うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

春アニメ最終回⑧

2015年07月02日 19時01分32秒 | アニメ
本日、初物の『桃』をいただきました、かもしたです。
残念ながら、品種は『アカツキ』ではありませんでしたが、それでも美味しかったです アスランの好物だと思うとまた別格ですな。

さてさて、もうそろそろ大詰めの春アニメですが、今回の2作も面白かったです!
『黒子のバスケ』:もう説明の必要はない、ジャンプ連載でした漫画原作アニメでこれで第3期でしたが、原作の最初から最終回までを放送してくれるアニメって滅多無いので、コミック読んでいないかもした(ゴメン)には、とってもありがたく面白かったです!!
3期の目玉は『過去編(※帝光中学時代)』と『WC決勝戦』ですが、そういえば、最初この作品を見始めたとき、「キセキの世代」の皆さんが、非常に上から目線のというか居高い感じでしたので、「いくらバスケが上手くても、こんなこまっしゃくれるまでになるか?(--;)」と思っていたんですが、過去編見てようやく原因がわかりました。
みんながみんなバスケ上手すぎて、敵がいなくなったから、ある意味目標が無くなって、足元に意識がいかなくなったための不安定さ・・・という解釈だったんですが、実は中学時代のどこかで傷を負っていたんですね。緑間君はあんまりなかったと思いますが(※それ故、高校に入ってもブレなかったのは、黒子と緑間君だけだったと思う) その傷を変な形で塞いでしまったから、どこか歪んだ成長をしてしまった感じがします。特に赤司君と青峰君。その特効薬というのが、実は「敗北」だったという。もう一回傷を開かせて、中の膿を出したことで、以前のみんなに戻れたと思います。「負けること」って実はすごい「成長」なんですよね。みんなその成長を押さえつけられてしまって、バスケは上手いけれど、人間的にどこか偏ってしまった、アンバランスさがあったんですが、それが最終回までに、みんな揃って昔の良い方に進み始めたと思います。←こう言ってしまうと、帝光中学の指導者さんが問題っぽいですが、でも先生も『人間』である以上、相性とか受け取り方の問題とかあるので、難しいと思う。
黒子君も最初からぶれない子だったように見えますけれど、実は途中途中で結構自分の考え方が間違っていたのか悩みだして、苦悩することがありましたが、彼が他の5人と違う成長を見せたのは、やっぱりチームメイトの差ですね。他の5人は「俺一人で十分」のワンマンさで、周りの支えを拒否していたから、ある意味中学の時から能力も進化していなかった。でも黒子君は火神君はじめ、頼りになるチームメイトのおかげで引っ張られて成長できた。その差が『WC優勝』に繋がったと思います。
いつか続編、漫画連載しないかな・・・。
そういえば、かもしたは思いっきり『スラムダンク』世代なので、今回の『黒子のバスケ』みて、こんなにルールが変わっていたんだ!(・0・)と時代に取り残されていた感覚を味わいました・・・
『スラダン』も『第一部終了』となって以来、続編やる気配がないですが(やっぱり『バ○ボンド』が現在のライフワークなんですね)、こっちも続きが見たいよぉ~~~
『響け!ユーフォニアム』:こちらは元々は小説原作で、漫画化していて、今回その流れでアニメ化となっておりますが、制作が京アニさんだったこともあって、『Free!』の女の子バージョン(※男子もいますが)って感じでした。
北宇治高校に入学した主人公:黄前 久美子は、小学生の時からユーフォニアムを演奏していたが、中学の時、同じ学校のブラスバンド部の高坂 麗奈にコンクールでの結果に対し詰問されたことがあるため、彼女を苦手としていた。その高坂さんが同じ高校の吹奏楽部に入部したと知って、久美子は吹奏楽を避けようとするが、同じクラスの友人たちが吹奏楽部に入ろうと誘われ、なし崩しに入部。しかも別の楽器を希望していたが、副部長の明日香に引きずり込まれ、結局ユーフォニューム担当に。
その後、部活には新しい顧問の滝先生が担当することになるが、久美子の幼馴染の先輩の退部や、オーディション、高坂さんのソロ演奏に関する先輩との軋轢など、様々なトラブルが舞い込んでくる。部員たちはそれを乗り越え、目標として掲げた『地区大会金賞』と『全国大会出場』をめざし、コンクールに挑む―――というストーリーでした。
『Free!』は自分たちで部活を立ち上げ、少数精鋭の部員で自分たちなりのやり方で(コーチは来てもらいましたが)全国大会を目指す、というストーリーだったのに対し、こちらは既に存在していて前の学年からの問題を引きずりながら、大所帯で困難を乗り越えて全国大会を目指す、という、どちらかというと、リアリティに溢れた青春物語だったと思います。かもしたも高校では文科系の部活で、割と歴史があって所帯も多かったので、「あー!あったあった、こういうの。」と凄い親近感がありました。あの音楽室の独特の誇り臭さまで思い出した(笑)
主人公の久美子は非常に流されやすい性格で、なあなあで来てしまった感がありましたが、でも確執のあった高坂さんとの仲を自ら構築し直し、あれだけ憂鬱だったユーフォニュームもコンクール前には本当に大好きだということに気が付き、それによって非常に前向きになってきたと思います。葉月ちゃんも緑輝ちゃんも、エピソードあったけれど、苦しみながらもちゃんと乗り越えてきましたし、完璧そうだった高坂さんも、実は近づいてみれば久美子と同じ高校一年生の感覚の持ち主で、ある意味「合奏」が「みんなの心を結びつけて成長させた」ということを、リアルに表現していたと思います。
今は一年生だけれど、これが2年生、3年生になるとまた立場が変わってきて、面白くなるんですよね~(見ているこっちは:笑)
これも続篇見たいなぁ・・・原作は続いているようなので、探して来ようかと思います。
ともかく、コンクール優勝おめでとう!!

コメント
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