) 要は「ほのぼのサッカー&学園ライフ+青山くんのお掃除」で話がまとめられる(笑) サッカーの試合なんて最初ちょっと交流試合ありましたけれど、あとは全然なかったな。財前の特訓ぐらいで3バカはまともにサッカーやっていないし←それはそれで話が成り立つのだから、ある意味凄い。色っぽい話も全くなかった。すごい青春だ!(笑)
後は中の人的にゴージャスなキャストさんばかりだったのですが、置鮎さんの青年声は久しぶりで新鮮でしたv 大体年齢が高いキャラくて落ち着いた雰囲気のキャラが多かった(ぬーべ~とかトレーズ様とかバルドフェルドさんとかBASARA秀吉とか)ので、意外性がまた楽しい。そして財前関智さんはやっぱりうるさい(でもこれはこれで安心v)。イザークと財前と与太郎とギルガメッシュが集まったら会話にならないな^^; ちなみ最終回のオーディオコメンタリーでは3バカの保志さんが一番うるさかった( ̄▽ ̄)☆ 
それはともかく、肩の力抜いて、ほや~っと見られる作品でした。
『天使の3P』:こちらはラノベ原作のアニメ化でした。
主人公は引きこもりで高校未登校の貫井 響。自作の音楽を動画にUしていたところ、「曲を聴いた。会いたい」というメールが届く。待ち合わせ場所に出向いた響はそこでメールを送ったリトルウイングの3人の小学生女子と出会う。彼女たちは養護施設で生活し、その拠点である教会を取り壊す話が出ているため、なんとかライブをここで開いて思い出にしたいという相談を受ける。悩む響だったが彼女たちの演奏を聴き承諾。四苦八苦しながらライブを開催。やがて彼女たちの音楽を動画に乗せたところ、思いのほかあちこちから誘いがかかり、リトルウイングとともに響も成長し、高校に出席するようになった―――というストーリーでした。
主軸にあるのは健気な彼女たちの影響を受け、主人公も成長していく、という王道の展開・・・なんですが、これもある意味『なろう系』でした。こっちの『なろう』は「ロリコン好き」の人が「ツルペタな女の子とお風呂に入ったり、海に行ったり、キャンプしたり、一緒にデートしたりetc・・・」という夢を2次元でやってくれた、というところでしょうね(笑)
しかも「ツンデレ系」「大人しい系」「未熟系」「傍若無人系」とお好きなメニューがそろっている。
でもね、現実は「小学5年生にもなって、高校生男と一緒にお風呂に入る」なんてありえないから。しかも高学年なら既に性教育(今は早いところだと小学校低学年からしている)受けているはずの女の子が「隣に寝ただけで子供ができる」とか思っているはずないから(苦笑) 
とりあえず、「目を覚ませ!現実を見ろ!」と言ってやりたい(笑) ってまぁそれを言ってしまうと『なろう系』じゃないか^^;


コメント
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