藤前干潟
今日の干潮時間 4時47分 潮位126cm、18時28分 潮位 84cm
今日の満潮時間10時33分 潮位170cm
今日は少し風はあったものの、青い空が広がり、暖かく、気持ちの良いお天気でした。
稲永公園は、散策などで訪れた人や野球少年たちでにぎやかでした。
野鳥観察館前の庄内川護岸沿いを上流に向かって歩いて行くと、まず最初にみつけたのは、イソシギ↓。
続いて、岩の上で餌を探すセグロセキレイを観察できました。
波打ち際で、小さな何かを次々とついばみ食べていました。
その後、違う岩の上に移った後も、波にさらわれないぎりぎりのところで、餌をとっていました。
そのすぐ側には、ハクセキレイの姿も。 この後、このハクセキレイと↑のセグロセキレイが追いかけあっているのも観察できました。
護岸沿いには、休んでいるカモの姿もありました。
こちらはコガモのペア↓。
休んでいる最中に足をのばしていたマガモのオス↓。
さらに上流へ歩いて行くと、コサギ5羽を間近に見ることもできました。
この個体↓は、2本の冠羽がかなり伸びて来ていました。
そして、カニを捕まえたズグロカモメ(頭は黒色に換羽、↓の右)をカモメ(↓の左)が執拗に追う様子なども観察できました。
しかし、今日も庄内川護岸(左岸)近くの干潟には、少しのカモ、カモメの仲間とカワウ、コサギがいるのみで、あまり野鳥がいませんでした。(今日もユリカモメが非常に多く、3,000羽を超えましたが、この干潟にはあまり飛来しません。)
渡り鳥が入れ替わる時期でもあるのでしょうがないのかもしれませんが・・・。
ただ、いつも見に行くこの干潟は、ここ最近、砂がかぶって干潟がさらに固くなっているようなのも気になります。
鳥の餌となる干潟の生きものたちが豊富にいるのか、そして、もうすぐやってくる春のシギ・チドリがこの干潟に飛来するかどうか、少し心配しているところです。
また、今日は足をさらに伸ばして、通称「カワウの鉄塔」を見に行ってきました。
昨年は2月6日の時点では、この鉄塔にカワウが営巣をしていたのですが(→2017年2月6日の日記)、今年は営巣がかなり遅れており、さらに営巣数がかなり少ないのが気になっていました。
近くまで見に行ってみると、やはりカワウの営巣数はかなり少な目・・・。
よくよく鉄塔を見ると、昨年設置してあった緑色のネットはないものの、鉄塔のところどころにロープがかけてあり、カワウが営巣しづらいようになっているようでした。
【藤前干潟に関わるイベント等のご案内】
☆愛鳥週間写真展2018「わたしの好きな鳥」の展示作品募集中!→詳細はこちら(PDF)
☆コアジサシ営巣誘致募金実施中!(日本野鳥の会愛知県支部)→詳細はこちら(2月14日の日記)
野鳥観察館でも募金の受付をしています。
☆3月2日(金)~3月19日(月)藤前干潟写真展@東邦ガスエネルギー館 9階 展望ホール(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会、中部地方環境事務所)→詳細はこちら(3月1日の日記)
☆3月31日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~3月~@名古屋市野鳥観察館
渡り鳥調査隊は、毎月1回行っている野鳥観察と鳥類調査をあわせたイベントです。→詳細はこちら(PDF)
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ13、カンムリカイツブリ36、カワウ85、ダイサギ1、コサギ12、アオサギ3、マガモ65、カルガモ79、コガモ93、ヒドリガモ70、オナガガモ308、ハシビロガモ4、ホシハジロ82、キンクロハジロ592、スズガモ537、ミサゴ4、チュウヒ1、ハジロコチドリ1、シロチドリ13、ハマシギ50+、イソシギ4、ダイシャクシギ3、ユリカモメ3,249、セグロカモメ46、オオセグロカモメ6、カモメ371、ウミネコ3、ズグロカモメ20
明日の干潮時間 7時11分 潮位135cm
明日の満潮時間12時03分 潮位158cm
※明後日(12日(月))は休館日です。
明後日の干潮時間 9時04分 潮位126cm
明後日の満潮時間14時21分 潮位160cm
13日(火)の干潮時間10時00分 潮位111cm
13日(火)の満潮時間15時32分 潮位174cm
※3月21日(水)は第三水曜日ですが、祝日のため開館します。
この振替えとして第四水曜日である3月28日(水)が休館日となりますので、ご注意ください。