観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

春の藤前干潟クリーン大作戦、ありがとうございました。

2022-06-01 22:57:09 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時10分 潮位233cm

今日の干潮時間12時58分 潮位 33cm

 

今日から6月です。

野鳥観察館のすぐ脇に咲いているアジサイは鮮やかさを増してきました。

今日も、干潟にはホウロクシギ4羽の姿が。

長いくちばしがカッコイイです。

しかし、急いで渡らなくて大丈夫でしょうか。

 

 

さて、昨日のブログでもご報告しましたが、5月28日(土)は春の藤前干潟クリーン大作戦を無事開催することができました。

春の藤前干潟クリーン大作戦の開催は、昨年、一昨年はコロナ禍で断念したので、3年ぶりの開催となりました。

中堤会場、複数の学区会場が、不発弾がみつかった影響で開催できませんでしたが、藤前会場には本当に多くの方に参加いただきました。

 

受付準備の様子↓。

いよいよ受付開始。受付開始前からすでに参加者が集まっていました。

藤前会場はごみが少なめでしたが、みなさん、熱心に目を凝らしてごみを探していました。

 

また、いつも中堤会場で行っている土岐・庄内川の水質調査も実施しました。実施は、中部大学上野研究室の学生さんと名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャーさんにお願いしました。

CODのパックテスト↓。

透視度の計測↓。

調査結果はパネルにまとめてもらいました。

 

また、マイクロプラスチック(5mm以下の小さなプラスチックごみ)についても、パネルで紹介し、拾うことを呼び掛けました。

一見、ごみがないように見えても、マイクロプラスチックのことを知ると、実はまだまだごみがあることに気づかれた参加者の方も多かったようです。

熱心にひとつひとつ拾っていらっしゃる方もいました。

中部大学ボランティア・NPOセンターのメンバーの中には、マイクロプラスチックを拾って、5mmの方眼用紙に張り付けていた学生さんもいました。

 

一方、参加者のみなさんが集めたごみを集積場で一袋、一袋、しっかりチェックして、分別し直してくれている中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんたちもいました。

藤前会場で集められたごみ↓。

今回の藤前干潟クリーン大作戦は、7会場で開催し、合計1,045人の参加があり、収集したごみ袋の数は637袋(45Lのごみ袋)でした。

参加、協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回は10月22日(土)の開催を予定しています。

 

※春の藤前干潟クリーン大作戦は、中日新聞、読売新聞に掲載されました。

中日新聞はこちらから

読売新聞はこちらから

 

また、藤前干潟クリーン大作戦翌日(5月29日(日))には、庄内川河口(野鳥観察館より少し上流)で不発弾の撤去作業が行われていました。

無事、撤去されたとのことです。(掲載写真は来館者の方から提供いただきました。)

ただ、不発弾はもうひとつみつかっており、こちらも準備が整い次第、撤去されるとのことです。→詳細は名古屋市HP

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ231、ダイサギ14、コサギ1、アオサギ20、マガモ5、カルガモ10、ヒドリガモ2、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ1、ミサゴ2、アオアシシギ2、ホウロクシギ4、コアジサシ11

 

明日の満潮時間 6時38分 潮位229cm

明日の干潮時間13時31分 潮位 38cm


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