藤前干潟
今日の満潮時間 7時50分 潮位226cm
今日の干潮時間13時30分 潮位 85cm
今日は月に一回の調査の日でした。年明けで人が集まらないので、いつもと違う調査区域の飛島から藤前地区を回ってきました。
昨シーズンまでは、急激に増え、1,000羽以上飛来していたカンムリカイツブリでしたが、
今シーズンは飛来数が少なく、今日の藤前地区のカウントでも522羽しか数えることが出来ませんでした。
藤前地区は南側を見るため逆光で眩しく、冬季は干潟が干出する日が少ない為、ズグロカモメの飛来は庄内川河口部に比べ少ないですが、
4~5羽のズグロカモメは岸沿いを何度も往復していました。
干潟が出ていないので水中のカニを狙って水面に飛び込んでいきます。
干潟の上のカニならともかく、水中のカニを探すのはなかなか困難なように思えます。
水面から飛び出ると、カニを咥えて飛び立ちます。
捕らえてたのは、水中の岩場にいたタカノケフサイソガニのようです。
普通なら干潟に降りて、カニを食べるのですが今日の潮では干潟が無いので岸沿いに向かってきます。
堤防の法面に降りてから、小さなカニを丸飲みにして再び岸沿いでカニを探して飛び回っていました。
今日の藤前干潟では今季最大数の15羽のツクシガモが記録された他、早々と春の渡りが始まったのか、ノスリが5羽観察できました。
また、ヘラサギとクロツラヘラサギも観察できています。
ハマシギとダイゼンの群れの中のヘラサギ。#藤前干潟#Spoonbill#Dunlin#Greyplover pic.twitter.com/rnRjpS3edz
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) January 28, 2024
今日の藤前干潟周辺鳥類調査でカウントされた主な野鳥
ハジロカイツブリ12、カンムリカイツブリ576、カワウ591、アオサギ48、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、ツクシガモ15、マガモ247、カルガモ262、コガモ320、トモエガモ11、オカヨシガモ104、ヒドリガモ47、オナガガモ1,511、ハシビロガモ1、ホシハジロ40、キンクロハジロ953、スズガモ1,898、ミサゴ11、ノスリ5、オオバン14、シロチドリ6、メダイチドリ1、ダイゼン52、ケリ3、ハマシギ1,122、コアオアシシギ1、アオアシシギ6、イソシギ6、ダイシャクシギ2、ユリカモメ44、セグロカモメ8、オオセグロカモメ4、カモメ7、ズグロカモメ30 他 合計44種 7,402羽
明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。
火曜日の満潮時間 8時38分 潮位221cm
火曜日の干潮時間14時28分 潮位 79cm