藤前干潟
今日の干潮時間11時08分 潮位 65cm
今日の満潮時間16時55分 潮位217cm
今日は一日中、なんだかすっきりしないお天気でしたね。
そして風はありませんでしたが、うっすらと寒い・・・。
春とは言っても、藤前干潟ではまだまだ寒さへの油断は禁物のようです。
潮が良くなってきて、今日はお昼頃に庄内川河口には大きく干潟が広がりました。
ズグロカモメだけでなく、ユリカモメにも頭が真っ黒(正確には黒褐色)になっている個体がちらほら目立つようになってきました。
また、カンムリカイツブリが翼をバタバタさせながら水面を走っている様子もあちこちで観察できましたし、夏羽に換羽途中のハジロカイツブリも観察できました。
そして、3月15日に引き続き、今日も野鳥観察館前の水たまりは大賑わいでした。
カワラヒワ、スズメ、ヒヨドリ、ツグミ、キジバト、ハシボソガラスなどがやってきていましたが、今日はその中でもスズメが賑やかでした。
水を取り囲むスズメ↓。じっとせずあちこちを見ていました。
そして、給水↓。
その後は、水浴びタイム↓。
だんだん激しくなっていく水浴び↓。
おや、途中、ツグミが混浴していました。
水浴び後は羽繕いです。
今日はスズメの群れをよくよく観察できて、小さくてちょこまか動くスズメの魅力を再発見できました。
スズメと言えば・・・、個人的な話ですが、先日、こちら↓を名古屋市博物館でゲットしました。
花魁雀のコスチュームをしたキューピーのストラップです。
現在、名古屋市博物館では「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」という特別展が開催されています(4月7日(日)まで)。
この中で展示されている歌川国芳の「里すゞめねぐらの仮宿」という作品に描かれている花魁姿のスズメが、このキューピーのモチーフになっています。
この作品では、花魁や通りにいる多くの人たちの顔が全てスズメで描かれています。
スズメの顔なんですが、それぞれが様々な表情や仕草をしていて、一人一人(一羽一羽?)をじっくり見ていると会話が聞こえてきそうなくらいでした。
こういった方法で鳥を見るのもおもしろいですね。
(花魁雀のキューピーは、展示会場で販売されていました。)
なお、この他には、カエルや魚などの生きものが描かれている作品も多数あり、その描写などもおもしろかったのですが、この特別展は血みどろで残忍な場面を描いた作品のコーナーもありまして、いろんな意味で刺激的でした。
3月17日(日)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ385、カワウ607、ダイサギ2、コサギ6、アオサギ11、マガモ8、カルガモ45、コガモ2、ヒドリガモ12、ホシハジロ2、キンクロハジロ5、スズガモ346、ホオジロガモ1、ミサゴ2、ダイゼン2、ホウロクシギ1、ユリカモメ45、セグロカモメ19、オオセグロカモメ3、カモメ174、ズグロカモメ16
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ6、カンムリカイツブリ205、カワウ1,513、ダイサギ4、コサギ20、アオサギ30、マガモ10、カルガモ20、コガモ25、ヒドリガモ15、キンクロハジロ7、スズガモ294、ホオジロガモ1、ミサゴ5、シロチドリ10、メダイチドリ1、ホウロクシギ1、ユリカモメ80、セグロカモメ23、オオセグロカモメ5、カモメ73、ズグロカモメ16 他タヌキ3
※明日(20日(水))は休館日です。
明日の干潮時間11時47分 潮位 45cm
明日の満潮時間17時42分 潮位233cm
※21日(木・祝)は開館します。
21日(木)の干潮時間12時24分 潮位 28cm
21日(木)の満潮時間18時26分 潮位241cm