観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カモ達が増えていきます。

2022-09-11 16:30:00 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時09分 潮位269cm

今日の干潮時間12時36分 潮位 37cm

昨日は一般の方々と「渡り鳥調査隊」を行いましたが、今日は9月度の藤前干潟周辺鳥類調査を行いました。

藤前干潟全域の調査で、昨日より広範囲の調査だったので、多くの鳥たちがカウントされました。

庄内川にはすでに飛来しているコガモに続いて、ハシビロガモの17羽飛来があった他、シマアジも7羽が確認されました。

また、今日も昨日と同じく引き初めにオグロシギ5羽を確認できました。オオソリハシシギは庄内川導流堤の干潟で6羽が確認されています。

アカアシシギも引き続き5羽が飛来しています。

一度は抜けていなくなっていたキリアイも1羽が新たに飛来したようです。

ソリハシシギの群れの中にフラッグを付けた個体を見つけました。

右足にメタルリング、左足関節下に青と白のフラッグが確認でき、宮城県 鳥の海でフラッグを付けられた個体のようです。

干潮時間が過ぎた頃、観察館前に干出した干潟にアマサギが3羽飛来しました。

これから稲が実った田んぼでイナゴを追う姿をよく見るサギの仲間ですが、汽水域の干潟では珍しいサギです。

引き初め、シギ・チドリが飛来した水路際のヨシの中で動く小鳥を見つけました。

先月の調査の時も昨日も「何か葦原の中から地鳴きがするなぁ?」と思っていましたが姿を確認できませんでした。

今日は水際の開けたヨシに頻繁に出てきます。

一度見失っても、シギを数えているとスコープの中に入ってきます。

どうやら水際まで下りてきて、水面を飛ぶ虫を捕えているようです。

オオヨシキリでは無いと思っていましたが、凸型の尾の形からセンニュウの仲間のようです。

見慣れない鳥なので自信は無いですが、シマ?かなぁと思っています。

詳しい方、よろしくお願いします。

今日も、数ヵ所からこの鳥の地鳴きが聞こえていたので、移動途中に葦原に飛来しているはずです。

 

来週末は小潮で干潮時間が明け方と夕方で、干潟の野鳥観察には適さない週末になりますが、

来週末は再び観察に適した潮周りになります。

9月23日(金・祝)~25日(日)は、「秋の野鳥イベント2022」を開催します。

こちらにもぜひご参加ください。

★9月23日(金・祝)~25日(日)秋の野鳥イベント2022@名古屋市野鳥観察館

 

9月11日 名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会実施 藤前干潟周辺鳥類調査でカウントされた主な野鳥
カワウ4,751、アマサギ3、ダイサギ162、コサギ13、アオサギ148、マガモ87、カルガモ328、コガモ36、オナガガモ6、シマアジ7、ハシビロガモ17、ホシハジロ4、キンクロハジロ1、スズガモ8、ミサゴ6、トビ2、ハヤブサ1、コチドリ2、シロチドリ19、ダイゼン23、トウネン5、ハマシギ44、コオバシギ2、オバシギ19、キリアイ1、アカカシシギ5、コアオアシシギ17、アオアシシギ103、イソシギ18、ソリハシシギ54、オグロシギ5、オオソリハシシギ6、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ9、オオハシシギ5、オオセグロカモメ1、ウミネコ91 他  合計47種 6,182羽

 

明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の満潮時間 6時49分 潮位269cm
月曜日の干潮時間13時08分 潮位 50cm

火曜日の満潮時間 7時27分 潮位261cm
火曜日の管長時間13時36分 潮位 70cm


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