観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

11月の渡り鳥調査隊を行いました。

2022-11-05 19:48:15 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時46分 潮位 76cm

今日の満潮時間16時09分 潮位238cm

 

今日は穏やかでとても良いお天気でした。

港サッカー場では高校サッカーの愛知県大会準決勝が開催され、稲永公園にはとても多くの人が訪れていました。

お天気も良かったので、バードウォッチャーやスタンプラリーをする人の来館も多かったです。

 

今日は早朝に干潟をのぞきに行きました。

ハマシギは1,560羽をカウント。

ハマシギの大きな群れの写真を撮りたいという問合せをいただきますが、近年はハマシギが1,000羽以上飛来していてもなかなか1つの群れにまとまらず、ボリュームのある群れの写真を撮るのは本当に難しいです。

今日も150~200羽の群れで移動していることはありましたが、それ以上の大きな群れになることはほとんどないようでした。

 

ミサゴの後ろの干潟には、ハマシギたちの姿が。

干潟の先端を飛び回っているのも見られました。

ハマシギとダイゼンがこちらへ飛んできます。

餌を探すハマシギたち。

まだ引ききっていない干潟で餌を探すハマシギとアオアシシギ↓。

1羽だけ護岸近くにやってきて、羽繕いをしていたハマシギ↓。

ヒドリガモ、オナガガモ、コガモなどが徐々に護岸近くで休むようになっています。

 

今日は晴天の下、11月の渡り鳥調査隊を開催しました。

渡り鳥調査隊は始まった頃には、多くのハマシギは導流堤の向こうの新川側に入ってしまいましたが、ハマシギの群れが飛ぶ様子は数回見ることができました。

みなさん、歓声をあげて喜んでいました。

この他、オオソリハシシギ3羽、ズグロカモメもしっかり見ることができました。

観察、調査後の鳥合わせ↓。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は12月11日(日)に渡り鳥調査隊を開催します。いつもと違って日曜日です。

12月11日は渡り鳥調査隊だけでなく、ヨシのクラフトも行います(参加費が必要です。おとな200円、小中学生100円)

ご参加をお待ちしています。

 

【国内湿地交流事業の参加者募集のご案内】

名古屋市は、ラムサール条約に登録されている藤前干潟の保全活用をより促進するため、国内の他の湿地との交流事業を行っています。

現在、国内湿地交流事業への参加者を募集しています(締切:11月22日)。

詳細はこちらをご覧ください。→名古屋市のウェブサイト

 

今日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ209、カワウ1,249、ダイサギ12、コサギ6、アオサギ39、マガモ17、カルガモ2、コガモ51、オカヨシガモ6、ヒドリガモ27、オナガガモ217、ハシビロガモ6、ホシハジロ2、キンクロハジロ22、スズガモ65、ミサゴ19、トビ3、シロチドリ25、ダイゼン43、ハマシギ1,560、コアオアシシギ4、アオアシシギ3、コオバシギ1、イソシギ6、オオソリハシシギ3、セグロカモメ2、オオセグロカモメ2、ウミネコ282、カモメ1、ズグロカモメ4

ハクセキレイ、ハシボソガラス、コゲラ

※スタッフがイベント前後にカウントしたものも含んでいます。

 

明日の干潮時間10時29分 潮位 76cm

明日の満潮時間16時39分 潮位244cm


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