観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

秋の渡りが始まると増えてくるのが

2024-08-16 16:58:55 | 夏の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時17分 潮位 82cm

今日の満潮時間16時40分 潮位230cm

 

昨日に引き続き、今日は藤前干潟ふれあい事業の夏休みイベント「ひがたにくるトリ、どんなトリ?」の2日目を開催しました。

今日も多くの方に参加申込いただきました。

昨日同様のプログラムを実施し、野鳥観察とカモのミニ模型の色付けを行いました。

昨日よりも潮が良かったので、野鳥観察では野鳥だけでなく干潟を昨日よりしっかり見てもらえたと思っています。

野鳥観察の後はカモのミニデコイ塗り。

今日も色とりどりのたくさんのカモが次々とできあがっていました。

1日目も2日目も、参加者のみなさんがとても熱心に野鳥を見たり、カモのミニ模型に色を塗ったりしているのを見ることができました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

続いて、今日の藤前干潟の野鳥の様子です。

今日の朝は台風の影響か、早朝から心地よい風が吹いて、日陰に入れば快適な日でした。

昨日と同じ時間に堤防に立つと、昨日より早くダイゼンやソリハシシギの群れが干出した干潟に飛来していました。

でも、今日も動きが少なく緊張しているようです。

全然干潟を移動しません。

 

もしかしたらと導流堤の干潟をスコープで探すと、1.1km離れた所にいました。

アオサギの後方、導流堤の上に止まっています。
1km先ではカメラのファインダーで探すのは厳しい距離です。(フルサイズ換算1,680mmノートリ)

1,000ピクセルまでトリミング、昨日も飛んでいるのを見た若いハヤブサです。

ハヤブサはここしばらく確認していませんでしたが、ここ数日頻繁に観察できるようになりました。

なので、シギ・チドリ達は宝神下水処理場前の葦原に隠れているようです。

1km以上離れているのに、ダイゼンやソリハシシギ達は殺気を感じているのでしょうね。

ただ、アオアシシギはハヤブサが襲ってきても逃げ切れる自信があるのか、干潟の開けた所で餌を探していたり休息をとっていました。

また、お昼前には藤前干潟では珍しく導流堤の杭に止まるチョウゲンボウも観察できました。

チョウゲンボウはシギ・チドリを襲うわけでもなく、山から下りて来たトンボにつられて飛来して来たのではないでしょうか?

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ486、ササゴイ1、ダイサギ14、コサギ4、カラシラサギ1(J)、アオサギ22、マガモ12、カルガモ412、オカヨシガモ1、ホシハジロ5、スズガモ4、バン1、ミサゴ6、ハヤブサ1、チョウゲンボウ1、コチドリ14、シロチドリ1、ダイゼン12、アオアシシギ36、キアシシギ6、イソシギ4、ソリハシシギ37、ウミネコ193 他

 

昨日もお伝えしましたが、在庫を切らしていました、MR JAN GEAR レンズキャリアシステム カモ柄入荷しました。(写真は黒)                                             黒色は残り在庫1個のみ。

 

明日の干潮時間10時15分 潮位 62cm

明日の満潮時間17時18分 潮位247cm

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