名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
---------------------------------------------------
藤前干潟
今日の干潮時間11時44分 潮位 88cm
今日の満潮時間17時21分 潮位248cm
今日は雲が多く、風もあって寒い日でしたが、予定どおり、NPO法人藤前干潟を守る会と共同で「藤前干潟の渡り鳥調査隊~12月~&ヨシで工作をしよう」を開催しました。
まずは、屋外で、野鳥の観察と調査にチャレンジ。
カウンターで一羽一羽、野鳥を熱心に観察している方もいました。
そして、振り返り。見られた鳥の種類と数を発表してもらいました。
今日の渡り鳥調査隊では、19種の野鳥が確認されました。
全ての参加者が19種類を見られたというわけではないのですが、冬鳥であるカモを中心に観察してもらえたと思います。
続いては、稲永ビジターセンターへ移動して、ヨシで工作を行いました。
今回は、ヨシでヒンメリを作りました。
ヒンメリとは、北欧フィンランドの伝統的な飾りです。
冬はほとんど太陽が顔を見せないフィンランドで、太陽が生まれるとされた冬至の時期に翌年の豊作などを願って飾られたものだそうで、本来は麦わらで作られます。
しかし、今回は藤前干潟らしく、藤前干潟に生えていたヨシで作りました(ヨシの茎の中はストローのように空洞なので、糸が通せるのです)。
そして、今回は正八面体のヒンメリを作ってみました。
予め、切りそろえておいたヨシ(12本)に糸を通し、結ぶというのを繰り返していくと、、、
できました。
みんなも完成!
ヨシのヒンメリは素朴な飾りですが、窓際に飾って太陽の光が当たり、さらに揺れると、とてもきれいです。
タッセルやサンキャッチャーなどをつけてアレンジしてもらってもすてきだと思います。
ぜひ、今日の参加者のみなさんには、今年の冬はヨシのヒンメリを飾って、楽しんでもらえると嬉しいです。
今日、参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
ヒンメリ作りは思った以上に好評だと感じましたし、藤前干潟のヨシに親しんでもらえるので、また開催できると良いと思っていますが・・・、
準備(同じ太さのヨシを選んで同じ長さに切りそろえる)が大変でしたので、検討中です。
来月、2022年の1回目の渡り鳥調査隊も、NPO法人藤前干潟を守る会と共同で1月15日(土)に開催します。
★2022年1月15日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊~1月~&カモの足の形を見てみよう」@名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会、名古屋市野鳥観察館)
1月の渡り鳥調査隊も、NPO法人藤前干潟を守る会との共同開催です。
冬鳥であるカモやカモメの仲間などの観察と簡単な調査にチャレンジします。
さらに、カモの足の形に注目して観察などをしてみる予定です。
【日 時】 1月15日(土)10:00~12:00
【場 所】名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター
【定 員】 15名
【対 象】 幼児~大人
【参加費】 大人200円、小中学生100円、幼児無料(保険料、材料費として)
【持ち物】 マスク、防寒着、お持ちであれば双眼鏡
【申込み・問合せ先】名古屋市野鳥観察館 TEL:052-381-0160
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ128、カワウ145、ダイサギ3、コサギ1、アオサギ36、マガモ2、カルガモ48、コガモ31、ヒドリガモ32、オナガガモ413、キンクロハジロ12、スズガモ206、ミサゴ19、トビ2、チュウヒ2、ハヤブサ1(ad)、シロチドリ7、ダイゼン42、ハマシギ1,124、ユリカモメ5、セグロカモメ3、カモメ2、ズグロカモメ34
※イベント前後にスタッフがカウントしたものも含んでいます。
明日の干潮時間12時27分 潮位 95cm
明日の満潮時間17時59分 潮位246cm