観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

みんなで巣箱を作りました。

2016-08-20 15:38:22 | イベント

藤前干潟

今日の満潮時間 6時48分 潮位264cm

今日の干潮時間13時13分 潮位 33cm

干潮時間が午後になって干潟が現れる時間が9時過ぎで、暑い時間は苦手なので6時ごろ満潮時間に鳥たちを探しに行きました。

満潮時間で干潟が無いためシギ達は護岸沿いで休んでいました。

ダイゼンの群れの中にはオバシギの姿も

夏羽でしっかり残っているオバシギも観察できました。

今日は干潮時間にも観察できませんでしたが、メダイチドリの群れやオオメダイチドリも観察できませんでした。
オグロシギやソリハシシギの数も少なくなり、先週の週末頃が秋の渡り第一回目のピークだったのかも知れません。

キアシシギもわずかに残った岩場で休息中。

満潮時間を過ぎ、次第に潮位が下がってくると、ソリハシシギが護岸に飛来。

その後、ダイゼン、オグロシギ、オバシギも護岸近くへ飛んできました。(↑の3枚の写真は地元のHさんから提供いただきました。)

例年ですと8月後半9月上旬がピークになりますが、今シーズンの秋の渡りは例年に比べ1週間ほど渡りの時期が早いようです。

 

今日の「渡り鳥調査隊」でのカウント結果も1週間前にカウントした数や種類に比べ数が少ない結果でした。

まだシギチドリは藤前干潟に飛来してくると思いますがソリハシシギやキアシシギのように飛来時期が早い種類は羽数の回復は難しいかも知れません。

これからはトウネンやオグロシギが増えて、9月半ばからはハマシギも数を増やして来る筈です。

今日は午前中の「渡り鳥調査隊」の他に午後からは子どもたちを対象に「巣箱作り」を行いました。
巣箱を作った後にはそれぞれ好きな色を塗ってオリジナルの巣箱になりました。

10月の探鳥週間にも子供たちを対象にした他のイベントを開催する予定です。次回は皆さんもご参加ください。

今日、渡り鳥調査隊でカウントできた主な野鳥 
カワウ186、ササゴイ1、ダイサギ36、コサギ9、マガモ115、カルガモ302、オナガガモ1、ホシハジロ8、スズガモ11、ミサゴ6、トビ1、ハヤブサ1、ダイゼン89、トウネン18、コオバシギ1、オバシギ14、コアオアシシギ1、アオアシシギ56、キアシシギ25、イソシギ12、ソリハシシギ72、オグロシギ3、ホウロクシギ3、チュウシャクシギ4、ウミネコ365

明日の満潮時間 7時32分 潮位262cm

明日の干潮時間13時49分 潮位 45cm 

コメント
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