ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市南区のピアノ教室
カナリア音楽教室の増田玲子です。
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レッスンで使う楽譜の購入について書かせて頂きます。
その昔・・・導入期に最初に使う楽譜は「バイエル」と決まってました。
私の幼少時は、多分、全員「バイエル」だったと思います。
その内・・・「上」「下」の2冊になり、音符も大きくなりました。
いわゆる「赤いバイエル」「黄色いバイエル」と呼ばれているものです。
ピアノ学習者は、ほぼそれを使用していたと思います。
教本の種類は少なく、大体近所の書店で買えました。
その内、いつの頃からか、「あれよあれよ」という間にどんどん数が増え、今や「バイエル」「ブルグミューラー」等一体どのくらいの種類が出てるのか見当がつきません。
「曲集」と言われるものも次々に出版され・・・
指導者としては、新刊が出るたびに内容を見に行きますが、「導入」だけで一体何種類あるか???把握できてないです(;^_^A
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「ブルグミューラー」一つとってみてもそうです。
各出版社で「新しい物」を出版するのは「内容」を「改良」するからです。
「より見やすく」「より弾きやすく」「解説が分かり易く」・・・
学習者にとっては「練習しやすい」楽譜になってるかもしれませんが、私は「あれこれ注釈の書いてない楽譜」の方が好きです。
そのような訳で、種類がどんどん増え、書店には置ききれない数になってきました。
最寄りの駅前にある大きな書店も、楽譜コーナーは「片隅に・・・」それも、クラシックより「アニソン」や「J・ポップ」等の方が多く置いてあります。
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そこで、行くのが「楽器店」です。私は、大体「浦和」の「柏屋楽器さん」に行きます。
近いのと、こちらは楽譜の保有数が「埼玉県」で1番と言われているからです。
新版が出ると、見に行きます。
そして・・・どっさり買ってきます。
「この楽譜〇〇ちゃんにいいかも・・・」と思いながら弾きます。
生徒さんの楽譜は、その昔は、「本屋さんで買っといてください」とご父兄にお願いしてましたが、今は駅前の本屋さんでは売ってないので(ご父兄に「浦和」迄行ってもらうのも申し訳ないので)私が浦和迄、あるいは池袋の「ヤマハ」迄行って買ってました。
しかし、その後時代は急速に変わり、今や「ネット」で殆どの物が買える時代になりました。「楽譜」も然りです。
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「Amazon」が普及してから、さらに「購入できる種類」「便利さ」が果てしなく広がりました。
ピアノの楽譜も「新版」も含め、殆どのものが手に入ります。
それで、生徒さんの楽譜も「Amazon」で購入し、渡して、集金してました。
何年もそうしてたと思いましたが、これだけ普及してれば、どのご家庭でも「Amazon」を利用してるでしょうし、お願いしちゃった方がいいかも、と思いました。
そうしたら、お互い「集金」という手間が省けます「小銭」をご用意するのもお手間だと思いました。
「これを買っといてください」とLINEで送ればそれでOKです(^^♪
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先日、小2の男の子のお母さまに購入をお願いしました。
新しいテキストを持ってきたその子に「アマゾンで頼めた?」と聞いたら、「イオンの山野楽器で買った」と言いました。近場では比較的品揃えの良い売り場です。
わざわざ買いに行ったんだ、申し訳なかったな、今度から私が用意しよう、と思って、その旨お母さまにお伝えしたら
「買いに行った方が本人のモチベーションがアップするからいいんです」
と仰いました。
なるほど・・・確かに・・・
お母さんと一緒に行って、新しい楽譜を探して、見付けて、中身を見て、「こうゆのか・・・」そこで親子の会話があって・・・他の楽譜も一緒に見て・・・「いつかこうゆうのが弾けるようになるといいね」なんて話をして・・・
なんとなく、その時の雰囲気が浮かんできます
そして、お母さまが「モチベーション」がアップする、と仰った意味も分かるような気がしました。
教室で先生から「はい、次はこれね」と言って渡されるのとは重みが違うような気がしました。
「Amazon」便利でいいですが、便利さと引き換えに無くしてる物も沢山あるかもしれないな、と言う風に思いました。
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とも君とお母さまありがとうございました。
新しいテキスト、人気のあるテキストだから、多分同じのが何冊かあったと思いますが
とも君が「手に取り」「買った」「1冊」は、きっと、とも君に選んでもらって凄く喜んでいると思います。だから、もっと喜んでもらえるように一曲一曲心を込めて大切に弾きましょうね。
来週のレッスン、楽しみにしています♡
とも君がこの楽譜の曲が大好きになれますように♡
とも君がこの楽譜の曲を弾いて「嬉しい気持ちや楽しい気持ち」になれますように♡