うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

S&V(仮)の3

2016年08月17日 16時30分13秒 | ノベルズ
「ちょっと待て。カガリ、これって…」
珍しい位夏の日差し並みの笑顔全開だったアスランの表情が、一気に曇る。それに気づいたカガリも「あー・・・その・・・」と視線をそらし、かゆくもない頬をポリポリとかく。
アスランの視線はカガリ・・・の向こう。その後ろにいた。
「あ!驚いた?アスラン。やったね!サプライズ成功v」
「よかったですわね~キラ
カガリの後ろから、夏の日差しより空恐ろしい眩しさ全開でハートをまき散らしている、あの最強・・・いや、最恐カップルだった。
アスランの瞼にらんらんと輝いていた『カガリと二人きりの砂浜』の風景は、割れたガラスのように見事に音を立てて砕け散り、眼前が暗転した。
「お、おい、大丈夫か?アスラン。」
ふらついたアスランに慌ててカガリが駆け寄る。
「か、カガリ・・・これは一体・・・」
溜息を多分に含んだアスランの震える声に、カガリは心から申し訳なさそうに告白した。
「すまん。その・・・マーナが・・・」

―――「その御旅行、どうしても参られたいとおっしゃるなら、お嬢様を野獣の群れから守るため、キラ様をご同行させていただきます!」
―――「えー!?キラを!?」
眉間に思いっきりしわを寄せたカガリに隙を与えず、マーナは更にたたみかけた。
―――「はい!男性とはいえキラ様はお嬢様と真のご兄妹でいらっしゃいますし、キラ様がご一緒なら、間違いを犯せるような真似はなさいません!キラ様はそれはもうお嬢様を、このマーナ同様大事に大事に思ってくださっております故。」
そうかな~・・・ただ単に小さい時から自分の後ろを追っかけてきている、ちょっとシスコンなだけだと思うのだが、『血縁』というところでは、マーナにとってはウズミ以外では一番信用たる人物・・・に相関図が出来上がっているようだ。
―――「ということで、ただ今よりキラ様に予定を申し上げたうえ、このマーナよりザラ家にそのこともお伝えさせていただきます。お嬢様は口出し無用。いいですね。」
―――「・・・でも・・・」
―――「い・い・で・す・ね!?」
―――「・・・はい・・・」

「―――ということなんだ・・・」
カガリがばつが悪そうに言うが、その後ろからキラが憎たらしいほどの笑顔でアスランを見下ろした。
「当然!ウズミさまやマーナさんの頼みとあれば、妹のために僕は何でもします、って言ってから で、3人だけだと2:1だと面白くないし、ラクスを呼んでみたんだ
「えぇ、私もキラとカガリさん、アスランさんとご一緒なら是非とお返事しましたの
「それで、折角だからアスランには「サプライズ」ってことで、ザラ家の皆さんにはアスランに内緒にしてもらっていたんだ。」
「「ねー」」
・・・『確信犯』だ。この二人、もし俺に先に同行を告げれば、俺がどうにかしてカガリと二人きりになるよう手を回すはず。絶対それはさせまいと、このシスコン男が、相手の上手をとるのが得意なラクスに相談し、それで土壇場で断れない状況を作ったのか・・・。
「・・・ごめんな、アスラン。私も今朝二人がうちに迎えに来るまで、事の詳細教えてもらえなかったんだ・・・」
シュンとするカガリ。
(だめだ。彼女の笑顔が見たくて、旅行に誘ったのに。カガリにはいつだって、真夏の太陽のような笑顔でいてほしい。)
「大丈夫だ。別荘には部屋数もあるし、君が心配することはないよ。」
柔らかな金糸をクシャっと撫ぜながら、アスランは微笑みかける。
(まぁいいさ。いくらでも彼女を独り占めする舞台は整えられる。)
アスランがカガリのために車のドアを開ける。その間にその有能な頭脳はカガリと二人きりになるシチュエーションを設定する計算が瞬時になされていた。

ただ『一つ』の誤算が生じることになろうとは・・・

***

車はあっという間に飛行場につき、ザラ家の自家用セスナが飛び立った。
「アスラン、そういえば詳しい旅先聞かなかったけど、どこら辺なんだ?」
「南の方の島なんだが、北側に町とリゾートホテルがあって、南側は別荘地なんだ。別荘地といっても、うちの別荘だけだけどね。」
カガリが大きな丸い瞳をキラキラと輝かせた。
「すごいな!うちも別荘一応あるけど、山の中だからな。キラなんか、一度来たことあるけど、蛇とクモとムカデが怖いからって、二度と来なくなったし。」
「カガリ!それは言わない約束でしょ!」
キラが慌てて止めに入ったが、騙してくれた罰だ。思いっきり笑ってやれ。
「クスクスクス・・・お前、蛇はともかくクモとムカデが怖いのか。」
「何だよ、アスランだって小さいときゴキブリ出たときすごい怖がっていたじゃん。」
「3歳ごろの話だろ。今は全く平気だ。」
「~~~~っ!」
ラクスが「その方が可愛いですわv」とキラをなだめる。カガリも一緒に笑って元気を取り戻したようだ。
だったらもう一つ、ここでプレゼントを。
「カガリ、下を見てごらん。」
「下? ・・・うわぁ・・・」
アスランが指をさした先には、まばゆいオーシャンブルーの海に、どこまでも真っ白な砂浜をたたえた島が、彼らを出迎えていた。
「すごい!すごい綺麗だ!見てみろよアスラン!!」
「あぁ。」
嬉しそうに歓声を上げるカガリ。その眩しいほど笑顔が、アスランにとっては一番の宝物だった。

***

セスナが一機降りられるほどの空港には、既に別荘から出迎えが来ていた。たいていの観光客は船で大きな島から渡って来る上、港のあるホテル群も遠方にあるため、別荘周辺は波の音だけの静けさだった。
「じゃぁさっそく着替えて浜辺に集合な!」
あてがわれた部屋にそれぞれが散らばる。流石に女性二人の支度は時間がかかるだろう。アスランはキラを連れて先にビーチで準備を始めた。
「あ~ラクスはどんな水着着てくるのかな~」
背伸びをしながらのんびりと呟くキラの発言内容に、アスランの持つクーラーバックのペットボトルが「ゴトリ」と音を立てた。
「やだな~アスラン。何変な想像してるのさ。」
「べ、別に変な想像なんて―――」
「だって、君だって気になるでしょ?カガリの水着姿v」
<ドキン!>
「あれ?顔真っ赤だけど大丈夫?」
「大丈夫だ。いい加減にさぼっていないで、お前も手伝え――」
「お待たせしました。」
その時柔らかな声がかかった。
「あ、ラクス、可愛いよ、その水着!」
ピンクのポニーテールに似合う、淡い色のマリンブルーのワンピース。フリルが多分に付いた胸元に薄いレースを羽織った着こなしは流石はラクス、よく似合う。
キラに褒められ気をよくしたのか、ラクスは笑顔で背後に声をかけた。
「ありがとうございますv さぁ、カガリさんも。」
「う・・・うん・・・」
ラクスの背に隠れて体はおろか顔すら隠していたカガリが、ラクスに促されてようやくちょこんと顔を出す、と―――
「うわ!カガリ、ちょっとソレ大胆!」
フレイが選んでくれた、あのバンドゥのビキニだ。細く長い脚にくびれた腰、そしてバストの良さが、あの試着した時以上にカガリのプロポーションの良さを際立たせた。
普段が普段(プロポーションなど一切構わない服しか着ない)だけに、ラクス以上に女性美を意識させてしまう。
キラが歓声とも驚きともとれる大声に、カガリがたちまち赤くなった。
(で、でも、これ着たら、アスランは―――)
あ、あ、あの…これ…」
勇気を出して俯いていた視線を彼に注げば・・・
(あれ・・・)
最愛の彼は、喜ぶどころかカガリに背を向けて、一言も声を発しなかった。

・・・(続く、かもよ。)

***

台風一過で暑かった今日ですが、こちらも熱く!熱く!―――っ行きたいところなのに、このヘタレは何をやっているんだか・・・。
そんなかもしたは今日で夏休みが終わりです。
明日から仕事かぁ・・・はぁ(溜息)

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夏コミお疲れ様でした!

2016年08月15日 15時58分16秒 | イベント
記念すべき90回目のコミケに御参加されました皆さん、お疲れさまでした!
おかげさまで、3日間ともたいそうな人出だったにもかかわらず、案外涼しくって(去年より全然マシ!)助かりました。流石「風の神」のおかげですね(笑)
でも、年々疲労感が半端ない・・・ 以前は3日間行って、その途中夜にイベント行って、とか今考えるとすごい恐ろしい事していたな(--;) 今じゃ考えられない。寄る年波には勝てなくなってきました。
で、相変わらず3日間のかもした体感をざくっと。
<1日目> この日は何といってもBASARAイベントはじめ各所で「行きたい」言い続けていたTMR西川アニキが満を持してコミケ初参加。そのため、普段ヲタじゃない乙女たちが沢山押し寄せ、あまりのコミケの混雑と熱気にデリケートな乙女たちが倒れはしないかと、普段より早く会場入りしました。
でも全然杞憂でしたね!結果から言えば、ご本人もスペーススタッフさん方もお客さん方も、みんなちゃんとルール守って、すっきりと参加してくださったようで、混乱やらけが人やら、倒れる人もほとんど無。前回の『光の神さっちゃんこと小林幸子さまの時も、しっかりルール守って参加してくださっていらっしゃったですし、「人間、やろうと思えばやれるんだよ。」
ちなみにかもしたは部署勤めでしたので、西川アニキファンのスタッフの方が「買いに行きたい」というので彼女優先。戻ってきたら交代。だったんですが―――「一向に帰ってこないじゃん(-△-;)」 結局待機時間含め、3時間以上かかったらしく、それでも手にできたのは『本』と『うちわ』のみで、「Tシャツは完売だった。」そうな・・・。
しかも、かもした折角なので西ホール覗いてみようかと思ったら「現在西館へのエスカレーター、順番待機中です!」って。あまりにも西ホールの人数が多すぎて収容できず、入り口から入ったコンビニの先まで列がエスカレーターに乗るための待機列。
「うぬ。無理。」(きっぱり)
なので東ホールにまた向かいなおして、まずはアスカガスペースへ。ちなみに『おそ松』の群れがおりましたが、スパコミの頃に比べたら、少しは落ち着いてきた感じ。でも「この真夏にトレーナー(推し松色)のコスプレ」はやめた方がいいかと(『おそ松』放送時、冬だったからね^^;)」
アスカガでは、いつもRさんSさん前線基地になってくださってありがとうございます そして「愚痴聞いてくれてありがとう」←ほぼ、こちらがメイン(笑) Yさんも無事合流できてよかったv 素敵なイラストまでいただいて「ウフフ」 Yさんはインテのアスカガプチにも行かれるそうで。いいなぁ~・・・気が付けば、あちこちのサークルさんのところでプチオンリーの話してた気がする^^;
ちなみにかもしたの今回の差し入れは、わかる人にだけ『黙れ小童!!』煎餅ですv 笑ってくださった方々に感謝(-人-)
そして、西川アニキの本を無事ゲットできたというアスカガサークルさんの方に、ちらっと見せてもらい、大笑いできましたv そちらも「大変感謝!」
アンソロも含めて無事に目的の本GETでき、サクッと交代の時間に戻り、途中でお気に入りサークルさんの本『進撃』+『とうらぶ』本を買い占めることができましたv
で、しばらくお仕事していたんですが、ありがたいことにあんまり仕事がなかったので、「2回目放流」されることに。「西川君とこ、終わったってさ。」というので、西ホールの西川跡地(笑)に行ってきましたところ、本当に風が涼しい。。。これ待機列が会場内だったら、具合悪くなったかもしれないけど、寧ろ外の方が涼しくて良かったかも。ちなみにかもした「ことり雑貨」さんのサークルを見てきたんですが、そこでサークル主さんとお知り合いの方の立ち話を聞いていたところ、、、
主様「西川アニキね、「フツーに登場」して「フツーに帰った」よ。」
お客様「ずっとスペースにいたのかな?」
主様「ううん、お散歩みたいにこの辺「クル」って回ってた。ちゃんと西川さん「おはようございます」「よろしくお願いします」って言ってたんだけど、帰ってくる返事が「ちゃーっす!」「あっざーす」みたいな。全然「キャ~~v」みたいな黄色い声じゃないの(笑)」
お客様「(笑)」
主様「だって、服飾って本と違って一個一個並べるのに時間かかるから、スペース準備、すごい時間かかるのよ。だからみんな自分のスぺ準備の方が忙しくって「騒ぎたくても騒げない状況」て感じ。」(笑)
・・・あと、スペースの中も、装飾のサークルさんは、荷物は手搬入が多い(※微細なものなので、宅急便で乱暴にされると中で壊れるかもしれないから)中、アニキのところだけ段ボールが「これでもかっ!」て積みあがっていたらしい。非常に目立つわな^^;
こんな話も横耳に聞きつつ、きゃわいいオカメちゃんグッズをGETできてホクホク
無事に一日目も暮れて、帰りに夕食どうしようか?と思っていたら、一緒にいた方が「辛いの食べたい・・・」というので、韓国料理店に入ったら・・・「何故『鍋』を頼む・・・(⁼‗⁼;)」 真夏に激辛の豆腐鍋。美味かったっすよ!
<2日目> 1日目より暑いけど、それでも昨年よりは全然マシ。風の神の力がまだ効いているのか、ありがたや(-人-)
ところで、参加された方はご存知かと思いますが、東の待機列の駐車場が狭くなった(オリンピックの準備よ。ホホホ)関係で、東からの入場数が結構減ってます。でもその分、『クロネコの場所が非常に遠くなった』という。気が付けば、西川アニキの列とクロネコ列が大して変わらなかったんじゃ・・・。3時間並んだ人もいたようですし。ご苦労様でした
ちなみにこの日は『ゲーム』だから、というわけではないですが、『ポケモンGO』やっている人、多かったですね~。なんかレアポケモンがいたらしいですが、うちの部署の人は、「頭を抱えるコダック」ばっかりGETしてきてました(苦笑)
で、『艦これ』『東方P』はさておき、『とうらぶ』をちょっと見てきました。でもこっちもだいぶ落ち着いてきたかな。アニメ化になってどうなるか。ちなみに組み合わせ(BLが多いからね)が多すぎて、自分好みの刀の組み合わせが見つけられるまでが大変でした(苦笑)
でもやっぱりメインは『BASARA』。
・・・
・・・
なんですが!
なんか、サークルカットにない『真田丸』本が結構あって、それが何とも嬉しいっ!! BASARAユッキーと堺源次郎の組み合わせ本があったりして、すんごい面白い! 筆頭、に見事な「倍返し」食らわせていた、堺源次郎に、是非そのままBASARAで登場していただきたい!
でも大体『準備号』とついていたので、本格的なのは冬コミかな。その頃にはもう真田丸も最終回になっていると思うと・・・ウゥッ!いまから『真田丸ロス』が怖い
で、ゲームメインの人込みは結構すごい。1日目は15万人(延べ参加者数)だったらしいですが、2日目はさらに増えてる。おかげ様でこの時点で、新しく下したばかりのシーブリーズが半分以上なくなっておりました(-△-;)←ちなみに3日目には空になりました。あしからず。
あと目立ったところでは『アイ7』でしょうか。かもした、未だに『うたプリ』(※これもゲームだもんね)と『アイ7』と『b-project』と『ツキウタ』の区別がつきません。『ツキウタ』はゲームじゃないのですが、「このキャラの名前を言え。」とクイズが出ても、全然答えられない しかもこの乙女ゲーム島を巡回してみたら、なんか見かけたことあるキャラが―――って『美形おそ松』が何故此処に!?Σ(-口-;) と思ったら、そうか、『おそ松さん』もアプリゲームがあるから、一応ゲームジャンルでもOKか。最近はゲームとアニメと漫画の『ミックスメディア』作品が非常に多いので、ジャンル分けが結構大変ですね。コミケスタッフも苦労しますが、なにより申し込みされる方が、どのジャンルで申し込んでいいやら、コード番号書くとき非常に悩みそう。。。あ、悩んだときは、カタログの柱とか足元見ると、スタッフの一言コーナーがあって、そこに「ジャンル分けについて」のコメが書かれているので、そこ読むと吉。
話は飛んで、詰め所でPC見ることがあるんですが、前日のアニキの本も含めて、結構禁止のオクにもう高額ついているのを見ましたが、高額投入しなくても地方の方はちょっと難しいかもしれませんが、お茶の水の明治大学の米澤記念図書館にはコミケで販売された本の見本誌が閲覧できるのですよ。会員にならないといけないんですが、それでも会費料だけで済むので見逃した御本がある方はお勧めです。注意!:閲覧開始時期とか会費はそれぞれ異なるので、HPをチェックしてね♪
ともかく、午後から結構熱くなってきましたが、表でポケモンのモンスターボール(のビーチボール?)を投げている外国の方がおりましたが、「何かゲットできましたか?」 場外担当のスタッフさん曰く「そんなにスマホ見なくても、あなたの周りは全部モンスター」だそうです。納得。
<3日目> 野郎祭り開催です。いつも通りです(笑) しかしかもした、今まで一回も「3日目最初の買い出し放流部隊」になったことなかったんですが、今回は『真田丸』本を目指してがっついてきました!
一応「歴史・創作」ジャンルのところに行ったのですが、いつも『真田丸』放送後にTwitterを上げている、有名な絵氏さん方がスペースに並んでいらっしゃって、もうウルウル(T0T) Twitterで見た『真田丸』の『丸絵』が手元に残って見れると思うとまた感激です
もちろん、差し入れは『黙れ小童!!』煎餅です。でも流石皆さん「私も買いました」という方がほとんど。流石は兵。お一方、「いつもリアルタイムツイート上げている方ですよね?」と、なんか名前を憶えていてくださってびっくりΣ(゚Д゚) 世間は狭い。
あと結構騒がれていたのは、昨日深夜にオリンピックの中継遮断してまで放送された『SMAP解散』の報道でしょうか。野郎祭りの日だというのに、意外と男性からも反応がありましたね。
「SMAP解散かー。TOKYOだったら事務所干されても生きていけるけどな。」
「TOKIOって、本業は農家だろ?」
「やっぱ最後に生き残るのは、一次産業だよなー。」
アイドルグループの解散とは思えない、経済的発言(笑)
一応5人ともまだ事務所には残るみたいですけど、中居君は司会業てんこ盛りだし、草薙君も何かとナレーターとかやっているし。慎吾ちゃんは結構ドラマ出ている。吾郎ちゃんもバラエティあるけど・・・あれ?キムタクって今何やっているっけ?
それにしても、オリンピックよりSMAPの報道がでかいって、やっぱり国民的アイドルってすごいな。でもそれにも感化されまいコミケはもっとすごいぞ!(笑)
そんなこんなで宴もたけなわ。
「以上をもちまして、第90回コミックマーケット3日目を終了いたします」に大拍手です! 疲れていても撤収は早いよ♪
帰りは珍しくバスで東京駅まで行って、もうすぐなくなってしまう『ガンダムカフェ・東京駅店』で『ガンプラモナカアイス』をいただきました。無論抹茶味!もっと早ければ白桃味が楽しめたのですが、残念。でも美味しかった
帰宅したら既に『真田丸』タイムで、これだけは根性振り絞ってみましたが、あとはもうバタンQ~です。

今度は冬コミか。。。体力なくなってきたので、参加日時減らしたいけど、設営日も含めて3日は出ることが義務なので、どうしよう・・・考えているうちに10月にはスタッフ集会があるので、それまでに考えておこう。
ともかく、3日間、皆さんお疲れ様でした!!&お相手ありがとうございました!!

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さて、恒例の3日間祭りです。

2016年08月11日 16時30分26秒 | イベント
巷ではオリンピックのメダルラッシュで大盛り上がりしておりますが、ヲタの皆様にとっては、オリンピックの選手並みに体力&精神力を消耗する祭りがやってまいりましたね。
ありがたいというべきか、3日間晴天の予報ですが、多分会場内はコミケ雲(※参加者の汗の水蒸気で、館内に雲が発生する。ほんとだよ。)が発生すると思われますので、とにかく水分補給と「ちゃんと食って寝てくる!」をしてこないと、大変なことになりますので、かもしたも今夜はきちんと食って寝てきます!(食うのはどこでもやっているから自信ある:笑)
今年もまた1日目は『おそ松』に飲まれ、2日目は『艦これ』『とうらぶ』『東方P』が押し寄せ、3日目は『野郎祭り』となることは予想済み。ちなみに3日目のどこかで、かもした参加の『真田丸』の本が登場するようですが、なにせサークル主(制作主の友達)からスペースも聞いていないし、本のタイトルすら聞いていない(笑)ので、一体どこで販売しているのか「まったくわからん!」。ちなみにかもしたは『出浦先生』となって、『真田の里巡り』の場所をすっぱのごとく解説しております。なので『鴨志田菜都瑠』ではなく『出浦先生』を見かけたら、それは私かもしれませぬ^^;
まぁ作っていて結構楽しかったです。ジェネレーションギャップもありましたが←爆! 
かもした自身のお買い物は、一日目は『アスカガ』『進撃』『ファフナー』関係。2日目は『BASARA』、3日目は『真田丸』で周る予定ですが、この暑さでどこまで無事に回れるかな・・・
ちなみにご存知かと思いますが、1日目はあの散々「お前ら『うっすい本』買いに行ったんだろ!」と叫んで行きたがっていた(らしい) T.M.Rの西川君が満を持してサークル参加。しかも午前中は本人もスペースに入るということなので、熱中症に加え、けが人が出ないかがすごく心配(--;)
さっちゃんの時はきちんとみんなルール守ってくれましたけど、今度はファン層が違うからな(苦笑) 一番心配なのはご本人が「午前中で終了」→「スペースから離れる」ってなったときに、お嬢様方が押し寄せてこないこと。スペース主の許可なく写メは撮っちゃいけないので(※これやると、場合によっては肖像権侵害で10万円以下の罰金)、勝手にこれやっちゃうことかな。コミケルールをよく知っている人ならやらないんですが、知らない人が大挙してくると、両隣のスペースとかに迷惑かかったりすると、出禁を食らうどころかコミケそのものが中止になってしまうので、本当に怖い。Dさんの時も大変だったけど、本人は来なかったから、今回はどうなるかな・・・
まぁ我一人心配したって何にもならないので、とりあえずかもしたは「自分自身が3日間耐えられる体力が残るか」が一番心配。

ということで、干物になっていないかもしたは、どこか徘徊していると思いますので、皆さま、会場で元気にお会いしましょう('◇')ゞ 

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S&V(仮)の2

2016年08月09日 17時37分25秒 | ノベルズ
カガリの目が点になる。だってフレイの持っているものはどう見ても
「ひ、ひ、ひ・・・・・・・・・ひも?」
「どこに目が付いてるのよ、アンタは!よく見なさい!ただの『バンドゥ・ビキニ』でしょうが!」
『ビキニ』!?これが!?!? どこからどう見たって紐のような心細い僅かな布切れにしか見えない。
「アンタ、自分じゃ自覚なさそうだけど、結構いいプロポーションしているんだから、これくらいつけても罰が当たんないわよ! これで彼氏の一人や二人、瞬殺できるわよ。」
フレイがカガリの胸元に押し付けてくる。間近でよく見れば、いわゆるネックホルダーや肩紐すらついていない。明らかにバストのボリュームだけで形状を保持するタイプだ。しかも下の方だって、ウエストはちょこっと紐で結ばれているだけ。ビキニラインを見ただけで、同性が着けるものであっても、カガリの顔どころか全身が一気にゆであがる。
「嫌だぁぁぁーーーーーっ!!」
「往生際が悪いわよ!早く試着して見なさい!」
人目もはばからず、店頭で戦う姿に流石のミリアリアも黙って観戦しているわけにはいかなくなった。
「え~っと、フレイ・・・流石にまだ私たち高校生だし、そこまで過激なのじゃなくっても、例えば・・・こういうのとかどう?」
淡い緑のストライプの入ったタンキニを取り出してみる。カガリとフレイが一瞬手を止めてミリアリアの仲介に耳を傾けるが。
「却下。」
「なんでぇぇ???」
無論最初のセリフはフレイ、悲鳴はカガリだ。
「『タンキニ』なんて、折角のプロポーション隠すなんてもったいないだけじゃない。いいことカガリ。ナイスボディは年齢とともに相当気合い入れていかないと崩れていくもんなんだから、見せられる・・・ううん、魅せられるうちに見せておかないと、絶対後悔するわよ。」
「そんなことないもん!人様の前でこんなは、は、肌露出するなんて、そっちの方が後悔するもん!///」
鬼の形相のフレイに対し、真っ赤になって目を潤ませながら逃げるカガリ。
ミリアリアは今更ながら改めて不思議に思いつつ二人を見比べた。
美しさに絶対の価値を持ち、異性の目を引きたがるフレイと、美しさには全く無関心。異性も同性も「人類みな同じ!」のカガリ。・・・本当に価値観が真逆の二人が、どうして親友やれているんだろう。最初は『お嬢様同士』ということもあって、どことなく通じるものを感じたか、あるいは一般人のミリアリアにはわからない、『家柄で釣り合う者同士が付き合う』という、お嬢様学校特有の価値観かと思ったけど。でもそれだけでは、こんな深入りするところまではいかないだろうし。
なんというか・・・ミリアリアから見ると、この二人は『友人』というより『姉妹』のカテゴリーに似ている気がする。強気で上からたたみかける(ちょっと価値観押し付けすぎなところもあるけど)姉タイプのフレイと、無邪気で無垢で、姉の言うことを素直に受け入れる妹タイプのカガリ。相手と張り合うという感覚がこの二人の間には成立していないから、それが上手く歯車がかみ合っているんだと思う。うん、きっとそうなんだろうな。そう思うと、この一見無駄(?)な争いも姉妹ゲンカの末のスキンシップと思えば微笑ましい感じがするし。
と、ミリアリアが想像している間に、水着の押し付け合いだった二人の息が切れてきた。このままではミリィ曰く「姉の尊厳」を維持しようとするフレイにとっては分が悪い。
そう判断したのか、フレイがカガリに最終兵器を打ち放った。
「あ~あ。折角そのビキニだったら、絶対ザラ君も喜ぶかと思ったんだけどなぁ~。ま、アンタじゃだめなら、アタシが見せてあげてもいいけれど。ザラ君にv」
<ドキン!>
カガリの心臓が一気に高鳴り、琥珀がその色を濃くたたえて見開く。
(・・・『アスラン』が・・・『喜ぶ』・・・?)
一瞬俯きかけたカガリが、ハッと顔を上げれば、フレイは自身の投下した最終兵器の威力に不適の笑みを浮かべ、バンドゥビキニをひらひらとちらつかせている。
「その・・・そのビキニなら、アスラン・・・喜ぶ・・・のか?」
(―――「決まったv」)
勝利を決めたフレイが、高々と宣言する。
「モチよ!ザラ君だって男だもの。彼女の色っぽい姿を見たら、喜んで惚れ直すに決まっているじゃない
「じゃぁ着る!」
カガリはフレイから水着をふんだくった。
「試着室はあっちよ。他にもいくつかセパレートして持って行ってあげるから、アンタは着替えてなさい♪」
「うん!」
『姉妹』から一気に『飼い主と忠犬』になった感じはするが、これが2人の上手く友情を続けている形なのだと思えば、ミリアリアも笑うしかない。
「全く、ザラ君に色仕掛けなんてしないでしょ、フレイは。」
「そりゃカガリの彼氏だもん。いくら男性の視線を集めてやまないアタシだって、友達の彼氏を奪うなんてことはしないわ。ただ、カガリにちょっとイラってくるのよ。鈍すぎるから。」
あ、姉の横顔だ。フレイを見やってミリアリアは苦笑する。姉妹ゲンカに口を出す気はないが、あまり姉がし放題だと妹が可哀想になるので、ちょっとだけお灸をすえとかなきゃ。
「でも、そんなに焦らせることないじゃない。真面目なザラ君と晩熟のカガリだもの。そんなに急がせないで、もうちょっと穏やかに見守って―――」
「ダメなのよ、焦らなきゃ!でないと・・・」
フレイの厳しい口調に遮られて、ミリアリアが驚き改めてフレイを見やる。
と、ミリアリアは目を見張った。
その横顔は姉ではなく、何かミリアリアの遠く及ばないところで不安を抱える、真剣な眼差しだったから。

そして、フレイのその時の表情の意味を、ミリアリアが、そしてカガリ自身が思い知ることになるのは、もう少し先のこと―――

***

「いけません!」
「なんで!?」
まさか、こんな強敵が立ちはだかるとは思わなかった。
アスランの別荘に遊びに行きたい・・・そう父とマーナに告げた時、真っ先にカガリの眼前で仁王立ちして真向否定したのはマーナの方だった。
「いいのではないか?カガリももう来年は高校卒業だし、友達との思い出を作ることは大事だろう。」
「いーえ!旦那様は甘すぎます!」
食後のコーヒーより苦みが効いたマーナの口調に、流石のウズミも閉口する。
「仮にも由緒正しきアスハ家の御令嬢が、お友達とはいえ男性の家に行くなんて!大事なお嬢様にもしもの・・・もしものことがあったら、このマーナ、どうやってお詫びしたらいいか・・・」
「まぁまぁ、ザラ家の御嫡男とは以前パーティでお会いしたことがあるが、若いのに真面目で紳士的だ。カガリを傷つけるようなことはとてもしないと思うが・・・」
「旦那様っ!!父親自ら娘を野獣の群れに放るような真似をなさるなんて、御情けないっ!」
(野獣の群れって・・・アスランは一人だけなんだけど・・・その前に、「間違い」ってなんだ?)
エプロンの裾でゴシゴシと涙をふくマーナを不思議そうに眺めるカガリ。いつも心配させ通しのマーナに泣かれると辛い。・・・だが、ここで諦めたら、折角アスランが誘ってくれたのだ。その気持ちを無下にすることはできない。
「大丈夫だったら。以前家に連れてきたとき、マーナだってアスランに会ってるだろ?「いいお友達ができてよかったですね」って言ってくれたじゃないか。」
「でも、ただ御屋敷に来られるのと、お泊りでは、全然違います!」
「まぁまぁ・・・あちらも重鎮の『ザラ家』だ。家に醜聞となるようなことはしないだろうよ。楽しんでおいで。」
「ありがとうございます!お父様。」
家長の一声、というよりアスハ親子のタッグ勝ちだ。しかし、マーナとて簡単に勝利を譲るわけにはいかない。
「・・・わかりました。しかしながらお嬢様。」
「え?」
喜びに緊張を無くしたカガリに、マーナは燃えるような圧倒的なオーラでカガリを威圧した。
「このマーナ。今回のご旅行には『条件』を出させていただきます!」

***

その日、アスランは大きめの自家用送迎車を横づけにした学院の前で、校門前に続く坂道を見守っていた。
登校の時、いつもカガリが駆けあがってくる、あの坂道だ。
<楽しみにしてる>
そういって、誘いを受けてくれた日の夜は嬉しさのあまり寝付けなかった。
カガリと二人きりになれるたことはあるにはあったが、こうして一日中彼女を独占できるのは、今回が初めてだ。
二人きりのビーチ・・・二人きりの食事・・・そして、それから・・・
一日中思いをはせても飽き足りない。翡翠の奥に彼女の笑みを浮かべていたその時だった。
「おーい、アスラーン。」
(来た!)
「カガリ、おはよ―――」
言いかけた翡翠に、とんでもないものが映って、アスランは絶句した。


・・・続く(かな?)

***

てなことで、思い付きのSS2話目です。
果たしてアスランが見たものは、なんでしょう??え、え絶句しちゃうほど、とんでもないものです(笑) 予想はつくかと思いますが。
で、続き書くのかな、かもしたさん。夏休み期間中に終わる気配がしないのですが、まぁ秋になっても残暑ということで、書けたらよいな。





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明日からちょいと夏休みです。

2016年08月07日 21時14分31秒 | 雑記
本日をもって、『真田丸』の秀吉が亡くなり、いよいよ過渡期を迎え、盛り上がりを見せております!
今日の31話の中で、家康が秀吉に、治部様に対抗するための遺言状を書かせたことに腹を立てた治部様が、それに対抗するためのさらなる遺言状を書かせようとするとき、すごい切羽詰まっている治部様が
秀吉「眠い・・・」
三成「眠くないっ!」
と無理矢理書かせたシーンを見ていたら、全国の夏コミ作家さん方が、「締め切りまでに原稿が上がらないとき言われる言葉」とツイートされていて大笑いしました(笑)
なつかしー。かもしたも眠気と戦いつつ原稿を上げたときが何回かありましたが、あれが終わった瞬間、すごい爽快感あるんですよね(笑) サークル引退してから、あの朝日を拝む爽快感は味わっておりませんが、なんかまたやってみたくなっただよ。でも寄る年波には勝てん。

さて、そんなかもしたも、明日から少しだけ夏休み。
かといって、細々とやることがあるので、それなりに忙しいですが、今週末はコミケで3日間+前後で準備と後片付けで、まるまる消化するから、やれるときにやっておかないと。
そんな明日は車検の車取りに行かねば。・・・車検料、すごいかかったな・・・その分稼がなければ。

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