うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2022秋アニメ最終回②+お知らせ続き

2022年12月21日 20時28分32秒 | アニメ

先にお知らせから―――

前回にもちょこっと申し上げましたが、明日(今夜0時)より『Shallow Sleep』クリスマス企画の「『VAMP!』書下ろし公開」を行いたいと思います。
期間は12月22日(木)~24日(土):オフ誌『VAMP!』より「Infinite Justice」

   12月25日(日)~27日(火):オフ誌『VAMP!Ⅱ』より「Shinn」

をお届けします。
オフ用書下ろしのため、非常に長いため、3章ぐらいずつ区切ってありますので、まだ読みやすいほうかと。よろしければお暇な時、時間つぶしのお供にでも読み流してやってください。<(_ _)>

さて、年末押し迫って忙しい中、何とかアニメも最終回チェックしてます。また今回もササっとだけ感想を。

『万聖街』:中国のweb漫画原作のアニメ化作品でした。短編2,3分くらいで1話。なので30分番組ですから一回で軽く一気に10話くらい行きました。けど特に続けてみないとわからない作品ではなかったので、その場のノリでw
主人公のニールはオーストラリアから来た悪魔で、人間界で友達を作ろうと万聖街にやってきたものの、人間は居らず、ルームメイトは悪魔か天使という人外ばかり。それでも日々を楽しく過ごす中、ニールの中にいる魔王が身体を乗っ取ろうとするものの、仲間たちの献身もあって魔王を小さくすることに成功。中でも必死にニールを助けようとしていた天使のリリィにニールは片思いするのだったが、兄であるリンが許さず、そのあたりのドタバタ恋愛も面白かったです。基本的にほのぼのした作品でしたので、ゆるりとお茶でも飲みつつ、のんびり見られました( ̄▽ ̄)

『新米錬金術師の店舗経営』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のサラサは商人の娘だったが、両親が盗賊に襲われ死去。身元引受人もいなかったサラサは孤児院に行ったが、そこで出会った錬金術師を見て憧れ、学費が免除となる王立錬金術師養成学校に入学。生活費のためのアルバイトで、大錬金術師のオフィーリアに師事を受けながら無事卒業。一人で店を持つことを決めていた彼女は、オフィーリアの紹介で格安店舗を紹介される。即決で選んでしまったものの、そこは辺境の村:ヨックというところで、ボロボロの廃屋だった。しかしサラサは諦めることなく店を修理し、やがて自分で材料を調達しながら少しずつ店を始めていく。生活品を購入しに行った雑貨屋の娘であるロレアが手伝ったことで、やがて彼女は店員一号となり、ロレアに店を任せながら、サラサは村人たちと共に素材集めや錬金術を使って、村の生活改善に取り組んでいく。その姿に村人たちもサラサを頼る様になり、村に欠かせない人となってく。そんな時、以前両親が営んでいた商店の店員が現れ、サラサの手で店を再開しないかと持ち掛けられる。サラサが村を離れることを懸念するロレア達だったが、サラサは自分で繋いでいった絆を優先し、ヨック村での店舗経営に精を出すのだった―――というストーリーでした。
言ってしまえばチート錬金術師なので、村人が頼りにして止まない主人公なのですが、最初からチートな訳ではなく、たまたま師匠が最強の錬金術師で、彼女からみっちりと教えてもらったことを活かしている背景が描かれているので、本当に努力家なんだと思います。後は店舗経営も両親の働く姿を間近で見ていたからこそ、お客への対応も自然と身に着けていたんでしょうね。辺境の村にしては(むしろ辺境だからか?)かなり物騒な事件に巻き込まれたりしていますが、ちゃんとできること・できないことの線引きしながらやっているので、違和感はなかったです。自分を育ててくれたヨック村で幸せに借金を返せるといいね!(※まだ最終回時点でも赤字経営だったw)

『犯人の犯沢さん』:おなじみ名探偵コナンのスピンオフ、「犯人の半沢さん」がアニメ化されました!
主人公の半沢さんはコナン本編でおなじみの全身黒くて性別(※アニメだと男性声優さんなので男性らしい)も年齢も不祥の主人公。ある男を殺すために、犯罪都市(笑)米花町に米子から上京。しかし日常茶飯事に犯罪が起きているこの街では、物件も事故物件ばかりだし、店に入れば強盗に当たるなどむしろ半沢さんが生き延びることができるのか!?そちらのほうが心配。ようやく見つけたシェアハウスで気の合う仲間を見つけられたものの、生活していくためにバイトを探さねばならなかったり、そのバイト先も不審な人物ばかりですっかり目的にたどり着けない半沢さん。しかしようやく見つけた「目標の男」の後を追うも、まさかの怪盗キッドで結局空振り。最後まで目的の男「工藤新一」を見つけられなかった半沢さんとすれ違っていくコナン君だった―――というストーリーでした。
確かに連載開始から現在まで、米花町だけで一体何件の殺人事件があったことか!(゚Д゚;) 本当に物騒な街ですよね、改めて見ると・・・💧 確かにこれだけ密室殺人も起きているし、事故物件だらけでめっちゃ家賃やすそう(笑)大島てるみたら米花町に赤い矢印ばっかり立っているはずだよ(笑)今まで全然こういうところに気づかずスルーしていましたが、改めて見てみるとそうだよね!ならもうちょっと防犯対策何とかしないと米花町!Σ( ̄□ ̄|||) こういう外側から改めて突っ込みできる部分を大いに突っ込むのが、流石は大地丙太郎監督!もうギャグアニメ描かせたら右に出るものなしですよ!OPの半沢さんが嫌にダンスが色っぽいのも、女性か男性かわからないからですもんね。そういうところまできちんと押させているのは流石だ、と。・・・多分コナン君が新一君に戻れる日はまだまだ来ないと思うので、バイトしながら頑張って生きてください!(`・ω・´)ゞ

『忍びの一時』:オリジナルアニメでした。
主人公の中学生:櫻羽 一時は習い事の多い日々を過ごす以外は、母と二人で普通の生活を送っていたが、ある日正体不明の者たちに襲われる。叔父の時貞に助けられたものの、理由の分からない一時に母から実は一時は伊賀忍者第19代正当後継者であることを知らされる。受け入れがたい一時だったが、ライバルである甲賀忍者の頭首が殺され、その犯人が伊賀忍者であると、甲賀より命を狙われている現実に直面する。後継者になることを拒否する一時だったが、幼馴染の紅雪や時貞に助けられるばかりで何もできない自分に奮起し、東京の忍術学園に編入する。そこでも甲賀の跡取りたちに命を狙われる日々だったが、夏休みに同じ寮生の黄瀬川 輝麗や雑賀衆の鈴ノ音 涼子が伊賀に遊びに来た際、襲撃を受ける。何とか一時は無事だったものの、母は甲賀に連れ去られ、そこで先代甲賀頭首を殺した罪で死刑を言い渡されることになった。しかし時貞と紅雪の働きで母を救出することに成功。しかし紅雪によって母は殺されてしまう。ショックを受ける一時だったが、実は犯人は紅雪ではなく、甲賀のスパイだった黄瀬川と裏切者だった柘植 礼羽によるものだった。甲賀に乗り込み復讐を果たそうとする伊賀の面々に対し、家督を継いだ一時はそれを良しとせず、争いを終わらせるために一人甲賀頭首:美濃部 鬼道の元に向かう。伊賀の秘伝忍核を欲していた鬼道だが、一時の秘伝忍核の力に圧倒され、最後は時貞によって止めを刺される。これにより伊賀と甲賀の戦いは終止符となり、数年後一時は普通の生活を送っているのだった―――というストーリーでした。
1クールものだったせいか、話の展開が早かったです。現代の忍びが使う科学的アイテムがあったり、何気に面白い世界観で進行していると思ったんですが、忍術学園での生活もあっという間で、更にあれだけ忍びとして弱くって、頭首になることも戸惑っていたにもかかわらず、頭首になった途端あっという間に決着ついたりと、なかなか腑に落ちにくいペースだったのが勿体なかったです。2クールくらいで学校でも才能の片りんを見せるとか、そういう演出があってもよかったと思うのですが、終始紅雪に助けられて、主人公らしい強さ(心身ともに)があまりなかった&見せ場がなかったですね。ちょっと辛口ですが、ストーリーが練れていたらと思った次第であります。

『ヤマノススメ Next Summit』:久しぶりの女子高生登山漫画のアニメ化2期目です。最初は1期目を振り返る形で進みましたが、今回続きとして夏休みに主人公のあおいは資金集めのためにバイトを始めることに。そこで出会った小野塚ひかりに誘われた山にあるダム湖まで行ったり、登山部の千住院小春があおいたちを勧誘に来たりと、人間関係の幅がぐんと広がってくる。初日の出に日和田山に登ったり、クラスメイト達に誘われて高尾山に初詣に行ったりと、山と切り離せない生活が続く中、あおいは「富士山へのリベンジ」を目標に掲げる。そしていつものメンバーに加え、谷川岳で出会ったほのかも誘って5人での富士山頂を目指すことに。前回とルートを変えて、極力高山病にならない準備をして登頂を始めたものの、やはりあおいは途中で軽い高山病にかかってしまう。今回付き添ってくれたひなたの励ましもあり、再度登り始めると、そこには先に登っていたメンバーと、霧が晴れた見事なご来光を望むことができた。下山してしまえばあっという間の出来事だったが、目標だった富士山リベンジを果たし、ますます登山が好きになったあおいは、未来の自分へ今の気持ちを伝えていこうとするのだった―――というストーリーでした。
『ゆるキャン△』に引き続き、こちらは登山ガールの話ですが、割とリアルに現実の厳しさを伝えてくれるので、生半可な気持ちで山に登ろうと思っている人には、導入書として是非一読(あるいはアニメを視聴)して欲しいものですね。かもしたは登山はしたことはなく、登って筑波山と高尾山くらいなので、高山病だったり、平地では大したことないちょっとした怪我が、登山だととんでもない重症になってしまうこととかこの作品で学べてよかったです。背負う荷物の重さまで伝わってきましたよ。あとゆるキャン△だとキャンプグルメの話が多いですが、こちらは携帯食の話が多くて、でもある意味非常時に持ち歩くもの(地震とかあって道路が寸断されて、食料が届かなくなった場合)とかの参考になりました。そうか、やはり羊羹は必需品だったのか!でも結構多いけどね、アレ^^;ともかくいい勉強をさせていただきました。続編はなさそうな終わり方でしたけど、原作のエピソードで結構カットされている部分があったので、そのあたりを是非とも描いて欲しいですね。

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