観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

夏羽から冬羽へ換羽が始まっています。

2015-08-01 09:52:54 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  5時58分 潮位260cm

今日の干潮時間 12時36分 潮位 17cm

大潮になって引き始めが9時ぐらいになり、涼しい早朝の時間は潮の高い時間になってきました。なので何時もとは違う場所を周ってきました。
数も多くなってきたし、一応近くのソリハシシギ狙いです。

一番最初に目についたのはイソシギです。先月の中頃から数を増やしてきて、この場所でも幼鳥混じりで5羽が観察出来ました。何時もの護岸下でみる成鳥は近づいても逃げることは少ないのですが、幼鳥を守るためかこの時期、警戒心がとても強くなっています。

ソリハシシギと一緒に居たのはキアシシギです。朝陽が当たって変な色になっていますが、名前の通り黄色い足が目立ちます。

足元を動く、フナムシを捕らえました。
まだ夏羽の特徴である胸の横縞が分かりますが、9月ぐらいになると地味な冬羽に換羽する個体や、幼鳥が増えてきます。

8時を過ぎて干潟が出始める頃、何時もの庄内川左岸に戻ってきました。

水際にチドリの声、足もとを見るとコチドリが2羽。 ↑手前は今年生まれの幼鳥で、後は成鳥のようです。

春に何時もいた個体でしょうか?成鳥も繁殖期が終わって春に見た夏羽と違い胸の黒い帯が褐色に変ってきています。

9時ちかくなるとアオアシシギの群れが15羽入ってきました。
いま観察できるアオアシシギは夏羽が目立ちますが徐々に灰色が目立つ冬羽へ換羽してきます。

夏羽の個体が観察したければ9月を待たず、お早めに干潟にお出かけください。

明日の日曜日は、今日よりも40分程干潮時間が遅くなるので、10時ぐらいからの観察をお勧めします。

早朝散々廻ったのに見れなかったソリハシシギですが、干潮時間にはソリハシシギとアオアシシギが観察館前の干潟にやってきました。だた昼間なので、逆光・陽炎ゆらゆらで見づらい条件でした。

他には今日新にダイゼンが4羽、藤前干潟に入ってきました。

明日の日曜日は、今日よりも40分程干潮時間が遅くなるので、10時ぐらいからの観察をお勧めします。

 今日観察出来た主な野鳥 カワウ131、ササゴイ3、ダイサギ14、コサギ5、アオサギ28、マガモ53、カルガモ520、ホシハジロ11、スズガモ20ミサゴ8、トビ1、コチドリ2、ダイゼン4、ケリ3、アオアシシギ19、キアシシギ2、ソリハシシギ70、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ2、ウミネコ466、ハクセキレイ3

明日の満潮時間  6時44分 潮位254cm

明日の干潮時間 13時17分 潮位 21cm

 

コメント
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