観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ササゴイ

2008-07-12 13:30:14 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間  7時17分  潮位  99cm

今日の満潮時間 14時12分  潮位 181cm

 開館時間には干潮時間を2時間過ぎて観察館前の干潟も小さくなってカワウやサギ類が少し残っているだけでした。

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導流堤の干潟にはまだシギ・チドリやウミネコ、カルガモが残っていますが500m先の鳥たちをデジスコで撮ってもユラユラ・ボケボケの悲しい写真を連発するだけだし、困った時は何時ものササゴイでブログの写真を誤魔化そうとスロープに出かけました。

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スロープ前は干潟が沈んで餌をとれなくなったダイサギやコサギが群れています。

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さっき観察館の前をササゴイがスロープの方へ飛んでいったので双眼鏡で探すとカワウや亀と一緒にいました。

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しばらく見ていると、さらに1羽飛んできました。降り立つと同時に最初の個体が追い払います。

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それでも懲りずに又戻ってきます。

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さらにもう1羽、全部で3羽のササゴイが同時に観察できました。↓(判り難いけどクリックして大きくしてから探してください。左からカルガモ、ササゴイ、カルガモ、ササゴイ、ササゴイ

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この後3羽揃って仲良く餌を取る光景は無く、最初の1羽が後から来た2羽を追い払ってしまいました。

ササゴイはシラサギの仲間やアオサギに比べ足が短く、水に浸かって餌を取ることが出来ない為か、満潮になって岩場や干潟が無くなる餌が捕り易いスロープにやって来ます。

シギ・チドリが帰って来るまで、鳥の少ない8月迄はネタに困った時、当分ササゴイ続くかも。 

今日観察できた野鳥  カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ササゴイ、マガモ、カルガモ、スズガモ、キンクロハジロ、ミサゴ、コチドリ、シロチドリ、ダイゼン、ケリ、イソシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

明日の干潮時間  8時25分  潮位  90cm

明日の満潮時間 15時38分  潮位 193cm

コメント
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