藤前干潟
今日の満潮時間10時53分 潮位197cm
今日の干潮時間15時59分 潮位151cm
今日はとてもさわやかなお天気で、稲永公園を散策される方も多かったです。
藤前干潟は潮が悪かったですが、多数のカワウが風を切って(音もしますよ)、東の方から庄内川に一斉に下りてくる様子や、その後大群で追い込み漁をしているダイナミックな光景が繰り広げられていました。
また、ハヤブサが狩りをしている場面も観察でき、種類は分からないのですがシギ・チドリの仲間を1羽捕まえて、導流堤で羽をむしって食べているのも見られました。
そして、今日の午前中はお隣の稲永ビジターセンターで、藤前干潟ふれあい事業「干潟のカニやハゼをかんさつしてみよう!」が行われていました(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。
このイベントの講師は、藤前干潟と同じく、名古屋港にある名古屋港水族館の中嶋清徳さん(↓スクリーンの左に立つ方)。
子どもたちにもわかりやすいように、映像・画像と実物を使いながら、藤前干潟にいるカニの代表の「コメツキガニ」と、魚の代表「マハゼ」の観察とおはなしをしてくださいました。
こちらはコメツキガニの巣穴と、砂団子↓。水槽に敷かれた泥の中にコメツキガニが作った巣穴と砂団子を、虫眼鏡で見たり、手で触ったりしながら観察しました。
さらに、実物のコメツキガニとマハゼを見ながらスケッチもしました。みんな、真剣に観察しながら上手にスケッチしていましたよ。
マハゼたち↓。このマハゼは、中嶋さんが水族館の奥でこの日のために飼育していたものだそうです。
今回は干潟には行きませんでしたが、屋内で実物をじっくり観察することができて、カニや魚のことをよく知ってもらえたのではないでしょうか。
大人である私も勉強になることが多くありました。
藤前干潟ふれあい事業では、これからも干潟の生きものに関する講座を行います。
直近では、11月16日(土)に、音楽と野鳥をテーマにした藤前干潟の音カフェ「音でえがく藤前干潟」を稲永ビジターセンターで開催します。
ご参加お待ちしています。
【明日はウォーキングイベントがあります!】
明日、10月6日(土)は、駅ちかウォーキング2019秋「あおなみ線開業15周年記念イベントを楽しもうコース」が開催されます(主催:名古屋市交通局、あおなみウォーク2019秋)。→詳細は名古屋市交通局のHP、もしくは、あおなみ線のHP(PDF)
地下鉄東海通駅を出発して、名古屋市防災センターや藤前干潟・稲永公園(野鳥観察館、稲永ビジターセンター)などを通り、潮凪車庫を目指すコース(約9.5km)です。潮凪車庫では、あおなみ線開業15周年記念イベントが行われます。
明日は天気が良く、絶好の行楽日和になりそうです。
熱中症にはまだ気を付けながらも、ぜひぜひご参加ください。
今日観察できた主な野鳥 カワウ3,099、ダイサギ29、コサギ2、アオサギ16、マガモ52、カルガモ77、コガモ322、ヒドリガモ1、オナガガモ299、ハシビロガモ4、キンクロハジロ1、スズガモ1、ミサゴ11、ハヤブサ1、イソシギ1、オグロシギ11、オオソリハシシギ10、ホウロクシギ1
明日の満潮時間12時37分 潮位188cm
明日の干潮時間18時00分 潮位162cm
※明後日(10月7日(月))は休館日です。
明後日の満潮時間14時34分 潮位194cm
明後日の干潮時間 6時48分 潮位102cm
8日(火)の満潮時間15時30分 潮位207cm
8日(火)の干潮時間 8時19分 潮位 97cm