うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニメ最終回⑤

2017年09月24日 17時30分13秒 | アニメ
最近季節柄、栗系の食べ物が出てきて嬉しいかもしたです。
先日はToppoの「香ばし栗」というものを、ちょっとだけ頂いたのですが、ふんわり栗の香りがして美味しかったっす。
これからはモンブラン系のケーキとかも出てきますが、最近はハロウィンにちなんでかぼちゃ系のものも出てきてますね。どっちもホクホクしているならそれでよし! あぁ、また太る・・・
で、ダラダラ見ているから余計に太るのですが、見ずにはいられない夏アニメの最終回です。
『境界のRINNEⅢ』:今期で3シーズン目になりました、高橋留美子先生の人気漫画原作のアニメ化でした。
相変わらず赤貧の中でお勤めをするりんね君と六文ちゃん、そして友達以上恋人未満(!?)な桜ちゃんと、彼らを囲むいつもの面々のコメディでした。
新しいといえば、りんねの母親:乙女さん改め苺ちゃんの初登場でしたね。声が林原さんなので、旦那:鯖人(山口勝平さん)と合わせて「乱馬」再びでした(笑) 鉄板でしたがある意味安心v 
そしてもう一つ新しいといえば、前シリーズまでは20分一話もしくはシリーズな展開が多かったのですが、今シリーズはショートストーリーを3話一週で放送したり、話の内容はすごく濃かった気がします。 そして「邪念を持つものはあくまで最後に痛い目を見る」のは人間だろうと死神だろうとそれ以外だろうと絶対お約束なので、別に正義を謳った作品ではないのですが、なんとなく後味爽快 また赤貧さと一般家庭の夕食前の時間のためか、りんねと六文ちゃんが今まさに食べようとしている「肉まん半分」とか「サバの水煮缶」とか「のびきったカップ麺」とかが、めっちゃ貴重で美味しそうに見えるのもこの作品ならでは(笑) 食べ物を当たり前に食べられるという難しさとありがたさを、今期もしみじみ感謝いたしました(-人-)
『賭ケグルイ』:漫画原作のアニメ化でしたが、個人的に所感としましては今期の作品で1,2位を争う面白さだったアニメでした。
ギャンブルで優劣が決まる(いわゆる学園カースト)高校に突然転入してきた蛇喰夢子という謎の美少女と、彼女に賭けを挑んでくる生徒を相手にイカサマ有の勝負をし続け、やがて学園を牛耳る生徒会との戦いを描いた作品でした。
ただのギャンブル漫画は色々あります(特に麻雀とか)が、オリジナルギャンブルに加え、イカサマありきでいどんで来る勝負師たちに、そのさらに上手をとってやり返す夢子さんの勝負がめっちゃ面白かったです。他のギャンブル漫画にありがちな「主人公の絶対的強運」とかは全然ないんですよ。夢子さんも別段「正義のため」に戦っているわけでもなく、思いっきり勝とうと敗北しようと、そのギリギリのラインがたまらなく好きなだけの本当にギャンブル好きなだけなんですが、相手の隠している弱点を突いて、その弱さを乗り越えさせる、という「水戸黄門的」な世直しというか人直し(成長させる)ができてしまうのも魅力でした。夢子さんには全然その気はないんですけれどね。でも彼女の本心は誰にも悟れない、何を考えているのかわからないミステリアスさも面白かったです。そして彼女とある意味瓜二つな生徒会長もまた謎のギャンブラー。最終回は原作にはないオリジナルでの会長との対決でしたけれど、いいところは全部鈴井君が持って行ってくれました。一番目立たない彼でしたが、それが弱点だったところを夢子の勝負を見続けて、勇気をもらった彼も成長した一人かと。オリジナルが入った分清華さんの出番がなくなってしまったので、ちょっと見てみたかった。というか、(やらなそうですけれど)できたら2期目が見てみたいです ・・・あ、でも最後に一つ―――
「学生の賭け事参加は違法です(※宝くじ以外)」・・・念のため。(20最越えている大学生でも競輪競馬やっちゃだめだよ!)
『ひなろじ~from Luck & Logic~』:スマホゲーム原案のアニメ化作品。以前もアニメで放送された「ラクエンロジック」の別バージョン。前作が高校生年代のロジカリストたちの戦いを描いたストーリーでしたが、こっちは一変してほのぼの 多分年齢的には中学~高校生年齢なんでしょうが、主人公含めてみんな可愛い。戦いというよりは、一人前のロジカリストを目指す学園に通っている子たちなので「ひな」。なので、バトルよりは学園ほのぼのストーリーでした。
主人公はある国のお姫様にもかかわらず、ロジカリストの力を持つためホッカイドウの学園に通うことになったリオン。そこに現役ロジカリストでリオンのあこがれであるニーナが通っていた。ニーナと友達になりたくて早速近づくリオンに対し、ニーナは誰とも距離を置いている。ニーナはいずれはALCAという戦闘部隊に戻るため、人間関係から距離を置いていたものの、リオンをはじめ学友たちと様々な行事を過ごすことでやがて友情は募っていく―――というストーリーでした。
戦闘状態がほとんどない分、ほのぼのとした学園生活がメインなので、一話単発でも全然見れてしまう。シリアスといえば、まだ未知の力に振り回されるリオンとニーナの戦いくらいでしたね。でもそうしたいきさつがあったからこそ真の友情が結べてニーナは戦闘力以外の人間として大事な部分に気づけて学園に残る、という最終回になったかと思います。最後まで円満でよかったよかったv
でも、誰より戦っていたのは、学園の先生方ではなかっただろうか(哀)・・・毎回大騒ぎ起こす生徒たちに振り回され・・・挙句次回予告の際は必ずと言っていいほど先生方が居酒屋で泥酔しながら愚痴を言い合うシーンでしたので、それがなぜか涙を誘われました。先生方にも幸あれ!
『活撃刀剣乱舞』:説明不要!の人気ゲームのアニメ化第2弾でした。前作の『花丸』もバトルはありましたが、基本ほのぼの ほぼ全キャラクター(※放送当時の)が出演して、毎日ワイワイガヤガヤで、基本真面目な長谷部さんが一人で苦労する(ツッコミ役でありツッコマレ役でもある)オチの話でしたが、今回は土方さん所蔵の刀剣二振「和泉守兼定」と「堀川国広」、そして敵対者であった坂本龍馬の愛刀「陸奥守吉行」を中心とした第2部隊の戦いを描いたシリアス作品でした。
物語の当初は坂本龍馬の気質を移したような陸奥守と土方さん譲りの隊長気質の和泉守の葛藤がありましたが、やがて陸奥守は龍馬本人と会うことで、自分の抱えていた思い残しを消化することができましたけれど、逆に乗り越えられなかったのは国広。土方さんの最期を知っているが故に、余計に彼を助けたくなり歴史に干渉しない約束を破って彼の元へ・・・最後は闇落ちするか、折られるか、ひじょーに心配しましたが、国広君は歴史上函館戦争前に実家に送られて土方さんと最期を共にしていない兼さんのことを思って、最後の時まで一緒にいさせる(歴史に変革はない)形にしたかっただけでした。よかったよv
そして第二、第一部隊に与えられた指令は「函館戦争の邪魔をさせない」。途中出場のじじぃども(笑)が美味しいところも持って行ってくれそうでしたが、兼定さんは最後まで部隊長を務めあげました。
感想としましては、とにかくクオリティが高かった!キャラデザもぶれないし、背景の書き込みも細かくて、無論脚本もハラハラしながらも戦闘場面もすごくきれいな描き込みで、どれだけスタッフが気合入れたかが実によく伝わってきました! やっぱりダントツの人気を誇っているだけに、少しでも手を抜いたら世の審神者の皆さんが大変なこと(笑)になるかと思いますから、気合も十分だったでしょうね。
今度は劇場版ですが、無論楽しみではあるんですけれど、できれば活撃でテレビシリーズ2期目を作ってほしいな~。劇場版てどうやっても2時間(つまりはテレビだと6話分くらい)限度になるので、短いのが・・・
我が本丸にて、「2期目ーーーっ!!」と祈りながらしばし待ちたいと思います。(-人-)
『ひとりじめマイヒーロー』:こちらは漫画原作のアニメ化でした。
主人公は高校生の勢多川 正広くん。元々中学校では居場所もなく、ヤンキーたちのパシリになっていたところを、伝説の熊殺しと呼ばれた人物によってヤンキーのグループが壊滅状態になり解放される。勢多川くんは大柴 健介と知り合い仲良くなるが、その兄が実は熊殺しの本人:大柴 康介だった。やがて同じ高校に進学した正弘と健介の学校に臨時教員として康介が着任することとなった―――というストーリーでした。
最初から「BL」となっていたのですが、全然BL展開にならず、しいて言えば健介と正弘の仲に支倉君が嫉妬している、というところがBLっぽいかな?と思いつつもそれでも全然BLシーンがなかったので、(なんだー、このままほっこり展開で終わるのかv)と思っていたら、後半から急速に康介と正弘のBLがスタートしたという(笑) 安心していたところに一発食らった感じ(苦笑) ただ、割とBL作品って会社に秘密の関係だったりとか、兄弟にはバレバレだけど開き直っているとか、一部の人間のみ受け入れられるものが多い中にあって、この作品は友人から否定的に見られたり、学校での立場とか、いわゆる「リアルに近い受け入れられ方」を描いていたので割とストンと胸に落ちるものがありました。最後はみんなに認められつつ、二人も喧嘩別れしそうでありながら仲直りして平和的に終了。
でもまてよ。正弘くん&康介の親がこの事実を知ったらどう思うだろう( ̄_ ̄|||) まぁ正弘母は「こんな親の子だからまともな恋愛はできない」と言い張っているので、受け入れられるかもしれませんが、大柴母はふつ―そうなので、できるだけ穏便に図れますよう頑張ってください(笑)


コメント
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