カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「退会」・・・残念な思い出

2010年01月18日 | 日々のこと・・・
教室の事ではありません
息子の時の経験です。(度々の登場すみません)

息子は2歳から10歳迄「公文」に通ってました。

4年生になる時「塾」に変わろうかと悩み
先生にご相談のお電話を入れました。

その時の先生の対応が実に素っ気無い物でした。

「アレ?・・・」と思ってしまいました。

「辞めるのならどうぞご勝手に」というニュアンスが感じられました。

別に引き止めて欲しいと思ってた訳では無かったのですが
なんだか「?」という感じでした。

結局辞める事になり、お礼の品を持ちご挨拶に伺いました。
勿論、息子も一緒に連れてです。

「今までありがとうございました。」と挨拶させましたが
先生から息子に対する言葉かけは一切ありませんでした。

これが、2歳から8年間、週に2回通い続けていた生徒に対する態度か・・・とビックリしました。

当時私も教室をやってましたが、生徒さんとの別れは本当に辛く、自然と「涙」が溢れてくるものです。
でも、その先生からはそうゆう欠片も感じられませんでした。

同じ時期に友達のお子さんも辞めましたが、その時も同じような対応だったそうです。

友達は「あの先生の所生徒が一杯いるから、一人や二人辞めたってどおって事ないんじゃない?」と言ってました。

とても、残念で悲しい思いをしました。
と同時に、こうゆう先生の所に通わせてしまい、息子にすまない気持ちで一杯になりました。

「公文」と「ピアノ教室」では全く違うので、ある意味いたし方ない事かもしれませんが、私はどんなに生徒さんが増えても、そんな先生にだけはなりたくないとその時思いました。

今の息子の頭の中には、彼の生涯で一番長く関わった先生の記憶は全くないようです。名前も覚えてないでしょう。
なんだかとても空しいですよね。

息子は「公文」嫌いだったから、はっきり言って先生にとってはやっかいな生徒だったと思います。
8年間も続いたのは、休んでも、宿題やって無くても何も言われなかったからかもしれません。

ちゃんと月謝を払ってくれてれば後は「プリント」を渡せばいい、やろうがやるまいが生徒の勝手・・・今にして思えばそんな感じだったかもしれません。

あの頃の「新米ママ」にはそれが判りませんでした。

勿論、その先生も一生懸命なさって下さったとは思います。
でも、結局最後が悪かったですね。

今でもその時の事を思い出すと大変残念な気持ちになります。
私の生徒さんの御父兄にはそんな思いは決してさせたくない
指導者として良い教訓になった事は確かです。


コメント
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